団体・労組・地域の諸要求課題は、憲法を国家に守らせていく闘いです憲法改悪ストップ兵庫県共同センター週刊ニュース 650-0012 神戸市中央区北長狭通５－２－１０・兵高教組会館４Ｆ電話：078-366-6855 Ｅﾒｰﾙ：[email protected] ＦＡＸ：078-366-6856 ＨＰ：http://www.k2.dion.ne.jp/~kenpouhg/ 県下の地域から憲法を守り活かす運動安倍壊憲とたたかう阻止の強化を２月７日、あすてっぷ KOBE で開催、兵庫憲法共同センターの構成団体とともに、１０の区・市・町からの代表３３名が参加しました。上脇博之憲法会議事務局長が開会挨拶、中央憲法会議事務局の田中章史さんが「地域のすみずみから憲法を守り生かせの声を燎原の火のように」と題し講演しました。田中氏は、最初に「イスラム国」人質事件の背景にある重大問題を幾つか指摘しました。ついで、２０１６年参院選後に改憲発議や国民投票を発言し、そのため１８才選挙権の法案が出された今国会の緊迫している動きを説明。また、自民党・靖国派・日本会議が府県議会から改憲意見書を採択させたり「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の名で、全国的に地域から活動している動きについて、注意喚起しました。そのため壊憲をストップさせるためには、①保守系の人々とも幅広く共同していく、②壊憲とたたかうあらゆる団体とも一致点で共同を進める、③「護憲・改憲」を区別するのでなく立憲主義の土台を守る、④「オール沖縄」のようになれるよう保守・革新を超える共同、⑤市・町・村の首長、元首長の「９条」守る運動強化、⑥各地方議会への「戦争する国ストップ」の意見書提出運動、などについて全国各地の状況を具体的に説明しました。その上で、過半数世論を獲得している陸前高田市、大阪西淀川区、「オール埼玉」の例とともに、この１０年間一貫して４９行政区の闘いを組織している兵庫県の動きも評価されました。７つの地域から、貴重な発言あらかじめ届けられた１０地域からの活動内容はこの日の資料として配られ、その内参加された７人から報告されました。（貴重な発言が多く、各地でも参考になると思いますので、次号も引き続いて掲載します）【宝塚市】：全域をカバーしている「九条の会」が報告しました。頻繁な事務局会議と月２回の世話人会で運動を提起、定期的な学習講演会、「宝塚九条瓦版」ニュースで組織しながら、市内にある６つの阪急駅頭宣伝を一貫して続けています。さらに、宝塚市内の２６の市民団体・政党とともに「特定秘密保護法・集団的自衛権行使に反対する市民集会」も憲法を活かそう №４９０号２０１５年２月１２日昨年末に成功させました。この１０年で世話人も年齢加算していますが、最近２０才代の世話人も出来、頑張っています。【三田市】：三田市革新懇が報告しました。一昨年の 11 月、国会で秘密保護法が審議されているのを見、本当に急なことでしたが、80 人もの人が JR 三田駅のペデストリアンデッキに集まりそれぞれが思いを発言するという集会を行いました。そのあと近くまでデモ行進をしました。それを見ていた若者がスマホで「生まれて初めて三田でデモしてるのを見た！」と発信してくれたほどでした。民主党の元参議院議員も参加され「三田でもこんな集会ができるなんて」と感激の発言もありました。その後国会での強行採決に抗議する集会を見るにつけ、三田市でも呼応しなければとの思いで、それ以後 7 回の集会を行ってきました。 8 月の戦争体験を語る会は「人が集まるかな？」と心配しましたが、全く知らなかった人々が 70 人も参加されびっくりしました。この時は女子大生なども含め参加者全員がグループに別れ意見を出し合いました。今後ともできるだけ多くの人に秘密保護法、集団的自衛権など安倍政権のねらいを知ってもらい、地方でも反対の声を上げ続けていかねばと思っています。 ◇◆◇地域や団体の催し◆◇◆ ★☆★ ２月２１日（土）１４時～「かみごおり九条の会」６周年総会場所：上郡生涯学習支援センター中ホールプログラム：１，DVD≪はだしのゲン≫ ２，６周年総会入場無料（連）０７９１－５２－４５２０ ★☆★ ３月２２日（日）１４時～憲法九条の会にしわき・春の学習講演会場所：西脇市総合市民センター視聴覚室講演：今、戦争と平和の岐路戦国のゲルニカ『大坂夏の陣図屏風』を手がかりに渡辺武さん・大阪城天守閣元館長（連）０７９５－２２－２９２１