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記
者 発 表 資 料
平成 27 年 1 月 16 日
(担当)総務局人材育成部人事課
(内線)700-2210
(直通)214-1213
衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の開票作業における
青葉区開票所での不適切な集計に係る調査状況について
1 聴き取り調査の実施状況
平成 26 年 12 月 28 日以降,青葉区選挙管理委員会事務局長(以下「事務局長」
),
同選挙課長(以下「課長」
),同選挙係長(以下「係長」)ほか8名から,延べ 25 回に
わたり,聴き取りによる調査を実施した。
2 聴取内容
(1) 開票日翌日以降の青葉区選挙管理委員会事務局における対応
・ 衆議院小選挙区選出議員選挙における誤入力による二重集計について,事務局
長は,12 月 17 日時点で把握していたこと。
(従前,事務局長は 12 月 25 日に把握と説明)
・ 衆議院小選挙区選出議員選挙における白票による不適切な票の集計処理につい
て,事務局長は,12 月 18 日時点で把握していたこと。
(従前,事務局長は 12 月 25 日に把握と説明)
・ 事務局長が自身の責任問題になりかねないと考え,公表を先延ばししたこと。
(2) 衆議院小選挙区選出議員選挙における不適切な集計
・ 事務局長は自身の関与を否定していること。
・ 課長と係長は関与を認めていること。
(3) 最高裁判所裁判官国民審査における不適切な集計
・ 事務局長は自身の関与を否定していること。
・ 課長は開票当日の国民審査の集計に係る記憶が不明瞭な状態であり,その関与
について判然としないこと。
・ 係長は自身の関与を否定していること。
・ その他の関係者の証言からも,関与した人物の特定に至っていないこと。
3 今後の対応
刑事告発を実施する方向で宮城県警察本部との調整を進めている。