農薬の の 策 ポジティブリストに対応した 対 ト ドリフ 防除作業技術 現地実演検討会 ために! 平成18年全国農業システム化研究会 ▲ A コーナー ▲作物の種類別に開発された各種ノズルが紹介された ま し た 。 等 を 使 っ て 、 従 来 型 ノ ズ ル と ド リ フ ト 低 減 ノ ズ ル の 比 較 が 行 わ れ ナ ー で は ス ピ ー ド ス プ レ ー ヤ 、 乗 用 管 理 機 で の ブ ー ム ス プ レ ー ヤ ま た 、 B コ ー ナ ー で は ハ イ ク リ ブ ー ム 、 ブ ー ム ス プ レ ー ヤ 、 C コ ー で は 背 負 式 動 噴 や ラ ジ コ ン 動 噴 お よ び ド リ フ ト 低 減 ノ ズ ル の 紹 介 、 実 演 展 示 は 、 A 、 B 、 C の 3 つ の コ ー ナ ー を 設 け 、 A コ ー ナ ー 参 加 さ れ 、 ド リ フ ト 対 策 へ の 関 心 の 高 さ が う か が わ れ ま し た 。 学 校 、 市 町 村 、 J A 、 団 体 関 係 者 、 生 産 者 な ど 5 0 0 名 以 上 が 実 演 展 示 に は 、 九 州 各 県 の 普 及 機 関 、 農 業 試 験 場 、 農 業 大 ▲様々なドリフト低減ノズルに関心が集まった ▲ドリフト防護フィルムの効果も確認 と し て い ま す 。 て い た だ き 、 ド リ フ ト 対 策 の 取 組 み を 加 速 化 さ せ る こ と を 目 的 生 産 者 の み な さ ま に 、 防 除 作 業 技 術 や 資 機 材 へ の 理 解 を 深 め こ の 検 討 会 の 実 施 に よ り 、 普 及 指 導 機 関 、 関 係 機 関 お よ び ル に 関 す る 実 演 展 示 を 行 い ま し た 。 本 県 立 農 業 大 学 校 の 敷 地 内 に お い て 、 各 種 防 除 機 や 散 布 ノ ズ 討 を 実 施 す る こ と に し て い ま す が 、 調 査 に 先 立 ち 、 こ の た び 熊 て 農 薬 散 布 に 係 わ る ド リ フ ト ︵ 農 薬 飛 散 ︶ 防 止 対 策 技 術 の 検 全 国 農 業 シ ス テ ム 化 研 究 会 で は 、 今 後 現 地 実 証 調 査 に お い ま す 。 ︵ 詳 細 は P 9 ∼ 10 ﹁ ド ク タ ー U の ワ カ ∼ ル 農 政 ﹂ 参 照 ︶ 薬 散 布 時 の ド リ フ ト 防 止 対 策 の 推 進 が 重 要 な 課 題 と な っ て い 月 29 日 か ら 施 行 さ れ ま し た 。 こ れ に よ り 、 農 薬 の 適 正 使 用 や 農 食 品 衛 生 法 が 改 正 さ れ 、 ポ ジ テ ィ ブ リ ス ト 制 が 平 成 18 年 5 九 州 地 区 で 開 催 全 国 に 先 駆 け て B コーナー ▼ブームスプレーヤでの散布比較 (左部分が慣行ノズル、 右半分にはドリフト低減ノズルを装備) ▲ 参 加 者 の 眼 差 し は 真 剣 ▲粒子径の大きさの違いを、 手で触って実感 生 産 経 営 流 通 次 部 長 山 田 敏 彦 農 林 水 産 省 九 州 農 政 局 ▲水に濡れると青黒く変色する感水紙でドリフトテスト。左の慣行ノズルに比べて、 右のドリフト低減ノズルの方は飛散が少ない ポジティブリストについて、 普及センターのアンケート調査でも大変不安をもっている 方が多いという結果が出ています。 生産現場で残留基準を超えるような作物を仮に 出してしまうと、 産地にとって大きな打撃になりますからね。 そういう中でこのような実 演検討会を持っていただいたことは大変ありがたいことです。 500人以上の参加とい うことで、 大変有意義だと認識しています。 ドリフト低減ノズル自体は話を聞く場面が多いのですが、 実際に散布するのを 見る機会はなかなかないですからね。 今回見せていただいて、 霧の発生が少 なくて、 ドリフト低減効果はかなり高いと感じました。 ただ、 霧が少ないと農家の 人からちゃんと農薬がかかっているのかという不安が出る可能性があるので、 その辺の情報はきちっと伝えないといけないと思いました。 専平 門山 技 術誠 員 二 福 岡 県 農 業 技 術 課 ポジティブリストに対応した防除作業技術現地実演検討会 C コーナー 実演後、 質疑応答 ▲スピードスプレーヤでの散布比較 (左半分が慣行ノズル、 右半分がドリフト低減ノズル) 現場への正確な情 報提供を図るため、 実演後、質疑応答 が活発に行われた ▲乗用管理機での散布比較 (左部分が慣行ノズル、 右半分に各種ドリフト低減ノズルを装備) 農 業 普 及 指 園 導 芸 課 上 田 愼 二 産 地 育 成 班 長 熊 本 県 球 磨 地 域 振 興 局 農 林 部 現場には不安があります。 ドリフト対応マニュア ルみたいなものは出ていましたが、 そのくらいで は無理だと思って、 是非目に見える形での研修 会をお願いし、 実現しました。 一般的にはノズル の開発が進んでいることを農家の人はあまり知 りません。 今回の実演検討会のお陰で、 参加さ れた指導機関の方々は自信を持って説明でき 参 加 者 は 決 意 を 新 た に し ま し た 。 と い う 、 生 産 者 サ イ ド の 意 気 込 み を 見 せ た い と 、 消 費 者 に 安 全 ・ 安 心 な 農 産 物 を お 届 け す る 含 め 、 総 合 的 な 取 組 み が 必 要 で す 。 密 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 、 散 布 履 歴 の 記 録 な ど も 圃 場 周 囲 の 充 分 な 状 況 把 握 、 近 隣 の 農 家 と の 綿 リ ス ク の 少 な い 農 薬 の 選 定 と 適 正 な 散 布 、 散 布 で ド リ フ ト 問 題 は 解 決 す る も の で は あ り ま せ ん 。 た 今 回 の 実 演 検 討 で し た が 、 も ち ろ ん そ れ だ け ド リ フ ト 低 減 ノ ズ ル の 効 果 を 充 分 に 確 認 で き ると思います。 ノズルを換えるだけで、 明らかに飛散が 少ないことを確認できました。 今後、 講習 会や研修会で普及を図りたいと思います。 熊本県は生産作目が多く、 ドリフトに一 番気を使うところですが、 現場ではまだま だその厳しさが解ってないところもあると 感じています。 その辺のところを充分説 明し徹底していきたいと思っています。 営 農 生 活 セ ン 営 タ 農 ー 担 当 課 長 岩 下 浩 一 J A 熊 本 中 央 会 連 合 会
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