柳島しおさい広場の移管後の運営の基本的な 考え方(素案

パブリックコメント手続(ご意見の募集)
柳島しおさい広場の移管後の運営の基本的な
考え方(素案)について
※ パブリックコメントとは、市が計画等を策定する際にその内容を公表し、市民の
みなさまから寄せられたご意見等を考慮して計画等の決定をしていくものです。
ご意見の募集期間
平成27年2月15日(日)~ 平成27年3月16日(月)
お問い合わせ:文化生涯学習部スポーツ健康課スポーツ担当
電話 0467-82-7136(直通)
茅 ヶ 崎 市
柳島しおさい広場の移管後の運営の基本的な
考え方(素案)について
文化生涯学習部スポーツ健康課
◇意見募集の実施
茅ヶ崎市では、神奈川県が管理する柳島しおさい広場(相模川流域下水道左岸処理場上
部利用施設)の管理権限を、平成28年4月に本市に移管するための作業を進めています。
このたび、柳島しおさい広場の移管後の運営の基本的な考え方(素案)がまとまりまし
たので、皆様からのご意見を募集し、寄せられたご意見に対する市の考え方を明らかにす
るとともに、ご意見を考慮した運営方法を定めてまいります。
〔移管の背景・効果〕
平成14年6月より順次供用開始された柳島しおさい広場(相模川流域下水道左岸処理
場上部利用施設)の維持管理については、整備工事完成後、施設の所在市である本市にお
いて行うことが流域市町と神奈川県で構成する相模川流域下水道事業連絡協議会で合意さ
れています。
今般、広場内の管理棟の建設(平成26年度末完了予定)をもって主要施設の整備を終
えることから、平成27年度の早い時期に神奈川県と基本協定を締結し、その後の協議、
細目協定の締結を経て、平成28年4月1日に管理権限を移管します。
管理権限の移管後は、柳島しおさい広場の維持管理を市が直接行うこととなり、柳島キ
ャンプ場をはじめとする近隣施設との連携や一体的利用を円滑に進めることができるよう
になります。
〔柳島しおさい広場の概要〕
(1) 所在地及び面積
茅ヶ崎市柳島 1900 番地に所在する相模川流域下水道左岸処理場の上部(覆蓋)を利
用した施設で、面積は約7haです。
(2) 主な施設
あずまや
草のはらっぱ、四阿(休憩所)、多目的広場(少年サッカーコート1面を含む)、テ
ニスコート(4面)、親水池、遊具、トイレ、駐車場(70台)などが整備されていま
す。今後、平成 26 年度末までに管理棟が建設され、平成28年4月の移管までにミニ
バスケット場が整備される予定です。
1
柳島しおさい広場平面図
(公益財団法人神奈川県下水道公社のホームページをもとに加筆修正)
(3) 施設の経緯
本施設は、昭和12年に都市計画決定された「湘南海岸公園」の区域に含まれるため、
当初神奈川県は、環境緑化等を趣旨とした広場を整備する考えでした。昭和45年の地
元団体からの要望や、その後の本市からの要望もあり、複合施設としての計画を策定し、
現在に至っています。
(4) 現在の施設利用について
全ての施設が無料です。テニスコートと少年サッカーコートについては、県の公共施
設利用予約システムを通じて、事前に予約を行う必要があります。
2
◇移管後の運営の基本的な考え方(素案)
現在、検討を進めている柳島しおさい広場の移管後の運営の基本的な考え方は次のとお
りです。
1
施設の位置付け等について
都市公園法(昭和31年法律第79号)に基づく都市公園として設置し、名称は「柳島
しおさい公園」とします。
都市公園は通常、常時開園していますが、柳島しおさい公園は下水処理場の上部を利用
しているため、施設管理の観点から夜間は閉園します。
開園時間は、体育施設の使用時間を踏まえ、3月、4月及び9月は午前6時から午後5
時45分まで、5月から8月までは、午前6時から午後6時45分まで、10月から2月
までは、午前7時から午後4時45分までとします。
〔解説〕
相模川流域下水道左岸処理場上部利用施設である柳島しおさい広場については、これ
まで都市公園としての位置付けはありませんでしたが、本市に移管後は、管理の適正化
を図るため都市公園として位置付けます。
また、公園であることを明らかにするため、名称に「公園」の文字を用いることとし
ます。
2
公園の管理について
公園の管理は、指定管理者(地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第
3項に規定する指定管理者をいいます。)に行わせる方向で検討します。
〔解説〕
公園及び体育施設の管理については、多様化する住民ニーズに効果的、効率的に対応
し、サービスの向上を図るとともに、経費の縮減等を図るため、指定管理者制度の導入
を検討します。
3
公園内の体育施設の休場日等について
体育施設(テニスコート、少年サッカーコート及び多目的広場)は休場日を設けます。
休場日及び使用時間の詳細は次のとおりです。
(1) 休場日
本市の他の体育施設と同様とします。
3
本市の他の体育
ア
施設の休場日
第2月曜日。ただし、その日が国民の祝日に関する法律に規
定する休日に当たるときはその翌日とし、当該翌日が休日に当
たるときは当該休日後の直近の休日以外の日とします。
イ
1月1日から同月4日まで及び12月28日から同月31
日まで
ウ
前項の規定にかかわらず、指定管理者は、特に必要があると
認めるときは、市長の承認を受けて、臨時に休場日に開場し、
又は臨時に休場日以外の日に開場しないことができます。
〔参考〕
柳島しおさい広
ア
場の移管前の休
月曜日(国民の祝日に関する法律に規定する休日にあたると
場日
きは、その翌日)
イ
1月1日から同月4日及び12月27日から同月31日まで
ウ
前項の規定にかかわらず、神奈川県流域下水道整備事務所長
は、必要があると認めるときは臨時に開園日又は閉園日を定め
ることができます。
(次ページへ)
4
(2) 使用時間
体育施設(テニスコート、少年サッカーコート及び多目的広場)の有効利用を図るた
め、本市の他の体育施設とは別に新たな使用時間を設定することとします。
日の出が早い時期は早朝の利用が可能となる使用時間を設定し、日没が遅い時期は夕
方の利用が可能となる使用時間を設定します。
具体的な使用時間は、次の表のとおりです。
期
間
使
用 区 分
3月、4月及び
6:30~
8:30~
10:30~
12:30~
14:30~
16:30~
9月
8:30
10:30
12:30
14:30
16:30
17:30
6:30~
8:30~
10:30~
12:30~
14:30~
16:30~
8:30
10:30
12:30
14:30
16:30
18:30
7:30~
8:30~
10:30~
12:30~
14:30~
8:30
10:30
12:30
14:30
16:30
5月~8月
10 月~2月
―
※ 使用時間は基本的に2時間単位としますが、「3月、4月及び9月の夕方」及び「10
月~2月の早朝」に1時間の時間帯を設定します。
※ 多目的広場については、専用使用する場合のみ上記の使用時間区分を適用します。
〔参考〕
ア 柳島しおさい広場の移管前の使用時間
期
間
3月~10月
(下記期間を除く)
5月 15 日
~8月 15 日
11月~2月
使
―
―
―
用 区 分
9:00~
11:00~ 13:00~
15:00~
11:00
13:00
17:00
9:00~
11:00~ 13:00~
15:00~
17:00~
11:00
13:00
17:00
18:30
9:00~
11:00~ 13:00~
11:00
13:00
15:00
15:00
16:00
―
―
―
※使用時間は基本的に2時間単位ですが、「11月~2月の午後」に3時間の時間帯を
設定しています。
イ 本市の他の体育施設(テニスコート及び堤スポーツ広場多目的球技場)
期
間
5月~8 月の日
曜日及び土曜日
上記以外の日
使
―
―
用 区 分
8:00~
10:00 ~ 12:00~
14:00~
16:00~
10:00
12:00
14:00
16:00
18:00
9:00~
11:00~
13:00~
15:00~
11:00
13:00
15:00
17:00
5
―
4
公園内の施設の利用料金について
柳島しおさい広場の施設の利用料金は、現在すべて無料ですが、テニスコート及び少年
サッカーコートについては有料とする方向で検討します。
また、多目的広場も専用使用する場合は有料とする方向で検討します。
具体的な利用料金は、「公の施設の運営及び使用料等の見直し基準」の策定に向けた方
針(平成25年12月策定)及び既設の体育施設の利用料金を参考に設定します。
駐車場については、今後、上記施設の利用料金とは別にその在り方を検討してまいりま
す。
なお、ミニバスケット場は公園の附帯施設のため無料です。
〔解説〕
1 公園内の体育施設については、受益者負担の適正化の観点から、本市の他の体育施
設と同様に有料とする方向で検討します。
なお、本市の他の類似の体育施設の利用料金は次のとおりです。
○テニスコート(人工芝)
1面2時間
1,020円
○堤スポーツ広場多目的球技場(面積1,550㎡、人工芝)
2時間
2,050円
2 「公の施設の運営及び使用料等の見直し基準」の策定に向けた方針は、参考資料の
とおりです。
5
その他公園内の体育施設の管理に必要な事項について
その他体育施設の管理にあたって必要な事項は、既設の他の体育施設と同様とする方
向で検討します。
〔解説〕
体育施設の管理にあたっては、上記の項目のほかに、利用の承認、利用内容の変更、
利用承認の取り消し、原状回復の義務、施設損傷時の損害賠償、入場の制限などあらか
じめ定めておくことが必要な事項があります。
これらの事項については、体育施設としての共通点が多いため、既設の他の体育施設
と同様とする方向で検討します。
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