JILPT ホームページ「統計情報」コーナー 統計トピックス パートタイム労働者の賃金 - 時間当たりは増加が続く - ○失業率改善とともに増加が加速、第3四半期(7~9 月平均)1.0%増、11 月 1.0%増 図1 パートタイム労働者の時間当たり賃金(きまって支給する給与)の増減率と完全失業率 - 2010 年第1四半期~2014 年第3四半期、10、11 月 - 1.6 % 5.2 増減率 1.5 (きまって支給する給与) 5.1 5.0 時間当たり賃金 5.0 1.2 1.1 4.7 4.5 1.0 4.4 0.8 4.3 対 前 0.6 年 同 期 0.4 増 減 率 0.2 1.0 0.7 0.6 0.6 4.2 0.4 完 4.8 全 失 業 4.6 率 季 調 4.4 値 ) 4.2 0.4 4.0 % 5.0 ( パ 1.4 ー ト 時 1.2 間 当 た 1.0 り 賃 金 0.8 パートタイム労働者 4.0 3.9 3.8 完全失業率 0.0 3.6 目盛右 3.5 3.6 3.6 3.5 3.4 △ 0.2 第1 第2 第3 第4 第1 第2 第3 第4 第1 第2 第3 第4 第1 第2 第3 第4 第1 第2 第3 10 11 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 月 月 ─────────────────────────────── 四半期平均 ───────────────────────────────────── ─ ─ 資料出所 厚生労働省「毎月勤労統計調査」 、総務省「労働力調査」 ─ ─ 時間当たり賃金の増減率は、毎月勤労統計調査による各月のきまって支給する給与指数を総実労働時間指数で ─ 注 1 右端は 10、11 月単月の値 注2 除して四半期平均し、その対前年同期増減率(%)をとったもの(最後に四捨五入で小数点以下第 1 位までの 値とした) 。 注 3 完全失業率は、労働力調査による各月の完全失業率の季調値を四半期平均したもの(四捨五入して小数点以下 第 1 位までの値とした) 。 図1のデータ(月別含む) (エクセルデータ ダウンロード) 参考1 月間賃金の動き 同じ間の月間賃金(きまって支給する給与)の動きは次の図のとおりである(四半期平均)。変動が大 きく、時間当たりでみた場合に現れる傾向が必ずしもはっきりしない。月間の労働時間数が暦の影響な どで動くと、時間給の多いパートタイム労働者の月間賃金額も動くことが一因と思われる注。なお、この 図には、一般労働者(フルタイム労働者)及び全労働者の月間賃金の動きも併せて示してある。 JILPT ホームページ「統計情報」コーナー 注 例えば、2012 年第1四半期と 2013 年第1四半期の増減率は、2012 年がうるう年であった影響で、ブレている と思われる。 図2 パートタイム労働者の月間賃金の増減率 -四半期平均 2010 年第1四半期~2014 年第3四半期- 3.0 % パートタイム労働者 2.5 一般労働者 就業形態計 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 △ 0.5 △ 1.0 △ 1.5 △ 2.0 第1 第2 第3 第4 第1 第2 第3 第4 第1 第2 第3 第4 第1 第2 第3 第4 第1 第2 第3 2010 2011 2012 2013 2014 年 年 年 年 年 資料出所 厚生労働省「毎月勤労統計調査」 注 一般労働者、労働者全体の動きも、それぞれ破線と灰色の線で示してある。 参考2 長期で見た場合 毎月勤労統計調査でパートタイム労働者の賃金の増減率がわかる 1994 年以降について、時間当たり賃 金の動きを失業率と併せてみると、下図のとおりである。点線で囲んだ失業率の改善した期間は、時間 当たり賃金が増加していること、しかも増加幅が拡大していることがわかる。 図3 パートタイム労働者の時間当たり賃金の増減率と完全失業率 -四半期平均 1994 年第1四半期~2014 年第3四半期- 3.5 5.5 % 完全失業率 3.0 目盛右 % 5.0 2.5 4.5 2.0 1.5 4.0 1.0 3.5 0.5 3.0 0.0 2.5 △ 0.5 パートタイム労働者 時間当たり賃金 △ 1.0 各年第1四半期に縦線を引いてある。 (2015 年 1 月 19 日掲載) 2014 2013 2012 2011 2010 2009 2008 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999 1998 1997 1996 1995 1994 2.0
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