『冬の野鳥を観察しよう』 [477KB pdfファイル]

1 月 18 日(日)冬の自然観察会を行いました。
川内川に渡来する様々な鳥たちを観察することがで
きました。なかでも、天然記念物のオオワシを 2 羽、
間近で見ることができ、感動的でした!
この写真のオオワシは成鳥で、その証拠に、肩のところが白くなっています。
背を向けているのでよく見えませんが、立派なクチバシと爪は濃い黄色で、翼
を広げると約 2m40~50 ㎝もあります。世界で推定 6000 羽くらいしか生息
していないそうです。また日本には、1500
羽くらいしかおらず、ほとんどが北海道に生
息しているそうなので、今回、川内で見るこ
とができたことは、貴重な体験といえると思
います。
突然、オジロワシが2羽、目の
前の空を舞いました!翼を広げ
ると約 2m20 ㎝あり、空を飛ぶ
姿は雄大で、迫力がありました。
この写真の鳥はコゲラです。ゲラ
とはキツツキの仲間を意味します。
羽の模様とギーという鳴き声が特
徴です。この他、コガラやヤマガラ、
シジュウカラなど、小さな鳥たち
が、葉の落ちた木々の中を飛び交っ
ていました。
このほか、タカの仲間のノスリ
やカモの仲間、カケス、ヒヨドリ、
エナガ、ツグミなど、24種類の
鳥を見ることができました。
寒い中、観察会に参加してくださった
皆さん、そしてわかりやすく、いろいろ
な説明をしてくださった講師の阿部さ
ん、今さんをはじめ、下北野鳥の会の皆
さん、ありがとうございました。
今年度の観察会はこれで終了となり
ますが、また来年度も季節ごとに、いろ
いろな観察会を予定しておりますので、
ぜひご参加ください。