[募集要項]UNIDO/HIDA 超低落差マイクロ水力発電技術(ULH

UNIDO/HID
DA 超低落差マイ
イクロ水力発電技術(ULH-MH
HP)日本人トレ
レーナー育成研修
修コース [ULJT]]
201
15 年 2 月
低炭素・
・低排出ク
クリーンエ
エネルギー
ー技術移転
移転プログ
グラム(LC
CET プログラム)
募
募集要項
要項
UNID
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超低落
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マイクロ水力
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術(UL
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MHP)
日本人
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2015
5 年 3 月 9 日~
~3 月 13
1 日
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The Overseas Hu
uman Resources and Industry D
Development Association [HIDA]]
UNIDO/HIDA 超低落差マイクロ水力発電技術(ULH-MHP)日本人トレーナー育成研修コース [ULJT]
1. コース開設の背景
低炭素・低排出クリーンエネルギー技術は、温室効果ガス排出量の削減に貢献するとともに、特に
電力インフラの整備が不十分な地方部においては、エネルギーアクセスの向上とエネルギーの生産
活動への利用促進を通じて、小規模ビジネス・雇用・新しい起業機会の創出に貢献します。このた
め、低炭素・低排出クリーンエネルギー技術の展開と普及は、開発途上国における包摂的かつ持続
可能な産業開発にとって極めて重要です。
特にアフリカ地域は、化石燃料から再生可能エネルギーまで開発ポテンシャルの高い豊富なエネル
ギー資源に恵まれながら、電力インフラの開発・整備がまだ不足しており、低効率の電力供給や高い
エネルギーコストにより、不安定で信頼性の低いエネルギーを利用せざるを得ない状況にあるため、
低炭素・低排出クリーンエネルギー技術の展開と普及に大きな期待が寄せられています。
このようなアフリカ地域のエネルギー課題に取り組むため、UNIDO と経済産業省は、2013 年に「低
炭素、低排出クリーンエネルギー技術移転プログラム(Low Carbon Low Emission Clean Energy
Technology Transfer Programme,
LCET プログラム)」を共同で開始しました。LCET プログラムのコ
ンセプトは、日本が有する低炭素、低排出クリーンエネルギー技術、製品、そしてシステムを全世
界で速やかに展開・普及するものです。特に第一フェーズでは、アフリカを対象として、日本の中
小企業の技術に着目しています。他方で、包摂的かつ持続可能な産業開発(ISID)のため、LCET の
技術を導入する地元コミュニティにおいて新しい雇用と収入創出機会を生み出す刺激となることが
期待されています。さらにこのプログラムは、将来的に二国間クレジット制度(Joint Crediting
Mechanism, JCM) (http://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/global.html)に繋が
ることが期待されています。
UNIDO/HIDA 超低落差マイクロ水力発電技術(ULH-MHP)日本人トレーナー育成研修コース [ULJT]
は、LCET プログラムの一環として、ケニア、エチオピアを対象として実施中のパイロット事業にお
ける関係者のキャパシティビルディングを推進するためのものであり、具体的には、ケニア人、エ
チオピア人専門家等に LCET 技術の一つである超低落差マイクロ水力発電技術(ULH-MHP)を指導
する日本人トレーナーの育成を目的としています。
国際連合工業開発機関(UNIDO) はオーストラリア・ウィーンに本部を置く国際連合の専門機関の一
つで、171 の加盟国と協力し、開発途上国の工業化の促進を行っています。
一般財団法人海外産業人材育成協会(HIDA)は主に開発途上国の産業人材を対象とした研修および
専門家派遣等の技術協力を推進する人材育成機関です。これらの事業を通じて、日本と海外諸国相互
の経済発展に寄与するとともに、友好関係の増進にも寄与します。
HIDA は 1959(昭和 34 年)に日本で最初の民間による技術協力機関として通商産業省(現経済産業
省)の認可を受けて設立され 、2013 年度(平成 25 年度)までに日本で実施した研修には世界 170
ヵ国から 174,000 人余りが参加したほか、 海外で実施した研修には延べ 194,000 人余り参加し、日本
から海外へ 7,600 人余りの専門家を派遣しています。
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一般財団法人海外産業人材育成協会 [HIDA]
UNIDO/HIDA 超低落差マイクロ水力発電技術(ULH-MHP)日本人トレーナー育成研修コース [ULJT]
2. 研修コースの概要
1) 目的:
(1) ULH-MHP に関わる基礎的知識を習得する。
(2) ULH-MHP における導入事例・応用事例を理解する。
(3) ULH-MHP についての指導技術を習得する。
2) 対象者:
小水力/マイクロ水力発電に関する基礎的理解及び再生可能エネルギー事業に携わった経験があり、
LCET プログラムまたは類似国際プログラムにおいて、国際トレーナーとして ULH-MHP の技術移転
を行う強い意志がある者。
3) 期間:
2015 年 3 月 9 日(月)~3 月 13 日(金)
4) 内容:
(1) ULH-MHP における基礎知識
(2) ULH-MHP の導入及び導入後の応用事例
(3) ULH-MHP に関するレポート発表及び討論
※本コースの修了者にはケニア・エチオピア等での LCET プログラムまたは類似国際プログラムに
おいて、ULH-MHP の技術指導を依頼することがあります。
5) 使用言語:
日本語
6) 定員:
10 人
7) 研修場所と宿泊施設(変更される場合があります。):
HIDA 東京研修センター (TKC)
〒120-8534 東京都足立区千住東 1 丁目 30-1
電話: 03-3888-8231 (受付) Fax: 03-3888-0763
http://www.hidajapan.or.jp/jp/center/about/tkc.html
8) 日程(予定):
次ページ日程表をご覧ください。
<特記:本研修に係る HIDA と UNIDO との契約について>
現時点では契約締結前の為、研修参加希望者のお申し込みを暫定的に受け付けております。
ゆえに、事業実施者に採択されなかった場合は、本研修コースは、実施されない可能性があることをあ
らかじめお伝えいたします。
尚、お申し込みいただいた方々には、事業実施者の選定結果並びに本コースの正式開催の通知等につい
て改めてご連絡させていただきます。
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一般財団法人海外産業人材育成協会 [HIDA]
UNIDO/HIDA 超低落差マイクロ水力発電技術(ULH-MHP)日本人トレーナー育成研修コース [ULJT]
UNIDO/HIDA 超低落差マイクロ水力発電技術(ULH-MHP)
日本人トレーナー育成研修コース[ULJT]日程(予定)
2015 年 3 月 9 日~13 日 HIDA 東京研修センター
日付
午前
午後
(HIDA 東京研修センター入館)
3/9
(月)
オリエンテーション
開講式
3/10
(火)
講義:ULH-MHP の導入事例
講義:ULH-MHP に関する基礎知識
(マイクロ水力発電、水利学等)
講義:ULH-MHP 導入後の応用事例
(移動:東京→黒部)
黒部泊
3/11
(水)
見学(一部演習含む):ULH-MHP 導入事例、ULH-MHP 機器の製造工程
(富山県黒部市他)
(移動:黒部→東京)
3/12
(木)
3/13
(金)
見学(一部演習含む):ULH-MHP 導入事例、ULH-MHP 機器の設置、運転・維持管理
(山梨県都留市他)
個別面談(インタビュー)
総括討論
修了式
最終レポート作成
個別面談(インタビュー)
(HIDA 東京研修センター退館)
注意:
1. 上記のスケジュールは講師や協力機関の都合、その他やむをえない事情のために変更される場合があります。
2. 夕食後グループ討論を行う場合があります。
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一般財団法人海外産業人材育成協会 [HIDA]
UNIDO/HIDA 超低落差マイクロ水力発電技術(ULH-MHP)日本人トレーナー育成研修コース [ULJT]
3. 参加要件
1) 参加資格
以下の条件を満たすことが望ましい。
(1) 小水力/マイクロ水力発電に関する基礎的理解を有する者。
(ULH-MHP の理解を助ける、水利学、
地形学、電気・機械・土木工学のいずれかの基礎知識を有していればなお良い。
)
(2) 再生可能エネルギー事業に関わった経験を有する者。
(3) LCET プログラムまたは類似国際プログラムにおいて、国際トレーナーとして ULH-MHP の技術
移転を行う強い意志がある者。
(4) LCET プログラムまたは類似国際プログラムにおいて、国際トレーナーとして英語を積極的に使
用する姿勢がある者。
(5) 本コース参加可能に関し、健康優良な者。
(6) 本コースのプログラムすべてに参加及びコース期間中東京研修センター及び HIDA 指定する宿泊
施設に宿泊可能な者。
2) 参加条件
参加者は研修に参加するにあたり、下記条件について同意していただきます。
(1) 参加者はコース期間中あるいはコース後に追加の研修プログラムを HIDA に要求すること又は参加
者自身で企画することはできません。
(2) 参加者は HIDA が企画する全ての講義、討論、見学及び公式行事に出席し、研修に精励すること。
(3) 参加者はコース期間中、HIDA が指定する宿泊施設に宿泊すること。
(4) 参加者はコース終了後 HIDA の指定する評価書を記入すること。
4. 研修に係わる費用
参加費用は無料です。参加者には以下の費用が支給されます。
1) 宿泊費用
宿泊施設は HIDA が手配し、現物支給します。
2) 食費
基本的に現物支給をします。食事を提供しない場合は、HIDA 基準額を現金支給します。
(朝食代 620
円、昼食代 820 円、夕食代 1,130 円)
3) 雑費
HIDA の基準に基づき、1 泊あたり 820 円を支給します。
4) HIDA から自宅への交通費
参加者の申請に基づき、HIDA の基準により HIDA から自宅の往復の交通費を支給します。
5) 医療費用
コース期間中に起きたケガにかかる医療費用は HIDA の基準に基づき支払われます。
5. 申込手続き
以下の書類を 2 月 20 日(金)までに下記送付先までにまずメールで送付し、その後、2 月 25 日(水)
までに原本を郵送ください。
(1)申込書(HIDA 指定様式)
(2)問診票(HIDA 指定様式)
(3)顔写真(タテ 4 ㎝×ヨコ 3 ㎝)
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一般財団法人海外産業人材育成協会 [HIDA]
UNIDO/HIDA 超低落差マイクロ水力発電技術(ULH-MHP)日本人トレーナー育成研修コース [ULJT]
申込書、問診票の様式は下記 URL よりダウンロードできます。
http://www.hidajapan.or.jp/hida/jp/news/news/150212_2/index.html
締め切り後、書類選考を行い、2 月 27 日(金)に応募者全員に合格・不合格の通知を行います。
<送付先>
一般法人海外産業人材育成協会(HIDA)
政策推進部政策受託グループ
古屋
浩
住所:〒120-8534 東京都足立区千住東 1 丁目 30-1
電話:03-3888-8239
FAX:03-3888-8242
E-mail: [email protected][email protected]
6. 個人情報の取り扱について
HIDA が取得する応募者の個人情報については以下のとおりです。
(1) 個人情報の管理者: 一般財団法人海外産業人材育成協会 総務企画部長
連絡先:
総務企画部
総務グループ
電話:81-3-3888-8211 E-mail:[email protected]
(2) 利用目的
ご提供いただいた個人情報は参加者受入及び研修実施に関する事務手続きのために利用します。
それ以外の利用目的又は法令に基づく要請の範囲を超えた利用はいたしません。
尚当協会の個人情報保護方針は、 http://www.hidajapan.or.jp/en/policy/privacy.html をご覧ください。
7. お問い合わせ
一般法人海外産業人材育成協会(HIDA)
政策推進部政策受託グループ
住所:〒120-8534 東京都足立区千住東 1 丁目 30-1
電話:03-3888-8239
FAX:03-3888-8242
E-mail: [email protected]
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一般財団法人海外産業人材育成協会 [HIDA]