第1回運営推進会議 [ PDF 228.1KB]

地域密着型サービス
運営推進会議
議事録
施設名:
ふるさと母里
施設種類:
小規模多機能型居宅介護及び介護予防小規模多機能型居宅介護事業
認知症対応型居宅介護及び介護予防認知症対応型居宅介護
会議開催日時: 平成26年6月7日(土)
14時30分から15時30分
開催場所:
ふるさと母里会議室
出席者:
入居者代表
2名
地域住民代表
3名
民生委員
1名
行政職員
2名
欠席者
2名
欠席者:
議題
1.代表者あいさつ
2.運営推進委員 自己紹介
3.委任状 授与式
4.運営会議の位置づけ、意味について
5.施設の運営状況報告
6.質疑応答
7.意見交換
8.次回開催日について
9.施設内見学(ご希望者)
議事の顛末
○1.あいさつ
本日はお忙しい中お集まりいただいてありがとうございます。皆様のご意見やご
要望を伺いながら施設陰運営を行ってまいりますのでよろしくお願いします
○2.自己紹介
出席者の紹介及び出欠者状況の報告を行う
○3.委任状授与式
運営推進会議の目的とは事業者が利用者、市町村職員、地域住民の代表者に対し、
提供しているサービス内容を明らかにすることにより事業所による利用者の「抱
え込み」を防止し地域との連携が確保され、かつ地域に開かれたサービスをするこ
とでサービスの質の確保・向上を目的として設置されるものです
○5.報告事項
小規模多機能型居宅介護は平成26年4月21日から利用開始し5月末日現在ま
でで登録人数8名(1名入院中)平均年齢86.6歳平均介護度1.9(要介護の
み)となっています。提供サービスは通い延べ169回、訪問延べ16回、泊り延
べ68回、一人当たりの平均提供回数7.9回/一週間当たりとなっています。外
出として散歩、ドライブ、買い物。行事として母の日のケーキ作り(合同)を行い
ました。事故の件数が3件で内、転倒骨折事故が1件と内服忘れが2件ありました。
グループホームは平成26年4月16日から入居開始で5月末日までで登録人数
9名、平均年齢85.2歳、平均介護度2.2(要介護のみ)となっています。外
出報告として散歩、病院受診、買い物外出、自宅に帰宅、外泊。行事として誕生日
祝い、ホットケーキ作りを行っています。事故件数が10件で離設が1件、転倒が
9件ありました
。
○6・7.質疑応答、意見交換
(地域住民代表者)離接というのはこの施設から離れて入院したことですか
(施設職員)離設というのは職員が気づかずご利用者が施設から出てしまうこと
です。この件はご利用者が自宅に帰ろうとしてグループホーム玄関から出られそ
の後母里の駐在所で保護されたケースです
(地域住民代表)グループホームの名前。グループとついていますがどういう意味
ですか
(施設職員)グループホームの正式名称が認知症対応型共同生活介護といいまし
て認知症を有する方が共同生活を送る、力を合わせて生活するためのグループと
いう意味でうす。
(地域住民代表者)こちらに住まれている方は住所は移していますか
(施設代表者)グループホームは原則住所は移しません
(行政職員)訪問をされていますがどのような用件ですか
(施設職員)通いサービスを使われていない時に食事作りをします。訪問の用件は
現在少なく1~2人が利用されています。送迎の準備などは通いサービスには入
れていません。
(地域住民代表者)職員は全体で何人で夜間は何人ですか
(施設職員)現在18名雇用しています。内訳は小規模9名で日中帯3名、グルー
プホーム9名で日中帯3~4名の配置です。夜間帯は遅番が帰る19:30~7:
00までは各1名づつになります。
(行政職員)小規模の転倒骨折の事故の件で現在は入院されていますか
(施設職員)はい。6月中に退院予定です。
(行政職員)出来たばかりで利用者の生活環境がかわり大変と思いますが何かあ
りましたら事故報告をお願いします
(民生委員)ベッドで寝ている方がほとんどだと思いますが畳や布団で寝られる
ことはないですか
(施設職員)入居の際にお伺いします。体の状況に応じて対応もしますがご本人の
うじ意向も踏んでいます。
(行政職員)今まで畳だった人がベッドを使用してそちらを希望される人もいま
すね
(民生委員)ベッドを使用する人も低床にすることで畳で寝るのと変わりない環
境になるのでは。転倒した際のリスクを軽減しますし
(施設職員)説明が不十分で申し訳ありません。こちらの転倒事故は施設外周を散
歩している際に転倒された事故でした。現在この事故を受けてリスクに対する対
応の強化、シルバー人材センターに保安してもらい職員研修の場を設けるなどを
予定しています。
(民生委員)夜間2人で何かあった時の対応ができるのですか
(施設職員)そちらのほうも地域住民の方に入っていただいている理由としまし
て地域の方と一緒に防災訓練などをさせていただきたいと考えています。2人で
対応はできないため今後実際起こった時もどうするか作っていく必要があります。
以前、離設が起こった際も地域の方協力を得られればもっと早く見つかったので
はないかと思います。
(民生委員)一番大事なのは外に出られないようにセンサーなどを設置すること
ではないでしょうか
(施設職員)センサーを含めてご利用者が出られる際に早く気付けるようにする
ことだと思います。幸い居室窓から出ようとするご利用者はいません。現在は出ら
れた際にわかるように鈴などをつけて対応しています。
(民生委員)願いとしては「ここに入っていいな」というものを作ってほしい。高
齢者が畑を作ったり、ガーデニングしたりする楽しみもあってほしい。若い職員の
体操ばかりではないように。来られる利用者が自分たちの場所だと心から思える
ように。もう一つ、夜中にふるさと母里の門の前を通ると門の表札にライトがあっ
たっているが現在の照明の向きでは見えにくい。直してほしい。
(施設職員)わかりました。設計業者に依頼します。
(地域住民代表者)災害の話で自主防災組織をつくっていますが各自治会がこう
いう施設をどうするか作っていかなければならないと思います。どう連携をとる
か具体的な計画を作る時に相談させてもらってよろしいでしょうか
(施設職員)施設が火災などになると地域の方のところに避難させてもらう必要
もあるかと思います。またはこちらの施設にみなさんに避難してもらうこともあ
るかもしれませんので連携を取らせてください。
(地域住民代表者)自治会長が会合のある時にふるさと母里の説明会をしてほし
いと言っていましたが最近は地域の集まりが減っていてなかなか機会を設けられ
ないでいます。施設の概要やサービス内容が載っている資料などもらえないでし
ょうか。また情報をもらえる機会があればお願いしたいです。
(施設職員)承知しました。パンフレットは用意できますし、時間がありましたら
施設に来ていただいたらご案内もさせていただきます。
(地域住民代表者)施設前の水路に沿って手すりを付ける話が以前ありましたが
どうなりましたか
(施設職員)施設前の道路整備は安来市にしていただきましたが用水路沿いの手
すりは次期計画になっているそうです。今年度は道路のみのようです。
(地域住民代表者)施設前の水路に利用者が落ちられることもあるので小道も含
めてすべて(見えない所も)に手すりを付けてもらいたい。
(民生委員)利用者が必ず通らないとも言い切れない。小柄な人ならば落ちた際水
の量も少なくないし足の不自由な方ならば尚更危ない。隠れたところも農繁期に
なると水かさが増しますしね
(地域住民代表)検討して市とお話お願いします
(地域住民代表者)この柴田家周辺の白壁が母里の見どころにもなっている。あま
り無粋な手すりを付けられるのも景観が崩れていしまいます。安全面も配慮しな
がら加味してもらいたい
(施設職員)わかりました。ありがとうございます。
(民生委員)手すりの件もですが要はここから利用者が出られないようにしたら
いいのでは
(行政職員)現在グループホームは住宅地の中に置かなければならないことにな
っています。施設も地域への開放の方向になっています。地域の方も外に出ること
は多くなります。センサーそうですし利用者の方が認知をお持ちですのでご家族
の了解を得て鍵を掛けたりすることも一つの手だと思います。ご利用者が外に出
られることも必要ですし、安全管理も必要です。安全管理と地域への開放は表裏一
体でバランスを取りながら行っていかなければなりません。今すぐガラッと変わ
ることは難しいと思いますがやりながら改善していただきたいと思います。ご理
解のほどよろしくお願いします。夜間の対応で2名で大丈夫かと質問ありました
が小規模とグループホームに各1名づつの夜勤者がいれば配置基準はクリアして
います。あとは協力病院、地域の支えも得ながらだと思います。
(民生委員)わかりました。高齢化が進み安来市のほうでも対策を考えられている
と思いますが地域の中での高齢者の孤立がとても多い状況です。そんな高齢者の
方を巻き込めるように指導や情報提供、または高齢者の知恵や教を学べるような
機会をもつことが大切だと思います。
(行政職員)地域包括ケアシステムとして情報発信の場としてもふるさと母里が
担う役目を大きいと考えます。地域の高齢者のサポート役としても視野を広げて
もらいたいです
(代表者)行政を中心に地域包括ケアシステムの支えとなればと考えます。まだ走
り出したばかりで皆さんのご協力を得ながら進んで行きたいと考えますのでよろ
しくお願いします。
(地域住民代表者)母里は火災より水害が多く発生します、特に施設前の水路はあ
ふれることが多いです。そのため施設前の水路の高さを上げる計画があります。
(施設職員)水害の際の避難場所は決まっていますか
(地域住民代表者)合同庁舎に避難しますが状況にもよります
(施設職員)合同庁舎に施設から非難するにも施設前の道路からあふれることが
予想されるため難しいかもしれません
(民生委員)施設裏の山が最適だと思います。
(代表者)明治に水害があった際の水位が記してあります。その水位よりも現在の
施設は高い場所に建ててあるため大丈夫でしょう。
○8.次回開催日
平成26年 8月2日(土)14:30より予定
○9.施設内見学
希望者なし