================================================ 新年のご挨拶 2016 年 新春 ================================================ 新春のお慶びを申し上げます 皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます 本年 4 月,会員数 4,000 名を有する本学会は,公益社団法人に生まれ変わっ て 4 年目の春を迎えます。この間に学会の使命・学会像・全体目標を総括した 「理念体系」について議論を重ね,ご承知のとおり,昨年の春季大会にて中間 報告として取りまとめて発表いたしました。9 月には各委員会委員長と理事か ら成る合同検討会議体を発足させ,協働して事業計画案を策定しているところ です。 策定にあたって重視していることは,学会全体で共有する理念体系の下で, 各委員会がそれぞれの考えを持ちながらも,横断的視野をもって,関連する委 員会と積極的に連携して効率的に相乗効果を上げる事業を進めるという点で す。これまで以上に事業間の風通しをよくし,会員の方々はもとより,学会の 運営にご興味をもってくださっている方々に,よりよいプログラムをご提供で きるよう,協働していきたいと思っています。現在,関連する事業の委員長・ 理事によって,学会が優先的に取り上げる社会的課題と研究課題,研究発表の 審査基準と体制,大会における多様なプログラムの実施という3つの重要課題 について合同会議がさまざまな角度から熱い議論を継続しています。また,各 事業でも新たな試みを検討すべく審議が進んでいます。 2016 年は,「人をつなぎ,社会をつくる」を使命とする学会の本格的活動の 第一歩の年にするべく,具体的な中長期事業計画案を確定し,ホームページを リニューアルして広報していきたいと考えています。 さて,本年 9 月にはインドネシア・バリにて日本語教育国際研究大会(ICJLE) が開催されます。日本語教育グローバル・ネットワーク(GN)による国際連携 のさらなる強化を図っていきたいと思っています。 よりよい学会活動を推進かつ展開していくために,これまで同様のご支援, ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 本年が皆様にとって実り多き年になりますようお祈りいたします。 公益社団法人 日本語教育学会 会長 伊東祐郎
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