大分県臼杵市 二王座歴史の道 (行政)臼杵市都市デザイン課 歴 商店 商店街 歴史再生 歴史を感じる 行政について 1.まちづくり団体との関わり 事業検討組織へ の参加要請 事業計画策定にあたり,まちづくり団体関係者に臼杵 市の検討組織へ参加していただき,経験やまちづくりへ の強い思いを参考とさせてもらっている。 2.地域住民との合意形成を図る際の進め方 各専門分野で知 識豊富な人との 交流 歴史的な経緯,現地での活動による地域の良さを知っ ている方,専門的知識を持つ地元建築士会の方との意見 交換を行った。 まちなみの現地調査を依頼したり,一緒に同行するこ とで臼杵の良さや目指すところを十分認識し,各種施策 に取り組んできた。 まちづくりについて 1.行政の役割 支援・補助 団体活動で出た行政への意見,提言を受け,行政とし て必要な支援や事業実施を行った。 2.まちの整備と費用 道路 13億円 建物 25億円 公園・広場 9億円 道路整備は,道路の石畳化や無電柱化を行い,建物の 再生事業は,国登録有形文化財等の修復・改修工事や臼 杵城跡の保存整備事業を行っている。 3.利用した補助事業 ・身近なまちづくり支援街路事業(国土交通省) ・街なみ環境整備事業(国土交通省) ・まちづくり交付金事業(国土交通省) ・中心市街地活性化事業(経済産業省)※商工部局で実施 ・商業地域景観形成事業(県補助) ワークショップについて 1.行政の役割 事務局 事務局としてワークショップを運営し,場所や人の調 整を行った。 役割としては,各種情報の提供とワークショップで出 た意見を調整し,施策に反映させた。 (まちづくりの計画をわざと欠陥のある形で提案し,議 論してもらうと案外良い結果となる) 2.アドバイザー,ファシリテーター等の情報提供 なし 情報提供は行っていないが,行政と地域住民双方のこ とを理解し,摺合せができる人物を起用すると良い。 まちなみについて 1.整備後のPR方法 観光部局において,パンフレット等を作成し,情報提 供している。 臼杵市民にも八町大路周辺が臼杵の特徴的な場である という認識が高まっている。 ・観光パンフレット ・散策マップ ・観光協会HP 2.来訪者増加対策 まちなみ散策に訪れる人は増加しており,拠点施設を まちの入口に整備したり,施設の一部を無料化するなど している。 ・拠点施設整備 ・施設の一部 無料化 3.地域住民からの苦情 高齢化や人口減少により,建築物の維持管理方法や空 き家の増加に関する問い合わせがあるが,景観助成制度 や空き家条例を制定し,景観を保全するための建築物の 維持修繕費用や空き家改修費用の助成を行って,建築物 の維持と新規居住者を促している。 ・建物の維持管理 ・空き家の増加 臼杵市内のまちなみ 江戸時代をそのまま切り取ったような風景
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