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図3
主要国の発電電力量の電源構成(2012)
出典:OECD/IEA
◎一次エネルギー同様、各国の主要電源はその国のエネルギー事情を反映して様々な構成となっている。
◎石炭資源の豊富な米国、ドイツ、中国、インドなどでは、石炭火力による発電が大きなシェアを占める。
◎水力資源の豊富なカナダでは水力による発電が、フランスでは原子力による発電が大きなシェアを占める。
◎近年、多くの国でガス火力による発電が増大する傾向にある。特にイタリア、英国、ロシアでガスのシェアが高い。米国でもシェールガス増産によるガス価格
の低下でガスのシェアが増大している。
◎ドイツ、スペインなどでは、「その他」に入る風力や太陽光による発電がシェアを伸ばしている。◎日本は福島第一原子力発電所事故の影響により、2012 年は
ほぼすべての原子力発電所が止まり、ガス火力、石油火力による発電が増大した。