[ 特 記 事 項 ] (一括委任又は一括下請負の禁止) 第1条 受託者(以下、「乙」という。)は、この契約の履行について、業務の全部又は 大部分を一括して第三者に委任し、又は請け負わせてはならない。 (下請負人等の通知等) 第2条 乙は、業務の履行に際し、相当の理由があるため業務の一部を第三者に委任し、 又 は 請 け 負 わ せ る と き は 、委 任 し 又 は 請 け 負 わ せ よ う と す る 受 任 者 又 は 下 請 負 人 の 商 号 又 は 名 称 、委 任 し 又 は 請 け 負 わ せ る 業 務 の 内 容 及 び そ の 理 由 、そ の 他 委 託 者( 以 下 、「 甲 」 という。)が必要とする事項を書面をもって甲に通知しなければならない。 2 乙 が 前 項 の 規 定 に よ り 、業 務 の 一 部 を 第 三 者 に 委 任 し 、又 は 請 け 負 わ せ る と き は 、次 のとおりとする。 ( 1 ) 乙 は 、堺 市 入 札 参 加 有 資 格 者 の 入 札 参 加 停 止 等 に 関 す る 要 綱( 平 成 1 1 年 制 定 )第 2条第1項の規定による入札参加停止の措置を受けた者(以下「入札参加停止者」 と い う 。)及 び 堺 市 暴 力 団 等 排 除 措 置 要 綱( 平 成 2 2 年 制 定 )第 3 条 第 1 項 の 規 定 に よ る 入 札 参 加 除 外 の 措 置 を 受 け た 者( 以 下「 入 札 参 加 除 外 者 」と い う 。)並 び に 第6条の2第1項各号のいずれかに該当する者を受任者又は下請負人としてはな らない。 (2) 乙 は 、 当 該 第 三 者 の 行 為 の す べ て に つ い て 責 任 を 負 う も の と す る 。 3 甲 は 、乙 が 入 札 参 加 停 止 者 若 し く は 入 札 参 加 除 外 者 又 は 第 6 条 の 2 第 1 項 各 号 の い ず れかに該当する者を受任者又は下請負人としている場合は、乙に対して、当該委任又は 下 請 契 約 の 解 除 を 求 め る こ と が で き る 。当 該 契 約 の 解 除 を 行 っ た 場 合 に お け る 一 切 の 責 任は、乙が負うものとする。 (不当介入等に対する措置) 第3条 乙 は 、こ の 契 約 の 履 行 に 当 た り 暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 す る 法 律 ( 平 成 3 年 法 律 第 7 7 号 。以 下「 暴 対 法 」と い う 。)第 2 条 第 2 号 に 規 定 す る 暴 力 団( 以 下 単 に「 暴 力 団 」と い う 。)又 は 暴 対 法 第 2 条 第 6 号 に 規 定 す る 暴 力 団 員( 以 下 単 に「 暴 力団員」という。)から不当な介入(契約の適正な履行を妨げる妨害をいう。)又は不 当 な 要 求( 事 実 関 係 及 び 社 会 通 念 に 照 ら し て 合 理 的 な 理 由 が 認 め ら れ な い 不 当 又 は 違 法 な要求をいう。)(以下「不当介入等」という。)を受けたときは、直ちに甲に報告す るとともに、警察に届け出なければならない。 2 乙 は 、 受 任 者 又 は 下 請 負 人 が 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 か ら 不 当 介 入 等 を 受 け た と き は 、直 ち に 甲 に 報 告 す る と と も に 、 当 該 受 任 者 又 は 下 請 負 人 に 対 し て 、警 察 に 届 け 出 る よ う 指 導しなければならない。 3 甲は、乙、受任者又は下請負人が前2項に規定する不当介入等を受けたことによりこ の 契 約 の 履 行 に つ い て 遅 延 等 が 発 生 す る お そ れ が あ る と 認 め る と き は 、乙 が 前 2 項 の 規 定 に よ り 適 切 な 報 告 、届 出 又 は 指 導 を 行 っ た と 認 め ら れ る 場 合 に 限 り 、必 要 に 応 じ て 履 行期間の延長等の措置をとるものとする。 (検査) 第4条 乙 は 、業 務 が 完 了 し た と き は 、甲 に 対 し て 業 務 完 了 届 を 提 出 し な け れ ば な ら な い 。 2 甲は、前項の業務完了届を受理したときは、速やかに検査しなければならない。 3 前項の場合において、検査に要する費用は、乙の負担とする。 4 乙は、検査の結果、契約書類の記載内容と適合しない部分について甲から改善指示を 命ぜられたときは、直ちに当該部分の改善を行い、再検査を受けなければならない。 (契約代金の支払) 第5条 乙 は 、前 条 第 2 項 又 は 第 4 項 の 検 査 に 合 格 し た と き は 、契 約 代 金 を 、次 の と お り 甲に請求するものとする。 2 甲は、前項の規定による請求を受けたときは、支払請求書を受理した日から30日以 内に乙に支払わなければならない。 (甲の契約解除権) 第6条 甲 は 、 堺 市 契 約 規 則 (昭和50年規則第27号)第 4 3 条 に 定 め る も の の ほ か 、 乙 が次の各号のいずれかに該当するときは、契約を解除することができる。 (1)正 当 な 理 由 な く 契 約 を 履 行 し な い と き 。 (2)本 契 約 に 関 し て 乙 又 は 乙 の 従 業 員 に 、 不 正 又 は 不 当 な 行 為 が あ っ た と き 。 (3)業 務 履 行 上 の 過 失 、 不 手 際 が 度 重 な っ た と き 。 (4)契 約 の 履 行 に 当 た り 、甲 の 指 示 に 従 わ な い と き 、又 は そ の 職 務 の 執 行 を 妨 げ た と き 。 ( 5 )乙 に つ い て 、破 産 、 民 事 再 生 、 会 社 更 生 及 び 特 別 清 算 の い ず れ か の 申 立 て が あ っ た とき、又はこれと同視しうる経営危機に陥ったと認められるとき。 (6)前 5 号 に 定 め る も の の ほ か 、 乙 の 責 に 帰 す べ き 理 由 に よ り 、 契 約 の 目 的 を 達 成 す る ことができないと認められるとき。 2 乙は、前項の規定により契約を解除された場合は、契約金額(単価契約の場合は、契 約 単 価 に 予 定 数 量 を 乗 じ て 得 た 額 )の 1 0 0 分 の 1 0 に 相 当 す る 額 を 違 約 金 と し て 、甲 の指定する期限までに甲に支払わなければならない。 3 前項の規定は、甲に生じた現実の損害額が同項の違約金の額を超える場合において、 その超過分につき、甲が乙に対し損害賠償の請求を妨げるものではない。 第6条の2 甲は、乙が次のいずれかに該当するときは、契約を解除することができる。 (1 ) 役 員 ( 乙 が 法 人 で あ る 場 合 に は そ の 法 人 の 役 員 を 、 乙 が 個 人 で あ る 場 合 に は そ の 代 表者をいう。以下同じ。)又は使用人が暴力団員であるとき、又は暴力団員が経営 に事実上参加していると認められるとき。 (2 ) 役 員 又 は 使 用 人 が 自 己 、自 社 若 し く は 第 三 者 の 利 益 を 図 る 目 的 又 は 第 三 者 に 損 害 を 与える目的で、暴力団又は暴力団員を利用したと認められるとき。 (3 ) 役 員 又 は 使 用 人 が い か な る 名 義 を も っ て す る か を 問 わ ず 、暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 に 対 して、金銭、物品その他の財産上の利益を不当に与えたと認められるとき。 (4 ) 役 員 又 は 使 用 人 が 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 と 社 会 的 に 非 難 さ れ る 関 係 を 有 し て い る と 認められるとき。 (5 ) 第 5 条 の 2 の 規 定 に よ り 第 三 者 に 委 任 し 、又 は 請 け 負 わ せ よ う と す る と き の 契 約 に 当たり、その相手方が前各号のいずれかに該当する者であると知りながら、当該契 約を締結したと認められるとき。 (6 ) 堺 市 暴 力 団 等 排 除 措 置 要 綱 第 1 4 条 の 規 定 に よ る 勧 告 措 置 を 受 け た 日 か ら 1年 以 内 に再度の勧告措置を受けたとき。 2 乙は、前項の規定により契約を解除された場合は、契約解除を行った日が属する年 度にかかる契約金額(単価契約の場合は、契約単価に予定数量を乗じて得た額)の1 00分の10に相当する額を違約金として、甲の指定する期限までに甲に支払わなけ ればならない。 3 前項の規定は、甲に生じた現実の損害額が同項の違約金の額を超える場合において、 その超過分につき、甲が乙に対し損害賠償の請求を妨げるものではない。 (不正な行為等に係る賠償額の予約) 第7条 乙は、この契約に関して次の各号のいずれかに該当するときは、契約の解除にか かわらず、かつ、甲が損害の発生及び損害額を立証することを要することなく、乙は、 契 約 金 額 ( 長期継続契約の場合は、履行期間中の契約金額の総額。以下この条において同じ。) の 1 0 分 の 2 に 相 当 す る 額 に 、当 該 契 約 金 額 の 支 払 が 完 了 し た 日 か ら 政 府 契 約 の 支 払 遅 延 防 止 等 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 24年 法 律 第 256号 ) 第 8 条 第 1 項 の 率 で 計 算 し た 額 の 利 息 を 加 算 し た 額 を 損 害 賠 償 金 と し て 甲 に 支 払 わ な け れ ば な ら な い 。こ の 契 約 が 履 行 さ れ た 後についても、また同様とする。 (1)私 的 独 占 の 禁 止 及 び 公 正 取 引 の 確 保 に 関 す る 法 律( 昭 和 22年 法 律 第 54号 。以 下「 独 禁 法 」と い う 。)第 3 条 、第 6 条 、第 8 条 又 は 第 1 9 条 の 規 定 に 違 反 す る と し て 、独 禁 法 第 7 条 、第 8 条 の 2 又 は 第 2 0 条 の 規 定 に よ る 排 除 措 置 命 令( 独 禁 法 第 2 条 第 9 項 第 3 号 に 該 当 す る 行 為 及 び 不 公 正 な 取 引 方 法( 昭 和 5 7 年 公 正 取 引 委 員 会 告 示 第 1 5 号 )第 6 項 に 規 定 す る 不 当 廉 売 に 係 る も の を 除 く 。)を 受 け た 場 合 で あ っ て 、独 禁 法 第 8 章 第 2節に規定する手続を経て当該排除措置命令が確定したとき。 (2) 独 禁 法 第 3 条 、 第 6 条 、 第 8 条 又 は 第 1 9 条 の 規 定 に 違 反 す る と し て 、 独 禁 法 第 7 条 の 2 第 1 項( 独 禁 法 第 7 条 の 2 第 2 項 及 び 第 8 条 の 3 に お い て 読 み 替 え て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。)若 し く は 第 4 項 、第 2 0 条 の 2 、第 2 0 条 の 3 、第 2 0 条 の 5 又 は 第 2 0 条 の 6 の 規 定 に よ り 課 徴 金 の 納 付 命 令 を 受 け た 場 合 で あ っ て 、独 禁 法 第 8 章 第 2 節 に 規 定する手続を経て当該課徴金納付命令が確定したとき。 (3) 前 2 号 に 掲 げ る 場 合 の ほ か 、 独 禁 法 第 7 条 の 2 第 1 項 ( 独 禁 法 第 8 条 の 3 に お い て 読 み 替 え て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。)の 規 定 に よ り 課 徴 金 を 納 付 す べ き 場 合 で あ っ て 、納 付命令を受けなかったとき。 (4) 本 項 第 1 号 及 び 第 2 号 に 規 定 す る 審 決 に 対 し て 、 乙 が 独 禁 法 第 77条 第 1 項 の 規 定 に よ り 審 決 の 取 消 し の 訴 え を 提 起 し 、当 該 訴 え に つ い て 請 求 の 棄 却 又 は 訴 え の 却 下 の 判 決 が確定したとき。 (5) 乙 又 は そ の 役 員 、 使 用 人 そ の 他 こ れ ら に 類 す る 者 が 、 刑 法 ( 明 治 40年 法 律 第 45号 ) 第 96条 の 6 若 し く は 第 198条 又 は 独 禁 法 第 89条 第 1 項 若 し く は 第 95条 第 1 項 第 1 号 の 規 定に該当し、刑が確定(執行猶予の場合を含む。)したとき。 (6) 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 2 2 年 政 令 第 1 6 号 ) 第 1 6 7 条 の 4 第 2 項 第 2 号 に 該 当 すると甲が認めるとき。 2 前 項 ( 第 5 号 及 び 第 6 号 を 除 く 。 ) の 規 定 は 、独 禁 法 第 7 条 の 2 第 6 項 に 規 定 す る 事 前 通 知 の 対 象 と な る 行 為 で あ っ て 甲 が 特 に 認 め る も の に つ い て は 、こ れ を 適 用 し な い も のとする。 3 第 1 項 の 規 定 は 、甲 に 生 じ た 現 実 の 損 害 額 が 同 項 の 損 害 賠 償 金 の 額 を 超 え る 場 合 に お いて、その超過分につき、甲が乙に対し損害賠償の請求を妨げるものではない。 (契約の変更等) 第8条 甲は、翌年度以降において予算の減額又は削除があった場合は、当該契約を変更又は解除す ることができる。 (関係法令等の遵守) 第9条 乙は、電気事業法(昭和 39 年法律第 170 号) 、電気事業法施行規則(平成 7 年通商産業省 令第 77 号)等の関係法令、「自家用電気工作物の標準的な点検項目について(主任技術者制度の 解釈及び運用(内規)の一部改正) (平成 21 年 5 月経済産業省、原子力安全・保安院) 」等の通知 など、最新の関係法令等を遵守し、本契約を適切に履行すること。 ※契約保証金を徴収する場合のみ、次の条項を追加 (契約保証金) 第10条 乙 は 、 こ の 契 約 の 締 結 と 同 時 に 、現 金 又 は 国 債 、地 方 債 そ の 他 の 有 価 証 券 で 甲 が確実と認めるものにより、契約保証金を納付しなければならない。 2 契 約 保 証 金 は 、こ の 契 約 に 基 づ く 乙 の 契 約 初 年 度 に か か る 債 務 が 完 了 し た と き に 返 還 する。 3 契約保証金には利子を付さない。 (違約金等への充当) 第11条 第 6 条 第 1 項 及 び 第 6 条 の 2 第 1 項 の 規 定 に 基 づ き 、甲 が こ の 契 約 を 解 除 し た ときは、契約保証金は第6条第2項及び第6条の2第2項に定める違約金に充当する。 ま た 、第 7 条 の 規 定 等 に よ り 、甲 が 乙 に 対 し て 損 害 賠 償 債 権 を 有 す る と き も 同 様 と す る 。
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