電子機械応用 - 新潟県立新潟工業高等学校

学番
平成26年度
教科(科目) 工業(電子機械応用)
使用教科書
7
実教
061
8
新 潟 県 立新 潟 工 業 高 等 学 校
電子機械応用
学科(コース)・学年
電気科・3学年
電子機械応用
副教材等
履修単位 (時間)
単位(
2時間
)
履修条件
選択
1.学習目標
「メカトロニクス」に関する応用技術に関心、探究心をもち、意欲的に探究する態度を身に付け、
論理的に分析できるようにする。実践的技術・技能を身に付け、それを活用できるようにする。
2.指導の重点
調査・研究および実習をとおして、応用技能を習得し、自ら創意工夫を生かしたものづくりに
取りくめるようにす
3.学習の計画
学期
学習内容
'第1章
動力用アクチュエータ
1.電力を利用したアクチュエータ
2.流体を利用したアクチュエータ
1
'第2章 産業用ロボット
1.ロボットの基礎
2.ロボット制御のシステム
学習のねらい
・直流・交流モータの原理 ・教科書を中心として学習し、
を 理 解 さ せ 、 制 御 に 必 要 な 教科書の問題を解く。
技術を習得させる。
・パワーエレクトロニクス ・資料等を活用し、新しい技術
に必要な技術を理解させる。にも触れる。
・空気圧、油圧式アクチュエータの
原 理 を 把 握 さ せ 、 制 御 に 必 ・必要に応じて実習等を行う。
要な技術を理解させる。
・産業用ロボットの構成・
機能について理解させる。
・センサ、アクチュエータ
および制御技術やロボット
言語、材料、制御系を理解
させる。
3 . ロ ボ ッ ト の 操 作 と 安 全 管 ・ロボットの危害から作業
理
者を保護したり、ロボット
の誤作動防止等の安全管理
について理解させる。
'第 3 章 フ ァ ク ト リ ー オ ー
トメーション
学習活動(評価方法)
・ロボットの教示操作を体験さ
せる。運転時の注意事項を十分
理解させ、安全に関する法規に
ついても把握させる。
学番
2
1.CAD/CAM
2.NC工作機械
3.生産システムの基礎
4.ネットワーク技術
8
新 潟 県 立新 潟 工 業 高 等 学 校
・CAD/CAMなどのF ・ 実 習 を 取 り 入 れ な が ら 、 電 子
A技術について理解させる。機 械 技 術 が 、 ど の よ う に 具 体 的
・マシニングセンタなどの に活用されているのかを把握さ
N C 装 置 の 技 術 要 素 を 、 プ せる。
ログラム例も含めて総合的 ・実際に制御のためのプログラ
に学習させる。
ミングを体験させる。
・FMSについて、自動搬
送、自動倉庫、CATなど
を中心に学ばせる。
・LANの形態や構成と、
WANの技術について理解
させる。
'第4章 電子機械応用設計
1.自動化機器の調査研究
3
・ シ ス テ ム 化 の 技 術 や 最 適 ・「 実 習 」 と の 連 携 を 図 り な が
なシステムのありかたにつ ら、できるだけ体験的に理解で
いて学ばせる。
きるようにする。
2.簡単なメカトロニクス ・既習の知識を利用して、
システムの設計
簡単な装置の設計ができる
ようにする。
4.評価の観点
関心・意欲・態度
思考・判断
技能
知識・理解
・「 メ カ ト ロ ニ ク ス 」
に関する応用技術に関
心、探究心をもち、意欲
的に探究する態度を身に
付けようとする。
'・「 メ カ ト ロ ニ ク ス 」
に関する応用技術に課
題を見つけ、それを論
理的に分析したり、考
察できる。
'・「 メ カ ト ロ ニ ク ス 」
に関する調査・研究お
よび実習をとおして、
応用技能を習得する。
また自ら創意工夫を生
かしたものづくりに取
りくめる。
'・ 実 用 的 な 「 メ カ ト ロ
ニクス」に関する応用
技術を理解する。また
実践的技術・技能を身
に付け、それを活用で
きる。
具体的な評価の対象
・年5回の定期考査
・小テスト、授業中に使用したプリント、学習ノートなど
・必要に応じて実習時のまとめレポート
5.その他(留意すべき点・担当者からの一言)
単に知識を得るだけでなく、実際の製品を動かす体験も重要になります。
欠席の無いようにしてください