9.代表者による全体評価と見直しの結果 弊社が環境への取り組みを効果的・効率的に行うことを目的に EA21 認証を取得してから 2 年が経過し ました。環境活動については、以前から事業所内の省エネ活動や清掃活動などを実践してきましたが、 EA21 に取り組んで以降、天然ガス供給による環境負荷低減をはじめ様々な取り組みを定量的に評価でき るようになり、また PDCA サイクルを機能させることで継続的・発展的な活動とすることができるよう になったと考えています。 つ 2013 年度の取り組みに きましては、目標を達成できたもの、達成できなかったものがありました。 「お客様の温室効果ガス削減・環境負荷低減」については、前年を上回る成果をあげることができまし たが、天然ガス導入時期のずれ込み等の影響で目標を達成することはできませんでした。一方、 「事業活 動における環境負荷低減」については、藤枝本部新事務所への移転と低環境負荷設備の採用による効果 で目標を達成することが出来ました。また、お客様を対象とした省エネ・節約・断熱セミナーをはじめ て開催して、 「地域の生活と産業の発展に貢献する」という弊社の事業コンセプトに即した環境活動を実 践することが出来ました。以上から、全ての目標を達成できた訳ではありませんが、全体としては一定 の成果をあげたと評価しています。ただし、昨年の環境レポートの全体評価で課題とした「継続的取組 をさらに発展させること」については、様々な環境への取り組みを通じてお客様や行政などとの協働に よる横のつながりを更に広げることができると考えており、次年度はそうした方向性を持った活動を更 に打ち出していくことを期待します。 持続可能な社会を構築するためには、あらゆる主体が積極的に環境への取り組みを行うことが必要で す。弊社においても、様々な事業活動の中に省エネルギー・省資源・廃棄物削減等の取り組みを行うこ とが求められていると認識しており、これからも環境活動に積極的に取り組むことで地域社会の発展に 貢献していきたいと考えていますので、今後とも皆様のご理解とご支援を宜しくお願いいたします。 2014 年 9 月 東海ガス株式会社 代表取締役社長 31 薮崎 正義 発行記録 2011 年 9 月 初版 2012 年 6 月 2013 年 9 月 第2版 第3版 2014 年 9 月 第4版 32 http://www.tokaigas.co.jp 201409 33
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