平成 27 年1月 13 日 動 物 衛 生 課 【OIE 情報】カナダにおける高病原性鳥インフルエンザ(H5N2)の発生について カナダ ブリティッシュ・コロンビア州における高病原性鳥インフルエンザ(H5N2)の発 生について、OIEへ報告がありましたのでお知らせします。 なお、我が国は、2014年12月3日にカナダ ブリティッシュ・コロンビア州で高病原性鳥 インフルエンザ(H5N2)の発生が確認されたことから、同日付けで同州からの生きた家き ん及び同国全土からの家きん肉等の輸入を一時停止しております。 【出典】 OIEウェブサイト:2015年1月8日付け http://www.oie.int/wahis_2/public/wahid.php/Reviewreport/Review?reportid=16903 (OIE情報は更新・差替えが行われる場合がありますので、出典元も併せて御確認下さい。) 【概要】 ・発生数:1件(続報4) ・発生日:2014年12月19日 ・OIEへの報告日:2015年1月8日 ・血清型:H5N2(高病原性) ・臨床徴候あり 【発生状況】 ・発生場所:ブリティッシュ・コロンビア州 ラングリーの裏庭飼育農場 【動物種】 【飼育羽数】 【症例数】 【死亡数】 【淘汰数】 【と畜数】 家きん 85 12 3 82 0 ・趣味の飼育、複数種(あひる、がちょう、七面鳥、鶏)を非商用として飼育 【疫学情報】 ・感染源:不明又は調査中 ・これまでのブリティッシュ・コロンビア州における発生と同じ地域にある、非商用の裏庭農 場で発生 ・発生農場の淘汰は2014年12月20日に完了 ・発生農場の清掃及び消毒はカナダ食品検査庁(CFIA)の監督下で実施中 ・CFIAが設置した一次コントロール地域において、移動制限及び強化サーベイランスを継続し て実施 ・カナダの他地域においても、カナダ鳥インフルエンザ・サーベイランスシステム (CaNAISS)を継続して実施 1 【対応】 ・淘汰 ・隔離 ・ゾーニング ・施設等の消毒実施 ・国内における移動制限 ・スクリーニング ・ワクチン接種禁止 ・患畜を治療対象としない 【カナダにおける高病原性鳥インフルエンザ(H5N2)の発生状況地図(2014年11月以降)】 アボッツフォード(8件) ・2014 年 12 月 10 日 ブロイラー種鶏 ・2014 年 12 月9日 ニューファンドランド・ ブロイラー種鶏 ・2014 年 12 月8日 ブロイラー種鶏 ラブラドール州 ユーコン ノースウェスト準州 肉用七面鳥 ・2014 年 12 月4日 肉用七面鳥 プリンスエドワード ヌナブト準州 準州 アイランド州 ブリティッシュ・ コロンビア州 ・2014 年 12 月2日 ブロイラー種鶏(2件) ・2014 年 11 月 30 日 アル バータ州 サスカ チュワン ケベック州 マニトバ州 オンタリオ州 州 ノバ・スコシア州 肉用七面鳥 ニューブランズ ラングリー(3件) チリワック(1件) ・2014 年 12 月 19 日 ・2014 年 11 月 30 日 あひる、がちょう、七面鳥、鶏 ブロイラー種鶏 ・2014 年 12 月 16 日 ブロイラー種鶏 ・2014 年 12 月 13 日 採卵鶏 2 ウィック州
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