平成 26 年における労働災害発生状況 ― 12 月末 ―

平成 26 年における労働災害発生状況
―
12 月末 ―
平成 27 年1月
名瀬労働基準監督署
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概況
死傷災害については、平成 26 年 12 月末現在、78 人で前年同期に比べて
11 人、16.4%増加している。
死亡災害については、平成 26 年 12 月末現在、3人で前年同期に比べて
2人、200.0%増加している。
重大災害は発生していない。
2 死傷災害の発生状況
(1)業種別発生状況
ア 第三次産業では、死傷者数は 29 人となっており、前年同期に比べ 5
人、20.8%増加している。
イ 第三次産業のうちの小売業では、死傷者数4人となっており、前年
同期に比べ△2人、33.3%減少している。
ウ 第三次産業のうちの社会福祉施設では、死傷者数は5人となってお
り、前年同期に比べ△3人、37.5%減少している。
エ 第三次産業のうちの飲食店では、前年同期で発生していなかったも
のの、1 人となっている。
オ 陸上貨物運送事業では、死傷者数は2人となっており、前年同期に
比べ△2人、50.0%減少している。
カ 建設業では、死傷者数は 20 人となっており、前年同期に比べ2人、
11.1%増加している。
キ 製造業では、死傷者数は 10 人となっており、前年同期に比べ4人、
66.7%増加している。
ク 林業では、死傷者数は6人となっており、前年同期に比べ2人、
50.0%増加している。
(2)事故の型別発生状況
ア 全産業において、事故の型別で死傷者数が最も多いのは、
「転倒」で
15 人(19.2%)、次いで「墜落・転落」が 12 人(15.4%)、
「はさまれ・
巻き込まれ」が 10 人(12.8%)、
「切れ・こすれ」が9人(11.5%)とな
っている。
イ 第三次産業のうち小売業における事故の型別の死傷者数は、「転倒」
が3人(75.0%)、「切れ・こすれ」が 1 人(25.0%)となっている。
ウ 第三次産業のうちの社会福祉施設における事故の型別の死傷者数は、
「転倒」が4人(80.0%)、
{動作の反動・無理な動作}が 1 人(20.0%)
となっている。
オ
陸上貨物運送事業における事故の型別の死傷者数は、
「飛来・落下」
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が1人(50.0%)、「激突され」が1人(50.0%)となっている。
カ 建設業における事故の型別の死傷者数は、「墜落・転落」が6人
(30.0%)、
「切れ・こすれ」が5人(25.0%)、
「はさまれ・巻き込まれ」
が4人(20.0%)、「飛来・落下」が2人(10.0%)となっている。
キ 製造業における事故の型別の死傷者数は、「はさまれ・巻き込まれ」
が3人(30.0%)、「墜落・転落」が2人(20.0%)となっている。
ク 林業における事故の型別の死傷者は、
「飛来・落下」及び「切れ・こ
すれ」がそれぞれ2人(33.3%)、
「転倒」及び「その他」がそれぞれ 1
人(16.7%)となっている。
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死亡災害の発生状況
ア 建設業で 1 件(事故の型:墜落・転落)発生している。
イ 水道業で 1 件(事故の型:その他(ハブ咬傷))発生している。
ウ 水産業で 1 件(事故の型:おぼれ)発生している。
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