(2) 個別的な支援 3 新しい生活困窮者支援の形 ・まったく同じ境遇で育った人はいない。 (1) 包括的な支援 ・本人が抱える心身の不調、知識や技能の不足、家族の問題、 健康の問題、家計の破綻、将来展望の喪失など多様な問題に 包括的に対応 ⇒生活困窮状態になった背景はすべて異なる。 ⇒ひとつとして同じ事例はない。 ⇒個別的支援を行う必要あり ・本人を既存のサービスや制度に合わせるのではなく、本人に ・複合的な課題を抱えた家族単位での支援も重要 例)就職できないことで自信を失ったひきこもりの中高年離職者 と高齢で体が弱くなった親が地域から孤立しているケース 合ったサービスや制度を提供していく視点が必要 *本人に合ったサービスや制度がなければ、地域で創造していくことも 求められる。 19 20 生活困窮者自立支援制度における「自立」「支援」のイ メージ (3) 早期的な支援 ・課題が複雑化、深刻化する前に生活困窮者を把握し、支援を行う。 (4) 継続的な支援 (本人の日常生活圏 域) 生活困窮 状 態 ・生活困窮者の抱える課題は複合的 ⇒一度だけの支援では充分な効果をあげられないことが多い。 本 人 ×経済的自立 ×社会生活自立 ×日常生活自立 ⇒本人の状況に合わせて、切れ目なく段階的・継続的に支援 (5) 分権的・創造的な支援 自 立 ○経済的自立 ○社会生活自立 ○日常生活自立 自 立 度 利用申込(本人同 意) 信頼関係構築 ・生活困窮者個々人の状況に応じた支援を展開する必要性 ⇒地域団体、事業者、近隣住民、行政機関等々によるそれぞれの地 域に合った柔軟で多様な取り組みと不足する社会資源を創造して いくことが必要 例)生活困窮者が参加する場や働く場の創造 21 支援 22 事業実施に際してお願いしたいこと 1 生活困窮者の早期把握への協力 ・制度及び自立相談支援窓口の周知 ・生活困窮状態にある方への相談の促し ・自立相談支援窓口への生活困窮状態にある方に関する 情報提供 ここからは 「くらしサポートセンターなにわ」スタッフ より説明させていただきます。 2 生活困窮者に対する支援 ・自立相談支援窓口等と連携した直接的間接的支援 23 24 1
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