テロをなくすために - ザ・リバティWeb/The Liberty Web

発行 : 幸福の科学出版株式会社
[火]
2│10
2015 年
こり、
どうすればなくせるのでしょうか。幸福の科学グルー
に衝撃を与えました。イスラム過激派によるテロはなぜ起
過激派組織﹁イスラム国﹂による日本人人質事件は、世界
人を皆殺しにするのだから、よっぽ
いのものを持っていたと思う。民間
に対する憎しみとほとんど同じぐら
したいという気持ちは、イスラム国
と、冷静な対応を呼びかけました。
落とせるものではない」
(注1所収)
ど悪魔の塊でもいると思わなければ
﹁ イスラム国﹂指導者・ バ
プ・大川隆法総裁 はこのほど、
グダディの霊言、人質となった日本人2人の霊言を相次い
で収録し、テロの真相と解決への道筋を示しました。
ています。テロには賛同しないも
また、ほとんどのイスラム教徒
は、
欧米諸国に潜在的な不満を持っ
るため、
「欧米が正義」で「
『イス
歴史的、民族・人種的な問題があ
中 東 紛 争 の 背 景 に は、 宗 教 的、
日本は
「世界的正義」
を示せ
ています。これを機に「イスラム
のの「イスラム教に基づく国家建
ラム国』が悪の権化」という見方
述べました。
国 」へ の 空 爆 も 強 化 さ れ、 多 く の
設」という「イスラム国」の大義に
人質事件によって「イスラム国
は悪の権化」という論調が高まっ
人が亡くなっています。
は共鳴する面もあるようです。イ
みを増幅させればイスラム教徒の
ることがひとつの証拠です。
スラム国が勢力を拡大し続けてい
としても、不信と憎しみを取り除
す。
「イスラム国」を壊滅させた
は一方的でバランスを欠いていま
も ち ろ ん、
「イスラム国」の行
為は許されません。しかし、憎し
排斥運動にもつながりかねず、新
ラム国」は出てくるでしょう。
かない限り、第二、第三の「イス
たな悲劇を生みます。ここは冷静
さらに、ナイフで人質を殺せば
テロで、ミサイルで数千人の命を
に考える必要があるでしょう。
ので 、彼らが何とか生きていけるよ
派が迫害を受けていることは事実な
いくことは悪としつつも「スンニ
スラム国」の支配地域が広がって
相に迫る』
(注1)において、
「イ
大川総裁は、
『スピリチュアル・
エキスパートによる徹底検証
「イスラム国」日本人人質事件の真
たのが「イスラム国」です。
ンニ派を取り込んで勢力を拡大し
枢から追い出されたイスラム教ス
イン政権を倒した後、新政権の中
実です。アメリカがイラクのフセ
国」はアメリカが生んだという事
まず指摘したいのは、
「イスラム
器を十分に持っていない彼らの抵
ローズアップされますが、近代兵
「イスラム国」の残虐性だけがク
民間人が虐殺されました。
いされて、原爆や大空襲で多くの
かいましたが、欧米からは悪魔扱
国力を高め、正当な方法で立ち向
るのではないでしょうか。日本は
数年前の日本と似ていると言え
民地支配を打ち破るために戦った
こうして見ると、
「イスラム国」
が置かれている立場は、欧米の植
(注2所収)
。
されている」と 不 満 を 表 し ま し た
あるいはそれを超える万の単位、殺
は、女 子 供・民間人 を 含 め、 数 千、
指導者・バグダディの霊は、
「我ら
し示し、悲劇の連鎖を止める責務
「 ワ ー ル ド・ ジ ャ ス テ ィ ス 」 を 指
こそ、世界のリーダー国家として
スラム教にも敵対していない日本
キリスト教にもユダヤ教にも、イ
日本が今なすべきは、憎しみを
増 幅 さ せ る こ と で は あ り ま せ ん。
なりません。
宗教的真実にも目を向けなくては
の神の心から流れ出てきたという
す。何よりも、世界宗教はひとつ
くの面でイノベーションが必要で
スラム教国には、女性の扱いや時
を改めていくべきです。一方、イ
欧 米 諸 国 は、 過 去 の 植 民 地 政
策を反省し、人種差別的な価値観
正義)
」を見抜く智慧が必要です。
奪えば残虐ではないのでしょう
憎 し み の 連 鎖 を 止 め る に は、
か。 こ れ に つ い て「 イ ス ラ ム 国 」 「ワールド・ジャスティス(世界的
うな体制をつくること自体は、国連
抗手段は限られているのです。
があるのです。
「イスラム国」はなぜ
テロを起こすのか
とか、いろいろなところが入って、考
大川総裁は、
「日本に原爆を落と
1,512 円(税込)
1,512 円(税込)
マスコミが報じない「事実」を世
界に伝えるネット・オピニオン番
組。「イスラム国」問題に関す
る番組を配信中。
書店にて発売中
書店にて発売中
注2:
「イスラム国」指導者・バ
グダディの霊言を収録。マスコ
ミでは報じられないバグダディ
の本音を知ることは、冷静な議
論を進める一助となる。
(大川隆法著 幸福の科学出版刊)
注1:
「イスラム国」の人質とな
り、殺害された日本人2人の霊
言を収録。大川隆法総裁が「イ
スラム国は悪魔」
「欧米は正義」
という見方に一石を投じ、
「ワー
ルド・ジャスティス」を示す。
(里村英一 / 綾織次郎 編著
幸福の科学出版刊)
「ザ・リバティWeb」で、それぞれの霊言について
Web 限定の記事を配信中です。是非ご覧ください。
代に合わない戒律や慣習など、多
えてあげるぐらいの義務はある」と
70
3
March 2015 No. 241
[ ]
テロをなくすために
「イスラム国」
は
悪魔なのか?
大川隆法総裁の著書
世界を揺るがした「パリ新聞社襲撃テロ事件」
イスラムの立場から観た風刺画問題の核心
「イスラム国」事件の核心と、
指導者の知られざる本心に迫る!
天上界のムハンマドが、怒りの反論を唱える!
なぜテロによる報復をくり返すのか?
そして、日本に対する意外な見方とは?
ムハンマドよ、
パリは燃えているか。
イスラム国
― 表現の自由 VS. イスラム的信仰 ―
“カリフ”
バグダディ氏に
直撃スピリチュアル・インタビュー
著者:大川隆法 1,512 円(税込)発行/幸福の科学出版
著者:大川隆法 1,512 円(税込)発行/幸福の科学出版
月刊「ザ・リバティ」最新刊!
全国書店にて発売中
特集
イスラム・テロをなくす道
スッキリわかる中東問題【後編】
■インタビュー
ジョージタウン大学教授
ジョン・ルイス・エスポジット
北米イマーム連盟議長
オマール・シャヒン
Part 1イスラム なぜテロが止まらないのか
Part 2 ユ ダ ヤ なぜユダヤ人向け食品店が狙われたのか
Part 3 宗教融和 イスラム教とユダヤ・キリスト教は平和共存できるか
コロンビア大学教授
ナクム・シッカーマン
アメリカ・カトリック大学教授
ジェリー・ミューラー
ジョージタウン大学教授
チェスター・L・ギリス
0」も描かなかった真実 日本軍は世界一人道的だった
「永遠の
本誌ウェブ版では最新ニュースを毎日配信中(一部有料)
。
本誌バックナンバーもご覧になれます。
the-liberty.com
ザ・リ バ ティ
検索
マスコミが報じない「事実」を世界に伝えるネット・オピニオン番組
ザ・ファクト
よく分かる中東問題シリーズ
③ 宗派対立から見た「イスラム国」
① イスラム国(IS)
とは何か?
②「イスラム国」はアメリカによってつくられた!? ④「イスラム国」が性奴隷を正当化 !?
YouTube にて 好評配信中!
THE
FACT×TheLiberty「イスラム国」
問題の深層
~欧米中心主義の中東政策の限界
過激さと残忍さを増す
「イスラム国」
ですが、
問題のすべてを
「イスラム国」のみを悪だと片付ければ
済むことなのでしょうか。
なぜ「イスラム国」
は欧米に対して戦いを挑んでいるのでしょうか。
そこに大義はあるのでしょうか。
今回、番組では大手マスメディアでは語られない
「イスラム国」
の大義と欧米中心思想の問題点に迫ります。
検索
【出演】
里村英一(幸福の科学広報局専務理事)
綾織次郎(月刊「ザ・リバティ」編集長)
城取良太(幸福実現党山形県本部副代表)
パソコンおよびスマートフォンでご覧いただけます。
www.youtube.com/user/theFACTtvChannel