平成 27 年 2 月 16 日 政府調達へのベンチャー企業参入に向けて、ITベンチャー企業による 経済産業省内システムの実証的開発・導入を開始しました 平成 26 年 12 月、省内システムの実証的開発・導入を行っていただくため企業を選 定するコンテストを実施しました。IT ベンチャー企業 10 社からソリューションをご提 示いただき、職員投票を含む審査の結果、株式会社トライフォートのソリューション を選定いたしましたので、今後、当社と共同で省内での実証事業を行ってまいりま す。 1.事業概要 本事業は、政府の IT 調達へのベンチャー企業参入促進と省内システムを利用した業 務改革について、以下の3つの目的の実現に向け、ベンチャー企業と政府が共同で 取り組むプロジェクトです。 政府IT調達へのベンチャー企業参入促進 課室を越えた双方向型コミュニケーションツールの導入 当省職員目線のシステム開発を目指す、アジャイル型開発の試行 具体的には、以下の取組を実施することで、IT ベンチャー企業が持つ技術シーズ (実績は少ないものの、今後のポテンシャルが期待される高度な技術等)と、政府が 持つ業務改革の問題意識(業務改革を行う上で有用な、新たな技術やシステムの適 用可能性を検証したい等)をすり合わせ、政府内にITベンチャー企業の技術力を活 用したツールを実証的に開発・導入することを目指します。 ① 業務改革に関する IT ベンチャー企業と職員との対話イベント (IT ベンチャー企業が省内職員の業務実態をヒアリング) ② 実証事業のパートナーとなる IT ベンチャー企業を選定するコンテスト (省内職員による投票を含め、内容・体制等を審査) ③ IT ベンチャー企業のソリューションを実証開発・導入し効果を検証 (アジャイル型で、職員目線のユーザーインターフェース等を事業者と密に調整) 平成 26 年 12 月に、①IT ベンチャー企業との対話イベント及び②コンテストを開催し、 総合的な審査の結果、株式会社トライフォートのソリューションを選定することとなり ました。現在、同社と共同で③システムの実証開発・導入を行っています。 2.IT ベンチャー企業からご提示いただいた優れたソリューション(一部ご紹介) コンテストでは、ITベンチャー企業 10 社からソリューションをご提示いただきました。 当該コンテストにおいて、今回選定した株式会社トライフォート以外にも、優れたソリュ ーションをご提示いただいており、以下にご紹介させていただきます。 ○株式会社 PKSHA Technology (高度な技術力を活かしたソリューション:AI を活用した独自の自動回答システム) ○株式会社 Sprocket (エンドユーザー目線のインターフェース:経済産業職員のユーザー投票で一位 を獲得) ○タイムカプセル株式会社 (エンタープライズ向けの豊富な開発経験を有する体制:当省システム担当の審 査により開発体制の評価で一位を獲得) 3.今後のスケジュールについて システム開発・実証 ~平成 27 年 3 月末まで 成果の公表 平成 27 年 4 月以降 (本発表資料のお問い合わせ先) 商務情報政策局情報プロジェクト室長 和田 担当者:宮里 電話:03-3501-1511(内線 3951) 03-3501-2964(直通) 大臣官房政策評価広報課長 前田 担当者: 津脇、西本 電 話:03-3501-1511(内線 2261) 03-3501-1042(直通) 大臣官房情報システム厚生課 担当者: 鈴木 電 話:03-3501-1511(内線 2312) 03-3501-0625(直通)
© Copyright 2024 ExpyDoc