================================================================= 新年のご挨拶 2015 年 新春 ================================================================= 新春のお慶びを申し上げます 皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます 本学会は、公益社団法人に生まれ変わって、本年4月で 3 年目を迎えます。 昨年は、一年かけて、学会の強み、特徴、役割を再確認することを目標に、 以下のような《重点項目》を定め、取り組んでまいりました。 1.公益社団法人として学会の社会的役割、事業活動等の指針となる理念体 系を策定し、公開する。 2.特別委員会による答申・建議を検討し、理念の達成をめざした中長期の 事業計画目標を立てる。 本年は、学会内外の情勢変化に対応した財政基盤の安定・強化策を打ち出し、 学会の社会的認知度を上げながら、足腰の強い組織の実現に向けての第一歩を 踏み出したいと考えております。 国境を越えて人々が移動する今日のグローバル社会において、そこで生活す る私たちは、異なる文化や言語を有する人々を隣人として捉え、相互理解や相 互尊重することが大切になっています。こうした社会的ニーズに応えるために、 日本語教育学会は、日本語学習者によりよい学習の機会を提供するために、日 本語教育に資する研究を行うことと、日本語教育に関わる優れた人材を育成す ることを目指します。日本語教育の研究と、日本語教育に関わる実践者及び研 究者の教育を推進することは、日本語教育の質的向上をもたらし、学習者をと りまく学習環境をよりよいものにします。そしてそれは、様々な場面における 新たなコミュニケーション、相互理解を生み出し、豊かな社会をつくることに つながると信じています。 公益社団法人としての学会活動にこれまで同様のご支援,ご協力を賜ります ようお願い申し上げます。 2015 年が皆様にとって実り多き年になりますようお祈りいたします。 公益社団法人 日本語教育学会 会長 伊東祐郎
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