理工系職種コース実施内容

各テーマ実習期間2015年2月9日(月)~2月20日(金) 平日8:30~17:15 (実習時刻は実習部門によって前後する場合あり)
No.
実習テーマ名
実習内容
実習を通して学べること
W1
Windows系基幹サーバの構築~テスト作業の実習
Windowsサーバ、ストレージの構築作業の実施体験
仮想化環境(VMWare)の構築作業の実施体験
動作確認~テストの実施体験
※案件スケジュールにより、実習内容は変動する可能性あり。
基幹系サーバ構築~テスト作業 を通して、実作業が経験が出来る。
基幹系サーバの機能(冗長化機能を含む) を実機の動作を見て学ぶこと
が出来る。
※案件スケジュールにより、実習内容は変動する可能性あり。
W2
Excel VBAを用いたアプリケーションの開発
EXCEL VBAを利用してアプリケーションを開発する。
アプリケーションの開発工程(設計、製造、テスト)を一通り学ぶことができ
ます。
また、開発を通じて品質管理工程を学ぶことができます。
W3
インフラ構築作業の実践
仮想化基盤のインフラ構築作業を体験する。
インフラ構築作業を通して、インフラSEとしての役割の理解や、技術的ス
キルの修得が見込める
W4
オープンフローネットワークシステム構築運用実習、市
場・技術調査
次世代の通信・IP融合であるSDNのコンセプトを理解し、実際の製品を触
オープンフロースイッチPFS/PFCを使ったネットワークシステムの構築、評
ることで活用方法を習得する。
価。
海外のSDN市場動向を調査し、海外向けビジネスの一端に触れることが
主に海外のSDN市場状況の調査。
出来る。
W5
100Gbps光トランシーバモジュールの動向と実用化技術
100G光トランシーバモジュールの評価
100G光トランシーバモジュールの評価を通して、超高速光トランシーバの
基本構成を理解するとともに、光送受信回路技術、超高速電気信号のイ
ンターフェース技術等を学ぶ
W6
キャリアネットワーク機器のプリント基板実装設計技術
プリント基板の実装及び配線の設計演習
CADによる設計製図実習
シミュレーションソフトによる回路検証実習
プリント基板実装技術者に必要とされる、回路シミュレーション技術、プリ
ント基板の部品実装、パターン配線技術、およびハードウェアとしてまとめ
ていく設計技術の一部を学ぶことが出来る。
W7
キャリアネットワーク機器におけるプリント配線板の高密
度実装設計技術
プリント基板の実装及び配線の設計演習
回路図CADによる回路設計実習
プリント配線板 CADによる設計製図実習
プリント配線板の実装技術者に必要とされる、プリント配線板の基礎知
識、部品実装、パターン配線技術等のハードウェアとしてまとめていく設計
技術の一部を学ぶことが出来る。
W8
IT製品の製品企画業務(特にサーバ関連)
変化の激しいIT業界において、技術トレンドを見極め、お客様ニースに
あった製品を迅速に提供することが求められている。
グローバルで販売するサーバ製品の基本コンセプト企画のプロセス及
このような環境のもと、お客様ニーズ調査、テクノロジベンダシーズ調査、 び、顧客要望の
業界トレンドを理解し、サーバ製品に求められる要件や、仕様を策定して 具現化プロセスの理解。(製品企画職)
いくプロセスを実習する。
W9
グローバルビジネス企画、販売促進の支援
海外のデータセンターやクラウド事業者向けにサーバを中心とするIT製品 海外へのプロダクトの拡販の企画を実習することにより、実ビジネスで
(ハードウェアやソリューション)を拡販するためのビジネス企画と販売促進 マーケティングがどのように
の活動を実習する。
実行されているかを学習できる。
W10
ITサービスにおけるリスク管理(セキュリティ、品質、コ
ンプライアンス)
本人が保持する知識、技術、経験により、以下のいずれかの実習を行う。
・稼動しているサービスの脆弱性の検出/堅牢性の確認とその対策に関
する実習
技術、マネジメント、規格、など、実習内容により分野の違いはあるが、企
・稼働しているサービスの品質を確保するためのマネジメントに関する実
業における実際のITサービス・リスク管理を経験することが出来る。
習
・クラウド業界向けのセキュリティマネジメント規格、基準に対応する活動
に関する実習
W11
eラーニング、タレントマネジメントサービス販促支援
・APACエリアへの販売戦略立案
・APACエリア現地法人との調整
・APACエリア案件のサービス説明
運用・保守サービスのプリセールスおよび企画・マーケ
ティング
1.システムサポート事業統括グループの取り扱う運用・保守サービスの
プリセールス業務
・サービス提案時における、お客様/営業/システムエンジニアとの打合
せ
・サービス提案書/見積書作成
2.運用・保守サービスの企画およびマーケティング
・新たなサービスの企画
・サービス企画、拡販のためのマーケティング活動
など
W12
・サービス事業におけるディールプロセス(顧客発掘、新規および運用改
善提案、デューデリ、契約締結までの必要な一連の商談プロセス)
・ITシステムにおける運用・保守、およびサービス事業の重要性
・サービス事業におけるプリセールス業務の勘所
・各ステークホルダとの調整、交渉行為の重要性
・ニーズサーベイスキル、プレゼンテーションスキル
など
No.
実習テーマ名
実習内容
実習を通して学べること
開発環境製品のプロトタイプ開発、検証支援
業務アプリケーションの移行・保守を効率化させる開発環境製品のプロト
タイプ開発・評価支援
業務システムの開発プロセス標準、チーム開発、開発・保守の効率化の
(設計リバース、テスト自動化、メトリクス測定、および、関連技術の調査、 考え方
開発ツールの適用評価、環境構築など)
W14
スマートデバイスに対応したWebアプリケーションの弊社
ポータル製品上での評価・検証
各種スマートデバイス上のブラウザ固有の振る舞いに関する調査と検証
弊社ポータルサーバ製品上で動作するWebアプリケーションが、各種ブラ
ウザ上で意図どおりに動作、表示できるかを検証する。一例として、企業 製品開発ライフサイクルや各種報告書作成に関する技能習得
内で管理するデータベースの情報を読み込んで自動的にグラフ化する部 ブラウザのレンダリング技術やサーブレット・ポートレット技術、アプリケー
品の作成・検証を行う。
ションの操作性向上ノウハウの習得
また、Google Maps/Earthなどのパブリックサービスや、弊社情報共有基
盤製品(文書管理やCMS製品など)との連携動作を検証する。
W15
機械学習分析エンジンの性能評価
NEC製品(開発中を含む)を用いて、機械学習分析エンジンの分析(予
測、分類等)の精度、処理速度、使用リソース量を測定し、性能評価を実
施する。
分析対象データ、使用ツール、分析エンジンは未定。
リアクティブプログラミングによる、スケールアウト可能な
ソフトウェア開発手法
メニーコアやクラウド等の分散環境においてマシン性能を生かし切るため
には、ソフトウェアが並列、協調動作できるような設計および実装が重要
である。本実習ではScala言語とリアクティブプログラミング
(http://www.reactivemanifesto.org/)の手法を用いてスケーラブルかつ応
答性、耐障害性の高い分散環境向けのソフトウェア開発の実習を行う。ま
たその開発を通して、企業における実際のソフトウェア開発プロセスの模
擬演習を行う。
(1)メニーコアやクラウドの環境を生かし切る並列・強調動作が可能なソフ
トウェアの作成手法
(2)企業におけるソフトウェア開発プロセス手法(Gitを用いた構成管理手
法、レビュー、評価管理手法、Redmine用いたチケットベースのプロセス管
理手法等)
W17
IoT時代における次世代ICTシステムの動作確認と将来
システムに関しての検討
IoT(Internet of Thing)を支えるICTシステムの一部であるゲートウェイ装置
や、センサー接続などにも利用できるPCIデバイスのネットワーク接続を世
界で初めて実現したNEC独自技術(ExpEther)等の動作確認を行い、現在
のICTシステムの課題把握並びに、将来システムの機能・メリットについて
理解する。また、理解した内容を元に、将来システム(生活を支えるシステ
ムや身近なサービスシステム等)の検討と具体的な適用方法についての
検討を行う。
①Linux OSやDriver等、コンピュータのソフト・ハードの基本アーキテク
チャ・要素技術
②センサーI/Fやイーサネット等のネットワークの基本アーキテクチャ・要
素技術
③将来のICTシステムに関しての動向
W18
ビッグデータ向け大量データ分散処理フレームワークの
検証
大規模分散処理フレームワークであるOSS:Hadoopの構築と動作、性
能に関する検証作業を行い、
ITシステム構築への適正や問題点について調査を行う
・ビッグデータ領域におけるデータ処理アーキテクチャ
・ITシステム構築に関する基礎知識
・技術調査と検証の手法
W19
ソフトウェア開発技術
企業におけるソフトウェア開発を行うにあたって、日進月歩でさまざまな技
術が生まれ、洗練されつつあります。
・ソフトウェア開発における各種技術の概要
これらのソフトウェア開発技術について、次のような事項を行います。
・うち、いくつか技術における、企業内での活用方法
①該当技術の理解・習得
・活用における、実業務内容の体験
②実際のソフトウェア開発に活用に向けた検討+開発試行
W20
企業におけるスマートフォンを使ったソリューション創出
のためのプレマーケティング
企業向けマーケットセグメントにおいて市場動向やコンペチタの動向など
を調査し、NECの強み(製品・技術)を最大限発揮するソリューションを検
討する。
W21
電機業界における、知的財産権取得状況調査と、競合
他社との比較検討についての研究
ある企業の知的財産権取得状況を調査します。その調査結果を様々な視 知的財産における調査業務を通じて、各企業における知的財産取得活動
点で分析することで企業同士の比較検討をし、その違いが何に起因して の一端を知ることができます。また、その調査結果を様々な視点で分析す
いるのかを研究します。
るため、分析ツールをはじめ、分析手法についても習得できます。
W22
業種共通ソリューションの市場調査(海外市場含む)およ
び新ビジネスアイディア探索
コンテンツSLGにて保有する業種共通ソリューション(デジタルサイネー
ジ、コンテンツ配信、モバイルクラウド)の市場分析をマーケティングプロセ
新規事業を検討する際に必要なマーケティングプロセスおよび企画業務
ス(3C/4P/SWOT)をベースに実施。
の基本的な流れを体験
また新たなビジネスアイディアを周囲のメンバ(同期、教授、家族等)にヒ
アリングし、探索・企画する
W23
蓄電システムの開発評価
蓄電システムの設計開発評価業務の一端に関わりながら当社におけるス
蓄電システムの基本構成および設計評価技術
マートエネルギー事業を概観する
W24
AMIの開発評価またはAMIビジネスの製品企画・マー
ケティング
AMIの設計開発評価業務、あるいは製品企画業務の一端に関わりなが
ら当社におけるスマートエネルギー事業を概観する
※AMI:Advanced Metering Infrastructure
W13
W16
一連のデータ分析ソリューションにおける分析手法(データ観察、インター
フェース開発、分析評価)
マーケティング技術、ネットワーク技術、Android技術、iOS技術、無線LAN
技術、企業における業務運営の実態 など
AMIに使用される電力メータの基本構成および設計評価技術または、A
MIビジネスの概要