1月14 日 VOL.4 #01 水曜日 江戸川大学 学生 新聞 取材/編集:学生記者クラブ 発行:江戸川大学広報センター The Edogawa Times www.edogawa-u.ac.jp デューサー、演出ディレク 学生の役割分担は、プロ し、貴重な経験をしたと大 思うとすごく楽しかった 全 体 制 作 ス ケ ジ ュ ー ル 表、 も の の、 企 画 書、 組 織 図、 ずれるとすべてが狂う。緊 計算している。スタートで フィッティングを秒単位で プロデューサーは、一人 しんどかった。」 でやらなければならない仕 役割分担表、当日の進行表 事がほとんと。家に帰って 山君は振りかえる。 張と不安が交差する。 川史朗さんだ。彼の指示で それでもトラブルは起き イベントが終わった瞬 た。理不尽とさえ思えるこ 体の芯から自信が沸いてき 感 じ た。 し ば ら く す る と、 間、重圧から開放されたと たのだ。 ショーを続けることができ さ ん の 機 転 を 受 け 止 め て、 備 を し た か ら こ そ、 古 川 る。 だ が、 考 え ぬ い て 準 もコレクションのことを考 と台本など大量の資料つく ター、スタイリスト、照明、 最初は、先生たちが企画 りに授業以外の時間は没頭 音楽・映像、広報・宣伝の して、資料も用意してくれ 6つ。1年生は見習いだ。 えてしまう日々が続いた。 しつづけた。 音楽が早すぎる。 さあ、どうする スった。音楽が早く出てし 案 の 定、 ス タ ー ト で ミ はやっておいたほうがいい まった。 よ。 」とアドバイスしてく を 見 に 来 て く れ て、 「これ 3年生の先輩が時々様子 て、自分たちは実行部隊で いいんだと思っていた。 え、そんな事まで 自分でやるの! プロデューサーは、学生 や 協 力 者、 出 演 者 を ま と め、全体を統括し、大学事 務局との連絡を取り、円滑 に実施運営できるよう準備 し か し、 当 日 は 強 力 な 助っ人に来てもらって れた。例えば、イベント当 日に配るお弁当の発注管理 い た。 数 多 く の フ ァ ッ ところが、7月のゼミで、 初めに中口哲治教授から簡 表。お弁当が足りなくなっ する。役割は多岐にわたる。 実施に至るまでの責任を負 単 な 説 明 が あ っ た だ け で、 う大変な役割だ。そのため、 たりしたら、大問題だ。 ションショーを手がける 後 は い っ さ い を 任 さ れ た。 ションショーはタイミング さて、本番当日。ファッ 音楽が一瞬、止った。 打合せのために作成した 資料は数え切れない。入学 がすべてだ。音楽と同時に 代表の古 JUNGLE GYM 合プロデューサーの大山聖 時に貸与されたパソコンと 自分からやる癖も身につい とも、自分なりに処理する ン グ が 戻 っ た。 た。 「 こ れ か ら、 こ ん な も 会場が静まりかえる。 ショーの歯車が んか、と色んなことが楽に 方法が身についた。進んで 完璧にかみ合い 最後にファッションコー 思えると思う。」 「自分が考え た。 るから。 でも、 大学はファッ インしたり、作ったりでき うがいいと思う。服をデザ ス を 目 指 す 人 へ 一 言。 「単 を生み出してま シ ョ ン 業 界 を 研 究 す る 場。 あって、完璧な とめてからでな ファッションを通して、視 に服が好きという理由だけ いと、人に相談 野を広げたい人はぜひ江戸 フィナーレで終 す ら で き な い。 大に来て下さい。」 なら、専門学校に行ったほ やっている間は えることができ ルのがんばりも はじめた。モデ だ が、 そ こ か ら タ イ ミ 文君(2年)だ。 ディレクターはメイクや モデルと映像が出る。演出 エクセルは苦労せず使える 授業のおかげで、ワードや 必要で、そのリーダーが総 6人ものプロデューサーが !! 「 想 像 し て い た の と は、 だ い ぶ 違 っ た。」 で も、 今 エドコレ終了後。「7 割の出来。疲れた〜」と大山くん。「学生の指 導は楽しい。一生懸命だからね」と古川さん。 2015 年 プロデューサーは何でも屋 苦労もプレッシャーもなんのその。エドコレを成功させるのがオレの仕事だ !! エドコレプロデューサー 大山聖文君インタヴュー 昨秋 11 月 3 日、駒木祭で江戸川ガールズコレクションを主 催した「江戸川大学 EGC 実行委員会」は、江戸川大学社会学 部経営社会学科の学生たちだ。学生と言っても2年生と1年生 だけ。学生スタッフを束ねるプロデューサー大山君を密着取材 した。( 取材:志摩千尋 写真・レイアウト:高山里歩)
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