2015年2月12日オーストラリアオーストラリア・リートについてオーストラリア・リート市場、利下げ局面の展開は？低金利環境の継続はリート市場に追い風になると期待されます。過去の利下げ局面においても、リーマン・ショック後を除き、リート市場は大幅に上昇しています。 ■緩和的な金融環境が続く見通しのなか、比較的高い成長率や配当利回りの高さ、配当の増加期待などが好感され、オーストラリア・リート市場は上昇基調が続くことが期待されます。 1600 ■また、主要国と比べ高い金利水準や日銀の強力な金融緩和が継続する見込みであることなどから、豪ドル円レートは円安豪ドル高の傾向が続くと期待されます。【オーストラリアのリート指数と政策金利の推移】（ポイント）利下げ局面（96/7～98/12）リート指数の騰落率：＋61％政策金利の変化幅：▲2.75％利下げ局面（01/2～01/12）リート指数の騰落率：＋12％政策金利の変化幅：▲2.00％利下げ局面（08/9～09/4）リート指数の騰落率：▲50％政策金利の変化幅：▲4.25％（％）利下げ局面（11/10～15/2 ？）リート指数の騰落率：＋102％政策金利の変化幅：▲2.50％ 10 8 1200 オーストラリアの政策金利（右軸） 6 800 4 オーストラリア・リート指数（左軸） 400 リーマン・ショック（08/9）世界的な景気後退もあり全体として配当が減少し、市場は大幅に下落。 0 95/1 2 利下げ局面継続か？ 0 97/1 99/1 01/1 03/1 05/1 07/1 09/1 11/1 13/1 15/1 （年/月） (注）データは1995年1月1日～2015年2月10日。オーストラリア・リート指数はGPR 250 REIT オーストラリア指数（配当込み、現地通貨ベース）。オーストラリアの政策金利は、RBA Official Cash Rate 誘導目標。網掛け部分は、豪州の利下げ局面。 (出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 ■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨･勧誘するものではありません。■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■当資料にインデックス･統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。