今後の入札制限の対象

今後の入札制限の対象
公正な競争の下、質の高い、より低廉な情報システムを調達する観点から、一層の透明性、公平性の向上を図るため、「情報シス
テムに係る政府調達の基本指針」 (注)など、政府共通の取扱いに基づいて入札制限を行うこととしております。
なお、現時点で想定している入札制限は、次のとおりですが、事業者の皆様からの意見やシステム構築の実情などを踏まえ、
必要に応じて点検・見直しのうえ情報提供させていただくこととしております。
(注)2007年(平成19年)3月1日 各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議決定
各役務の受託者
当該役務が該当するシステム監査
(入札参加できない)
CIO補佐官等の属する事業者等
CIO補佐官等が調達仕様書の妥当性確認等を行った調達案件
(入札参加できない)
フェーズ1(統計)の開発に係る工程管理支援
フェーズ1(統計)の開発の受託者
(双方向で入札参加できない)
フェーズ1(統計)に係る製品(ハードウェア・ソフトウェア)
(入札参加できない※1)
フェーズ1(経過管理等)の開発の受託者
フェーズ1(経過管理等)の開発に係る工程管理支援
(双方向で入札参加できない)
フェーズ1(基盤)の開発の受託者
フェーズ1(基盤)に係る製品(ハードウェア・ソフトウェア)
(入札参加できない※1)
フェーズ2の開発に係る工程管理支援
フェーズ2の開発の受託者
(双方向で入札参加できない)
フェーズ2の開発に係る製品(ハードウェア・ソフトウェア)
(入札参加できない※1)
調達仕様書の作成に直接関与した調達案件
日本年金機構のシステム支援の受託者
(入札参加できない※2)
※1 調達仕様書の作成に直接関与した事業者等
※2 【パターン2.役務の関連性を理由とした入札制限】に該当する場合を除く。
※3 上記の各受託者及び事業者等には、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)第8条に規定する親会社及び子会社、同一の親会社を
持つ会社並びに委託先事業者等の緊密な利害関係を有する事業者を含む。
入札制限の対象外となるケース
システム刷新が膨大なシステム構築であるといった実情などを踏まえ、次のようなケースは、情報システムに係る政府調達の基本
指針(平成19年3月)に基づく入札制限の「適用除外」として取り扱うこととしております。
なお、現時点で想定しているケースは次のとおりですが、事業者の皆様からの意見やシステム構築の実情などを踏まえ、必要に応
じて点検・見直しを行ったうえで、情報提供させていただくこととしております。
【パターン1.先行業務に直接関わったことによる優位性を理由とした入札制限】
【適用除外とする要件】
・先行する役務の成果物等が開示されていること。
<入札制限の適用除外として取扱うケース>
先行業務
【パターン2.役務の関連性を理由とした入札制限】
入札可能な後続業務
①最適化計画の策定
フェーズ1、フェーズ2の開発
②要件定義書の策定
フェーズ1、フェーズ2の開発
③基本設計(基盤開発)
フェーズ2の開発
④基本設計補完工程(アーキテクチャ設計)
フェーズ2の開発
⑤フェーズ1の開発
フェーズ2の製品(ハードウェア・ソフトウェア)
⑥フェーズ1の開発
フェーズ2の開発
備考
H18年度より公表済
【適用除外とする要件】
・役務間に直接の関連性が存在しないこと。
<入札制限の適用除外として取扱うケース>
先行業務
役務間に直接の関連性が存在しない場合がある
入札可能な後続業務
①基本設計
フェーズ1、フェーズ2の工程管理支援
②基本設計補完工程
フェーズ1、フェーズ2の工程管理支援
③フェーズ1の工程管理支援
フェーズ2の開発
④フェーズ2の工程管理支援
フェーズ1の開発
⑤基本設計の工程管理支援
フェーズ1、フェーズ2の開発
⑥基本設計補完工程の工程管理支援
フェーズ1、フェーズ2の開発
⑦過去のシステム監査業者
フェーズ1、フェーズ2の開発、工程管理支援、システム運用
【パターン3.役務の関連性を理由とした入札制限】
【適用除外とする要件】
・コンソーシアム内における各作業が明確化(協定書、提案書)されていること。
<入札制限の適用除外として取扱うケース>
先行業務
入札可能な後続業務
①フェーズ1(経過管理)の開発
製品(ハードウェア・ソフトウェア)の導入
②フェーズ1(番号管理)の開発
製品(ハードウェア・ソフトウェア)の導入
役務間に直接の関連性が存在しない場合がある
【パターン4.先行業務に直接関わったことによる優位性を理由とした入札制限】
【政府調達の基本指針】(P32抜粋)
共通基盤システムの設計・開発の調達を先行して実施し、共通基盤システムの設計開発に携わる事業者
が情報システム全体の設計に係る基本的事項の整理を先行して行うこととした場合には、当該事業者は、個
別機能システムの設計・開発に係る調達仕様書の作成に関与することとなる。この場合、共通基盤システム
の設計・開発事業者及びその関連事業者は、調達仕様書に関する入札制限が必要とされない場合を除き、
個別機能システムの設計・開発の調達案件の入札に参加させないこととする。
【適用除外とする要件】
《詳細設計以降の工程(フェーズ1)》
フェーズ2開発に係る調達仕様書の作成に直接関与していないこと。
<入札制限の適用除外として取扱うケース>
先行業務
役務間に直接の関連性が存在しない場合がある
入札可能な後続業務
①フェーズ1(基盤)の開発
フェーズ2の開発
②フェーズ1(経過管理)の開発
フェーズ2の開発
③フェーズ1(番号管理)の開発
フェーズ2の開発