ナスカ簡易マニュアル ~ 描画ソフトとCAD/CAMの 起動と基本操作 ~ 描画ソフトの起動方法 1-1 1.起動方法と簡易操作説明 1.1 描画ソフトの起動方法 [1 ] 描画ソフトを起動する ソフトを起動する時は、 >[プログラム] >[ゴードーソリューション ナスカ V2]から希望の ソフトを選択します。 描画 (シミュレーション) ソフトを起動します。 描画ソフトは、 編集ソフト 「ナスカ編集」 から起動 するので、 描画を行いたい時は、 まず以下のメ ニューをクリックして、 「ナスカ編集」 を起動します。 ・ ナスカビュー (回転刃物系) ・ ナスカ編集マシニング用 (回転刃物系) ・ ナスカワイヤービュー (線条加工系) ※体験版の場合は、[ゴードーソリューション ナスカ V2 体験版]の表記になります。 ・ ナスカ編集旋盤用 (旋盤系) ・ パススコープ (回転刃物系) ※体験版で、 OSが WindowsVista の場合は 1-3 ページのヒント欄をご覧ください。 ナスカ編集 未購入のソフトの場合やハードロックを接続して いない場合は上記の警告が出ます。 をクリックすると、 体験版として使用できます。 起動方法と簡易操作説明 1-2 描画ソフトの起動方法 [2] サンプルファイルを開く サンプルデータは、 インストール先のフォルダ 1. [ファイル] をクリック C:¥NasukaV2¥Sample¥NCData¥Mill (マシニング用) に格納されているので場所を移動します。 3. ここをクリックし、[NasukaV2]を選択 2. [開く] をクリック 4. ¥NasukaV2¥Sample¥NCData¥Mill のフォルダを選択します。 サンプルNCデータの場所 5. MillSample01.dnc をクリック ・ ワイヤー用 C:¥NasukaV2¥Sample¥NCData¥Wire ・ 旋盤用 C:¥NasukaV2¥Sample¥NCData¥Lathe 6. をクリック [描画] メニューから希望の描画ソフトをクリックし ます。 7. [描画] メニューをクリック [描画] メニューは、 起動時は無効 (薄 い表示メニュー) になっています。 編集画面でNCデータが書かれると有 効になります。 起動方法と簡易操作説明 描画ソフトの起動方法 1-3 W i n d o w s V i s t a 上で、 体験版のナスカビュー、 ナスカビュー A R A 、 パススコープ を 起 動 す る 方法 1. 「NasukaV2」 フォルダ> 「ET」 フォルダ>下記フォルダ内の実行ファイルを 右クリック。 ※体験版の場合は 「NasukaV2_Demo」 のフォルダ名の場合があります。 【各ソフトの実行ファイル名】 「Mill」 フォルダ内の ナスカビュー : NasukaViewNC.exe ナスカビュー ARA パススコープ : NskViewCam.exe : PathScope.exe 2. 「管理者として実行」 を選択。 3. 「ユーザーアカウント制御」 ウィンドウで 「許可」 を選択。 4. ソフトが起動。 ナスカビュー 起動方法と簡易操作説明 1-4 CAD / CAMの起動方法 1.2 CAD / CAMの起動方法 [1] CADを起動する CADを起動します。 >[プログラム]>[ゴードーソリューショ ン ナスカ V2]>[ナスカCAD]をクリックします。 ナスカCAD [2] サンプルファイルを開く CADのサンプルファイルを開きます。 [ファイル] メニュー>[開く]をクリックします。 今回、 SAMPLE3.CAD をダブルクリックして開き ます。 起動方法と簡易操作説明 CAD / CAMの画面操作(拡大・縮小等) 1-5 [3] CAMを起動する CADで、 作図またはファイルを開いた後、 [CA M] メニューから希望のCAMをクリックします。 CAMが起動します。 「上下異形状CAM」 を起動したい時 は、 左図の [ワイヤー] を選択して 「ワイヤーCAM」 を起動後、 [上下異 形状] メニュー> [上下異形状] をク リックしてください。 1.3 CAD / CAMの画面操作 (拡大 ・ 縮小等) ■マウスホイール マウスホイールを回すことにより、 マウスポイン タのある位置を中心にして、 画面の拡大 / 縮 拡大 小を行います。 マウスホイールを向こう側に回すと画面が拡大 され、 手前に回すと縮小されます。 また、 マウスのホイールボタンを押し込んだ状 態でドラッグすると、 表示がマウスポインタにつ いて移動します。 縮小 移動 起動方法と簡易操作説明 1-6 CAD / CAMの画面操作(拡大・縮小等) 画面の表示操作は、 マウスホイール以外に左図 の [画面表示] のコマンドでできます。 ■ 枠拡大を行います。 枠で指定した範囲を作図領域に拡大表示 します。 「拡大する範囲の1点をクリックして下さい。 (中止 : 右ボタン)」 の案内表示で、 範囲 の1点目をクリック後、 もう1点をクリックしま す。 ■ 現在の半分の大きさで表示します。 ■ 現在の2倍の大きさで表示します。 ■ 枠拡大を連続して行います。 ■ 画面をドラッグすることにより表示位置を移 動します。 ■ 現在作図されている図形全体を表示しま す。 ■ 現在設定されている用紙サイズ全体を表 示します。 ■ 直前の表示位置、 大きさで表示します。 ■ 画面を一旦消去して、 再描画します。 ※中止したい場合は、 そのまま他のコマンドを選 択します。 起動方法と簡易操作説明 補助線の表示 1-7 1.4 補助線の表示 図形にマウスを重ね、 キーボードの キーを押す ■補助線の表示方法 ・ マウスカーソルを補助線を表示させたい図形 要素に合わせて、 ・ 任意の位置で キーを押します。 キーを押すと十字線を表示 します。 ■補助線の消去方法 キーを押します。 すべての補助線を一括し て消去します。 ■各図形要素に対する補助線表示の内容 ・ 線分 → 延長線と中点 ・ 円弧 → 円弧の全周と中点、 円の中心線 ・ 点 → 点での水平垂直線 補助線が表示できない場合 何も無い所でキーボード の キーを押す [設定]メニュー>[システム]をクリックして、 表示される[ システムパラメータの設定] ウィンドウで、[ 画面メニューをキーで行 う]の設定が ON ください。 になっているかご確認 起動方法と簡易操作説明 1-8 補助線の表示 <補助線の利用例1 : 中点表示> 1. 各線分上で補助線を表示します。 ↓ キー それぞれの中点が表示されます。 ↓ 2. それぞれの中点上で補助線を表示します。 ↓ キー 四角形の中心が求められます。 起動方法と簡易操作説明 補助線の表示 1-9 <補助線の利用例2 : 延長線表示> 1 . 各要素上で補助線を表示します。 ↓ キー 延長線上の交点が求められます。 起動方法と簡易操作説明 1-10 ヘルプを利用してみましょう 1.5 ヘルプを利用してみましょう [1] ヘルプの起動方法 (全ソフト共通) ヘルプで、 操作方法や各設定画面の説明をご 覧いただけます。 [ヘルプ] メニュー> [ヘルプ] をクリックすると起 動できます。 全ソフト共通です。 クリック 起動方法と簡易操作説明 ヘルプを利用してみましょう 1-11 [2] ヘルプの起動方法 (CAD / CAMの場合) CAD / CAMの場合、[1]の方法の他に以下の起動 方法があります。 ・ 画面右下の ・ [操作手順] ウィンドウ ウィンドウのどこでも 良いのでクリック クリック と [操作手順] ウィンド ウをクリックした場合、 ヘルプは、 そ の時選択しているコマンドの説明ペー ジを開きます。 [操作手順] ウィンドウが表示されて 設定画面が開いている状態でも、 [操作手順] ウィンドウからはヘルプ を起動できます。 いない場合は、 [表示] メニュー> [操 作手順コメント表示ウィンドウの有無] をクリックしてチェック有りの状態にし ます。 起動方法と簡易操作説明 1-12 操作案内表示 1.6 操作案内表示 CADやCAMで、 コマンドを選択した後は、 画 面下の 「操作案内表示」 をご覧ください。 次に必要な操作を表示しています。 コマンドを選択すると、次に必要となる操作の案内を表示します。 <例 : 円弧の作図コマンドを選択した場合> 1. 「中心をクリックするか、 中心の座標をキー入力して下さい。」 → 中心座標を入力 2. 「通過点をクリックするか、 半径をキー入力して下さい。」 → 半径を入力 円が作図されます。 起動方法と簡易操作説明 作成 第 3 版 2007 年 10 月 23 日
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