発表テーマ 概要(発表順)

別紙
発表テーマ 概要(発表順)
施設名
テーマ概要
Road to 府中市検診受診率向上=私たちには足がある!
東京都がん
検診センター
公
現在の日本のがん検診受診率は低い状態にある。そこで受診者数増加を目指し、がん検診啓
社 発印刷物を作成し配布した。その後、受診者に対しアンケートを実施し、結果を分析したとこ
ろ、印刷物の有効な使用方法や、有効な啓発活動対象を考察することができた。今後の活動に
役立てたい。
制吐剤の適正使用による経営改善効果
多摩南部
地域病院
公
社
当院の抗がん剤治療時の制吐療法の多くは、ガイドラインと異なっていることが判明した。
薬剤費に影響している制吐剤について、ガイドラインに合わせることを提案し、迅速に承認・
変更したことで、薬剤費削減、患者の副作用回避に結び付いた。
カルテ等診療情報のバーコードによる管理の導入
北療育
医療センター
福 北療育医療センターの診療情報(外来カルテ、入院カルテ、X−P袋、脳波波形)に、バー
保 コード化した管理コードを付設し、TAIMS標準ソフトであるMS−ACCESSにより、
バーコードによるカルテ等診療情報の入出庫処理未返却カルテ督促処理、棚卸処理などを行う
システムを構築した。
時には町のレストランでコース料理を!
東大和
医療センター
福
近隣に嚥下調整食の利用者でも利用できるコース料理を提供しているレストランがない。嚥
保 下調整食摂取者が増加する中、地域のレストランと協力体制を構築し、5回の昼食会を経て、嚥
下調整食のコース料理は、見事に完成した。地元東大和市を食のバリアフリー先進地へ…とい
う野心が踊る。
診療材料費節減
大塚病院
都
平成25年度の診療材料費は前年度から上昇し、入外収益に対する比率も上昇した。このた
立 め、経営改善の視点から、職員のコスト意識向上のための診療材料のニュースレターの発行
や、各部署の定数品目や衛生材料の中で高い金額割合を持つ手術キットの見直しに取り組み、
診療材料費の節減を図った。
できたよ、スリム化!あったよ、達成感!!
豊島病院
公
社
広尾病院
都
立
当院における内視鏡検査は、地域の要請や検査の多様化と高度化を背景に年々増加の一途を
たどってきた。様々な改善を行ってきた中で、今回は内視鏡室で使用する診療材料補充業務の
改善や定数配置の変更の成果について報告する。
楽Knee!楽Knee!ヘルプKnee!!−膝関節撮影補助具の作製−
膝関節軸方向撮影では、重いカセッテを持つ患者の負担が大きく、また、カセッテが安定せ
ずに再撮影となるケースも生じていた。その対策として撮影補助具の作製を試みた結果、患者
の負担軽減と撮影時間の短縮、再現性の高い撮影が可能となった。
院内LANを活用した職員経営マインドの啓発
駒込病院
都
現在、都立全体で進めている経営改善の活動基盤として職員の意識改革が求められている。
立 これに対して企業経営でも重視されている経営情報の開示拡充という手法で取り組んだとこ
ろ、経営情報の認知度向上、意識向上という点で一定の効果が見られた。今後、情報開示手段
の多様化により一層の効果増を図っていく。
栄養サポートします ∼全職員との協力体制確立を目指して∼
大久保病院
公
栄養サポートチーム(NST)の回診参加職種、回診方法、低栄養患者のスクリーニング方
社 法及び広報活動を見直し、さらに病棟単位のNSTを立ち上げた。必要な患者へ適切に介入が
でき、活動内容がチームメンバー以外にも分かりやすくなった。NST介入件数は増加し、活
動内容の充実も図ることができた。
施設名
テーマ概要
「標準的な手術室オリエンテーションのDVD作成の取り組み」
小児総合
医療センター
都
緊急手術の増加に伴い、翌日の手術の術前訪問ができない症例が増加していた。そこで、手
立 術室に来る全ての子供と家族が『手術室=知っている場所』になることを目的にオリエンテー
ションDVDを作成し、子供と家族が手術前に視聴する取組を試行で行った。本格的な運用に
向けて、子供と家族が不安なく手術に臨めるよう取組を行う。
外来化学療法に対する薬剤師の介入−「がん患者指導管理料3」の算定に向けた取り組み−
荏原病院
公
平成26年度診療報酬改定で、「がん患者指導管理料3」が新設された。この算定のために化学
社 療法同意書の改定及び薬剤師が使用する説明書の作成を新たに行うとともに、同時に薬剤師の
業務体制を見直した。その結果、薬剤師による指導患者人数は増加し、継続的な介入でより安
全な医療が提供できるようになった。
知って安心 話してスッキリ あって良かった相談処−皆様のお悩み解決した∼い−
多摩総合
医療センター
都
総合患者支援センター内の相談部門(医療福祉相談・がん相談支援センター)の紹介ビデオを作成
立 し、外来電光掲示板・病棟床頭台テレビで放映を開始した。より多くの外来、入院患者及び家族に相談
部門の周知がなされ、サービスの向上につながった。今後、自主的に相談する患者の増加が一層期待さ
れる。
What a wonderful pamphlet
墨東病院
都
国際化が進む中、東京オリンピックの開催も決定し、外国の方とふれあう機会が増えてい
立 る。当院の新生児科病棟には、日本語が分からない御家族も多くいるため、病気の赤ちゃんの
育児ができるよう援助したい、コミュニケーションを取ることをあきらめたくない、その一心
でツール作成に取り組んだ。
災害時の重症心身障害児(者)の安全確保
府中療育
センター
福
災害に備え、看護科防災マニュアルに基づき、防災訓練方法を見直した。災害等発生時に速
保 やかに「入所者の生命と安全を確保する」適切な判断力と行動力を病棟職員全員が身に付ける
ため、アクションカードやベッドネームなどを工夫・活用し、重症心身障害児者の特徴に合わ
せた訓練に取り組んだ。
ようこそ7番窓口へ∼全ての業務改善は患者サービス向上に通じる∼
松沢病院
都
外来窓口から薬剤師の作業が見えず、待たされることに対して患者から苦情があった。調剤
立 室のレイアウトを変更し、作業を可視化した結果、患者との会話が増え、苦情が減った。ま
た、他の作業も効率化し、外来のみならず入院患者へも更に丁寧な指導が実現したことで、よ
り良い患者サービスの提供が実現した。
後発医薬品の導入推進∼後発品 it go∼
多摩北部
医療センター
平成26年度の診療報酬改定において、機能評価係数Ⅱに後発医薬品指数が追加され、病院経
公
営の効率化を図るためには、更なる後発医薬品の導入促進が求められている。また、後発医薬
社
品の適正使用は、個人負担額の軽減につながり、患者に選ばれる病院づくりには不可欠であ
る。今回、選定作業の効率化及び安全を考慮した情報提供を行った。その結果、使用割合は増
加し、適正な後発医薬品の導入促進につながった。
ちりも積もれば山となる節約大作戦 ∼消毒薬の基準量を設けて∼
東部地域病院
公
当院では手術の際、皮膚消毒薬を多量に準備・使用するため、余りを廃棄する無駄や使い過
社 ぎによる患者の皮膚変色等の課題が生じていた。このため、皮膚消毒薬の適量基準を定め、基
準に沿って使用する取組を進めた。この結果、1か月で約5,000円の経費節減と患者の皮膚変色
の軽減を図ることができた。
着楽なパジャマの手軽な作り方
神経病院
都
立
関節拘縮のある患者の場合、着替えの際に、関節に負担がかかることが多い。今回、低コス
トで関節に負担をかけることなく着替えができるようなパジャマを工夫した。また、御家族自
身でも簡単に作れるよう、作り方のパンフレットを作成し、情報提供が可能となった。