平成27年度福岡県公報作成業務委託契約書(案) 福岡県(以下「甲」という。)と (以下「乙」という。)との間に、 平成27年度の福岡県公報(緊急に発行を要する場合で第3条第2項の指示をしないときに 甲が作成するものを除く。以下「県公報」という。)の作成について次のとおり契約を締結 する。 (総則) 第1条 乙は、この契約及び別紙仕様書の定めるところにより、県公報の作成を行うものと する。 2 県公報の規格、単価等は、別表のとおりとする。 (契約保証金) 第2条 契約保証金は、福岡県財務規則(昭和39年福岡県規則第23号)第170条の規 定により減免できる場合のほかこれを徴する。 (原稿渡し) 第3条 甲は、県公報の原稿を原則として発行日の7日前(土曜日、日曜日、国民の祝日に 関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日及び12月29日から翌年の1 月3日までの日(以下「県の休日」という。)を除く。)までに総務部行政経営企画課に おいて乙に渡すものとする。ただし、公示日の定めのないものであって、特に原稿量が多 いものについては、乙と協議の上、発行日を定めるものとする。 2 前項の規定にかかわらず、緊急に発行を要する場合は、直ちに、作成を指示することが ある。この場合、乙は、これを拒むことができない。 3 第1項ただし書及び前項の場合において、作成単価の増額は行わないものとする。 (納期限、納入場所等) 第4条 乙は、発行日の2日前(県の休日を除く。)午前10時までに、当該県公報の校了 データを記録したCD-R等の記録媒体を総務部行政経営企画課に納入するものとする。 (目録) 第5条 乙は、各月ごとに、甲の指示により目録を速やかに作成しなければならない。 (校正) 第6条 条例、規則その他甲の指示するものは、甲において校正し、その他のものは、乙の 責任校正とする。 (報告) 第7条 甲は、必要に応じ、乙に対し、県公報の作成について書類の提出又は報告を求める ことができる。 (秘密の保持) 第8条 乙は、この契約の履行に関し、業務上知り得た秘密を他人に漏らしてはならない。 (権利の譲渡禁止) 第9条 乙は、この契約上の権利を第三者に譲渡し、又は承継させてはならない。 16 (代金の支払) 第 10 条 県公報の代金は、乙において1か月ごとに代金を計算して請求し、甲は、所定の手 続を経て支払うものとする。 2 契約解除の場合において、納入済みの現品があるときは、甲は、この契約に規定する単 価により計算した代金を乙に支払うものとする。 3 甲は、甲の都合により作成作業進行中、作成を中止させ、又は作成完了後、納入を取り 消した場合は、甲乙協議の上、相当額を乙に支払うものとする。 (遅滞損害金) 第 11 条 甲は、乙が正当な理由がなく、納期限までに現品を納入しない場合は、遅滞損害金 を徴収することができる。 2 前項の遅滞損害金は、履行期限の翌日から起算して遅滞日数に応じ、1年につき未納部 分の代金の2.9パ-セントに相当する金額とする。 (契約の解除) 第 12 条 甲は、次の各号の一に該当するときは、任意にこの契約を解除することができる。 この場合において解除により乙に損害があっても、甲は賠償の責めを負わない。 (1) 乙が履行期限までに履行を終わる見込みがないと認めたとき。 (2) 天災地変その他乙の責めに帰すべき理由によらないで履行期限までに履行できないと 認めたとき。 (3) 乙が誠意がなく、完全に契約の履行を終わる見込みがないと認めたとき。 (4) 履行に関し不正の行為があると認めたとき。 2 前項の規定にかかわらず、甲は、この契約に関して乙が次の各号の一に該当するときは、 契約を解除することができる。 (1) 公正取引委員会が、乙に私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22 年法律第54号)第3条の規定に違反する行為(乙を構成事業者とする事業者団体の同 法第8条第1項第1号の規定に違反する行為を含む。以下「独占禁止法違反」という。) があったとして同法第49条1項に規定する排除措置命令を行い、かつ、当該排除措置 命令が同条第7項又は同法第52条第5項の規定により確定したとき。 (2) 公正取引委員会が、乙に独占禁止法違反があったとして同法第50条第1項に規定す る課徴金の納付を命じ、かつ、当該納付命令が同条第5項又は同法第52条第5項の規 定により確定したとき。 (3) 公正取引委員会が、同法第66条第1項の規定により審判請求を却下したとき、又は 同条第2項の規定により審判請求を棄却したとき。 (4) 乙又は乙の代表者、代理人、使用人その他の従業員が刑法(明治40年法律第45号) 第96条の3又は同法第198条の規定による刑が確定したとき。 (暴力団の排除) 第 13 条 甲は、警察本部からの通知に基づき、乙が次の各号の一に該当するときは、契約を 解除することができる。この場合において解除により乙に損害があっても、甲は賠償の責 めを負わない。 17 (1) 計画的又は常習的に暴力的不法行為等を行い、又は行うおそれがある組織(以下「暴 力的組織」という。)であるとき。 (2) 役員等(乙が個人である場合にはその者を、乙が法人である場合にはその法人の役員 (役員として登記又は届出がされていないが、事実上経営に参画している者を含む。以 下この条において同じ。)をいう。以下同じ。)が、暴力的組織の構成員(構成員とみ なされる場合を含む。以下「構成員等」という。)となっているとき。 (3) 構成員等であることを知りながら、構成員等を雇用し、又は使用しているとき。 (4) 自社、自己若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を与える目的を もって、暴力的組織又は構成員等を利用したとき。 (5) 暴力的組織又は構成員等に経済上の利益又は便宜を供与したとき。 (6) 役員等又は使用人が、個人の私生活上において、自己若しくは第三者の不正の利益を 図る目的若しくは第三者に損害を与える目的をもって、暴力的組織若しくは構成員等を 利用したとき、又は暴力的組織若しくは構成員等に経済上の利益若しくは便宜を供与し たとき。 (7) 役員等又は使用人が、暴力的組織又は構成員等と密接な交際を有し、又は社会的に非 難される関係を有しているとき。 (違約金) 第 14 条 2 甲は、乙の責めに帰すべき理由により契約を解除したときは、違約金を徴収する。 前項の違約金の額は、別表記載の単価に、本契約において甲が示した予定発注数量を乗 じた額の100分の10に相当する金額とし、この違約金の徴収は、甲の損害賠償の請求 を妨げない。 (賠償の予定) 第 15 条 乙は、第12条第2項及び第13条の規定により甲が契約を解除することができる ときにおいては、契約を解除するか否かを問わず、別表記載の単価に、本契約において甲 が示した予定発注数量を乗じた額の100分の20に相当する金額を賠償金として甲の 指定する期間内に甲に支払わなければならない。契約の履行が完了した後も同様とする。 ただし、甲が支払う必要がないと認めるときは、この限りでない。 2 前項の規定は、甲に生じた実際の損害額が同項に定める金額を超える場合において、甲 が当該超える金額を併せて請求することを妨げるものではない。 (補則) 第 16 条 この契約に定めるもののほか、この契約の履行に関し、必要な事項は、福岡県財務 規則の定めるところによる。 (協議) 第 17 条 この契約に定めのない事項について定める必要が生じたとき又はこの契約に定め る事項について疑義が生じたときは、甲乙協議の上、定めるものとする。 18 この契約の証として、本書2通を作成し、甲乙記名押印の上、各自その1通を保有する。 平成27年 月 日 甲 福岡県 代表者 乙 19 福岡県知事 小 川 洋 別表 規 格 A4判 単 価 片面1枚 円 銭 (うち、取引に係る消費税及び地方消費税の額 活字の書体 円 銭) 細明朝体(整理見出し、条例・規則・告示番号等はゴシック体と する。題号、公報番号及び発行日付は、甲が別途指示する。) 活字の大きさ 9ポイント(表等は8ポイント) 発 毎週火、金曜日(県の休日を除く。)。ただし、随時、増刊又は 行 日 号外を発行することがある。 契 約 期 間 注1 2 平成27年4月1日から平成28年3月31日まで 単価には、成果物の作成に要する費用の一切を含むものとする。 その他別紙仕様書のとおり 20
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