(第4次経営健全化計画・閲覧用)(PDF:693KB)

埼玉県マスコット「コバトン」
-埼玉県立病院アクションプラン-
(第4次 経営健全化計画)
彩の国
埼玉県病院局
平成24年3月
目
第1章
1
2
3
4
次
はじめに
プラン策定の背景
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これまでの改革の成果
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
プランの位置付け
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
対象期間
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第2章
事業運営
1 基本方針(ミッション)
2 取組の方針(ビジョン)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
2
3
3
4
4
第3章
各病院のバランス・スコアカード
・・・・・・・・・・・・
7
循環器・呼吸器病センター
がんセンター
小児医療センター
精神医療センター
埼玉県立病院アクションプランの戦略目標について
・・・・・・・・ 20
埼玉県立病院アクションプランの地域支援及び地域連携について
・ ・ ・25
第4章
収支見通し
1 収益的収支
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 資本的収支
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4病院合計
循環器・呼吸器病センター
がんセンター
小児医療センター
精神医療センター
第5章
公表等
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 プラン達成状況の評価方法
2 プラン達成状況の公表
3 類似病院との比較・検証
30
35
38
第1章
1
はじめに
プラン策定の背景
埼玉県の生産年齢人口が今後も減少が見込まれる一方、高齢化が急速に進んでい
く。医療の充実に対する県民の期待が高まる中で、今後も、採算面で民間病院等で
は困難な高度・専門的な医療の提供、地域医療連携による本県医療水準の向上、県
民ニーズに合った医療の提供をしていくことが求められている。
しかしながら、現在の病室をはじめとする施設では医療の高度化に対応すること
が難しい。このため、新病院の建設など大規模な設備投資が必要となった。
県立病院は、従来の病院の管理運営のほかに病院局発足時に引き継いだ資産の更
新という、今までに経験をしたことのない大きな転換期を迎える。
これまで経営改善に取り組んだ結果、一般会計からの繰入金を削減してきた。し
かし、新病院建設費などは将来にわたり、病院事業会計の大きな負担となる。これ
を経営努力のみで賄うことは極めて困難と言わざるを得ない。投資の費用を確保す
るためには一般会計との調整が必要となる。そのためには、病院の運営面でのさら
なる改善努力を継続していかなければならない。
ここに「埼玉県立病院経営健全化第3次フォローアッププラン」
(平成21年度~
23年度)の後継となる「埼玉県立病院アクションプラン(第4次経営健全化計画)」
を策定する。
1
2
これまでの改革の成果
県立病院は「埼玉県立病院経営健全化計画」(平成 11 年3月策定)、「埼玉県立病
院経営健全化フォローアッププラン」(平成 16~18 年度)及び「埼玉県立病院経営健
全化新フォローアッププラン」(平成 19~21 年度)、「埼玉県立病院経営健全化第3
次フォローアッププラン」(平成 21~23 年度)に基づき改革に取り組んできた。
その結果、平成 17 年度決算において、平成 12 年8月の「埼玉県立病院改革推進
委員会-提言」で示された一般会計繰入金削減目標(81.7億円以下)を達成した。
県立病院改革の主な経緯
平成9年 12 月
県議会で病院経営について一般質問
「1ベッド当たりの赤字は 1,076 万円。迷惑を被るのは納税者である県民です。」
10 年1月 「埼玉県立病院経営健全化推進会議」設置
11 年3月 「埼玉県立病院経営健全化計画」策定
12 年1月 「埼玉県立病院改革推進委員会」設置
8月 「県立病院改革-提言」
→ 繰入金を①15 年度に 90 億円、②16 年度以降は 81.7 億円以下
13 年4月
8月
12 月
14 年4月
寄居こども病院廃止
総長、副総長職の廃止
武弘道前鹿児島市立病院長兼管理者を健康福祉部参事に招聘
県議会が全会一致で地方公営企業法の全部適用を議決
地方公営企業法を全部適用 病院局を設置して知事部局から独立
→ 病院事業管理者を設置 武弘道氏就任
精神保健総合センターを福祉部門と病院部門に分離
6月 13 年度決算が約 15 億円の収支改善 27 年ぶりの黒字に
12 月
医師の勤勉手当に実績評価を導入
15 年4月
3病院の副病院長に看護師を登用
16 年6月
15 年度決算で過去最高黒字を達成(約 24 億円の収支改善)
一般会計繰入金は 89.1 億円へ縮減<提言の目標①をクリア>
17 年4月
病院事業管理者に伊能 睿氏就任
18 年4月
精神医療センター児童思春期(30 床)、急性期病棟(50 床)開棟
18 年6月
17 年度決算で一般会計繰入金 77.7 億円<提言の目標②をクリア>
19 年度決算で、11 年度以来、8年ぶりの赤字(約4億7千万円)
20 年6月
21 年4月
病院事業管理者に名和 肇氏就任
循環器・呼吸器病センターDPC導入
22 年6月
21 年度決算で、3年ぶりの黒字(約1億7千万円)
22 年9月 循環器・呼吸器病センター電子カルテ導入
23 年6月
22 年度決算で、2年連続の黒字(約9億5千万円)
23 年 10 月 精神医療センター回復期病棟(50 床)廃止、医療観察法病棟(33 床)
開設
2
億円
年度
3
プランの位置付け
プランは、今後の県立病院の健全な運営のために、病院局の職員が一丸となっ
て取り組む行動計画(=アクションプラン)である。
県立病院の基本的な役割については、県の最上位計画である「埼玉県5か年計
画
安心・成長・自立自尊の埼玉へ」(平成 24~28 年度)及び埼玉県地域保健医療
計画(平成 20 年度~24 年度)に基づくものである。
また、経営改善の取組は、「第三次行財政改革プログラム」(平成 23~25 年度)
の示す改革の指針に沿ったものであるとともに、平成19年の「総務省公立病院
改革ガイドライン」の視点も取り入れている。
なお、本プランは、埼玉県病院局が所管する循環器・呼吸器病センター、がん
センター、小児医療センター及び精神医療センターの4病院の行動計画について
BSC(バランス・スコアカード)的手法を用いた。
4
対象期間
プランの対象期間は平成24年度から26年度までの3年間とする。
3
第2章
事業運営
基本理念
県民の方を向いた、患者さんのための医療
1
基本方針《ミッション(県立病院の使命)》
高度医療・不採算部門の医療の提供と地域医療機関の支援
2
○
高度・専門・政策医療の提供
○
地域医療支援による本県医療水準の向上
○
県民ニーズに応じた医療の提供
取組の方針《ビジョン(中期的な達成目標)》
ミッションを達成するため、
(1)
医療の進歩に対応する柔軟な組織体
(2)
優れた人材が生き生き働く組織体
(3)
最大限効率的な経営体
を目指す。
4
(1)
医療の進歩に対応する柔軟な組織体
・新しい医療分野への取組
最新技術の治療(がんセンター)
総合周産期、救命救急(小児医療センター)
医療観察法病棟(精神医療センター)
・最新医療に対応する職員の確保・養成、症例数の確保
・高度医療に対応する医療情報の電子化
・収益確保と患者負担軽減のためのDPC導入
(がんセンター、小児医療センター)
・地域医療との連携強化及び症例数の確保
・新病院の建設(がんセンター、小児医療センター)
・老朽化病棟の建替え(循環器・呼吸器病センター)
・待合時間、待機日数の短縮
・患者アメニティの向上
駐車場、病院食、バリアフリー
(2)
優れた人材が生き生き働く組織体
・最新医療に対応する職員の確保、養成、症例数の確保
・診療科目をまたがる横断的医療チーム
・職員勤務環境の改善(宿舎、院内保育所)
(3)
最大限効率的な経営体
・材料費、経費の節減
・情報処理の電子化
・収益確保と患者負担軽減のためのDPC導入(再掲)
5
○
職員に目標を共有させ目的意識を高めるため、全職員参加による発案
○
全職員からのボトムアップによる課題や目標の明確な共有・可視化
BSC(バランス・スコアカード)の手法
業績評価指標
PDCAサイクル
6
行動計画の策定
第3章
各病院のバランス・スコアカード
県立4病院ごとにバランス・スコアカードを作成した。
平成24年度から3か年の計画期間については、これに基づく行動計画(アクシ
ョンプラン)により、業績評価指標の達成を目指す。
指標の設定に当たり、病院事業の基礎的データについては各病院共通指標として
定めた。
【共通の業績評価指標】
①病床利用率
②1日当たり外来患者数
③繰入金を除いた医業収支比率
④職員給与費対医業収益比率
⑤患者満足度
⑥職員満足度
【指標の計算】
○病床利用率(%)
入院延べ患者数÷入院延べ病床数×100
※入院延べ患者数(「24 時現在在院患者数+その日の退院患者数」の年間累計)
※入院延べ病床数(許可病床数×年間の入院日数)
○1日当たり外来患者数(人)
外来延べ患者数÷年間の外来日数
※外来延べ患者数(外来患者数の年間累計)
○繰入金を除いた医業収支比率(%)
医業収益÷医業費用×100
○職員給与費対医業収益比率(%)
職員給与費÷医業収益×100
《評価と実行(PDCAサイクル)》
1年間の実績をまとめ、翌年度の目標設定、アクションプランを策定する。
・目標未達成
→
原因の評価・分析
・目標を達成
→
新たな目標の設定
→
改善策
PDCAサイクルの中で現場とトップのコミュニケーションが深まる。また、
具体的な数値による評価は、現場職員にとってトップの経営目標が分かりやすい。
これを繰り返すことで、病院が一体となった改善につなげていく。
7
循環器・呼吸器病センター バランス・スコアカード
基本方針
(ミッション)
区分
戦略目標
・県民の健康を守り、心の支えとなる病院をめざします
・誠意と熱意をもって患者さんに接します
重要成功要因
1.患者さん中心の医療の実践
2.高度・先進的な医療の提供
3.医療安全の確保
4.地域医療との連携
取組の方針
(ビジョン)
業績評価指標
ホームページアクセス件数(PV:月平均)
実績
見込み
22年度
23年度
目標値
24年度
25年度
6,600
6,900
7,000
7,100
3
4
4
5
767
859
860
860
1,145
1,124
1,180
1,214
情報提供の充実
院外広報の発行回数(HP含む)
医療の質の向上
顧
客
の
視
点 地域連携の強化
患者サービスの向上
業
務
プ 業務の効率化
ロ
セ
ス
の
視
点 医療安全の徹底
高度・専門医療の充実、提 手術件数(件)
供
救急搬送の受入件数(件)
・紹介元への返書の徹底
530 ・医師会との症例検討会開催
・地域公開研修の開催
480 ・後方連携(転院・施設・在宅)の推進
506
525
525
530
入退院の円滑化
退院調整カンファレンスの開催回数
302
336
400
435
患者さんの評価の向上
患者満足度調査の満足度(%)
【「満足」以上の回答割合】
71
79.4
80以上
81以上
14.9
14.9
13.9
13.9
13.8
14.1
13.1
13.1
46
55
50
45
56.8
85.0
85.0
85.0
85.0
43
40
45以上
47以上
48以上
0
0
0
0
0
9
8
8
8
9
-
-
1
1.2
1.5
58.3%
(H21)
60.4
-
62.0
86.8
86.1
85.7
86.4
81.4
81.9
82.4
82.4
87.4
89.8
90.3
90.3
312.4
309.2
322.9
322.9
(返) 4.20
4.20
4.00
3.80
・診療報酬の請求漏れ対策
3.60 ・査定減の縮減(保険委員会の活用)
(査) 0.35
0.20
0.19
0.18
0.18
未収金回収率(%)
39.5
20.0
22.0
22.0
22.0
職員給与費対医業収益比率(%)
52.7
51.8
50.9
50.9
52.0
医療材料費対医業収益比率(%)
39.9
38.6
37.7
37.7
経費対医業収益比率(%)
17.9
19.1
18.4
18.5
平均在院日数(日)【上段:全体 下段:一般】
・効率的な病床管理
・業務・役割分担の見直し
・業務改善の推進
診療待ち時間(分)
院外処方箋発行率(%)
インシデント・アクシデントレポートに対する改善取組件数
・患者利用施設・設備等の整備・充実
82以上 ・接遇の向上(研修の実施)
・待ち時間対策
・クリニカルパスの充実・活用推進
13.9
・迅速かつ有効な経営分析(在院日数状況管理)
・医師事務補助の増員
13.1
・適切な予約管理
・院外処方の継続的な推進
40
医療事故の防止
経営状況の管理・分析
繰入金を除いた医業収支比率(%)
病床利用率(%) 【上段:全体 下段:一般】
入院・外来患者の増加
1日あたり外来患者数(%)
費用の縮減
860 ・チーム医療の推進(合同カンファレンスの促進)
・効率的なベッドコントロールの実施
1,236
紹介患者数(外来+入院:月平均)
学
全職員向け研修開催回数
習 人材の育成
教育・自己啓発の機会確保
視と
研修・学会への参加回数(職員一人あたり年間回数)
点成
長
職員満足度調査の満足度(%)
モチベーションの向上 職場環境の改善
の
【全体として、この病院で働くことに満足している割合】
財 収益の拡大
務
の
視
点
7,200 ・受け手目線のホームページの作成と定期的改定
・院外広報(紙)内容の充実
5 ・診療成績等の積極的な公表
紹介患者数の増加
院内感染症発生件数(件)
経営の効率化
アクションプラン
26年度
請求漏れ・査定減の防止
未収金の発生防止と早期
回収
効率的な経費の執行
レセプト返戻率・査定率(%)
8 - 9
・医療安全管理体制の強化
・院内感染対策の強化
・職員向け内部研修会の充実
・院外研修への参加促進
・専門資格の取得支援
・調査結果の病院運営への反映
- ・多職種間のコミュニケーション活性化
・経営会議、経営調整会議、運営会議の活用
86.7 ・類似病院との経営比較
・効率的なベッドコントロールの実施
82.4 ・特別個室の有効運営
・外来化学療法患者の増加策(運営体制整備)
90.3 ・経営改善(収益向上)の取組
322.9
・未収金対策の強化(サービサーの活用)
・時間外勤務の縮減
・経営改善(費用削減)の取組
37.7 ・後発医薬品採用の推進
・共同購入品目の拡大
18.5 ・診療材料の見直し(安価な材料へ)
がんセンタ-バランス・スコアカード
基本方針
(ミッション)
区分
戦略目標
・医療の質の向上
~チ-ム医療~
・医療連携を通じて先進的ながん医療とチ-ム医療による
安全と安心の提供
重要成功要因
業績評価指標
・診療指標の作成
・再入院率(6週間以内) (%)
・横断的なチ-ム医療への
理解
・認定看護師数
・医学物理士数
・薬剤師数
・管理栄養士数
・緩和ケア診療加算の算定(件)
・薬剤管理指導料(件)
・退院調整相談数(調整成立)
・相談支援体制の充実
・地域医療の支援
・医療連携の強化
顧
客 ・情報公開の推進
の
視
点
・アメニティの向上
実績
見込み
22年度
23年度
・紹介率(%)
・紹介新患数(人)
・適切な業務分担
・無菌製剤処理加算の算定(件)
3,100
3,410
3,500
4,332
4,100
4,400
4,500
10
14
15
16
837(462)
820(440)
840(460)
850(465)
3,800 ・医師の「緩和ケア研修会」への参加
・緩和ケアチ-ムを1チ-ム増設の検討
4,600 ・認定看護師のうち特に「がん化学療法看護」
「がん放射線療法看護」「手術看護」の確保
17 ・医学物理士の採用
・栄養サポ-トチ-ムの届出のための人材確保
950(520)
2481(428) 2400(420)
2500(430)
2600(440)
学 ・人材の確保
習
と
成 ・人材の育成
長
の
視
点 ・職員の定着
・効率的な経営
財
務
の
視 ・収益の確保
点
・費用の縮減
・CT件数(件数)
・患者ニーズや組織の要請
・相談件数の増加(件)
に基づく組織の改編
・看護師、放射線技師、検査技師、薬剤師
・実習生の受け入れ
等の養成施設からの受け入れ(延人数)
88
90
91
5,352
5,314
5,570
5,694
63
65
70
75
1
5
10
60
70
80
90 ・開示目的や開示方法等の広報
80
82
84
62
64
66
88 ・緩和ケア病棟での音楽療法の推進
・施設、設備の改善等
72 ・新病院におけるコンセプト≪癒しの提供≫実現
34(1160)
36(1300)
38(1400)
51
30(1100)
・クリニカルパスのパスマネ-ジャ-の採用(がん地域連
携パス・DPC対策にも運用)
78 ・パスに合わせた消耗物品等のセット化
・DPCコーディング委員会との連携
・DPC導入に伴い想定される在院日数短縮、入院待機
16.3 数の減少に対しての適切なベッドコントロ-ル
72
74
76
17.8
17.8
17.3
16.8
14,665
14,000
14,600
14,700
14,800 ・薬剤師による病棟での無菌製剤処理
17,553
17,800
18,600
19,000
・造影剤注入業務の看護師への移管による医師業務の
19,500 軽減とCT予約枠の増加をはかる
・血管確保のための部屋の準備
11,773
12,000
12,200
12,400
12,600
1,866
1,880
1,890
1,900
1
3
3
15
16
18
4 ・地域がん登録実務者研修、相談員研修への参加
・認定看護師の不足領域の分析と受講支援
20
65.6
67
68
・「こころの相談室」等によるアセスメントの実施
70 ・新卒・既卒へのフォロ-アップ研修
13
・職員満足度調査の満足度(点)
・相談支援センタ-内の人事管理の一元化
・養成施設への実習生受け入れや採用につい
1,920 ての広報・求人活動
・繰入金を除いた医業収支比率(%)
91.0
83.7
85.8
74.1
・職員給与費対医業収益比率(%)
50.9
55.9
55.3
70.8
・新たな施設基準を取得するための準備
79.4 ・保険請求漏れの防止
・時間外勤務の減少
59.1
・病床利用率(%)
89.3
88.0
90.0
85.0
81.3 ・診療科、外来、相談支援センタ-の連携を
790.3
780.3
799.2
802.5
_
_
0.2
0.4
・経営状況の管理・分析
・入院・外来患者の増加
・1日あたりの外来患者数(人)
・コストに関すること
40(1500)
84
・国立がんセンタ-主催の ・国がん研修会への参加人数(人数)
研修会への参加
・認定看護師(人)
・認定看護師
・職場環境の改善
2800(460) ・退院調整に従事する専従の看護師又は社会福祉士の
確保
92 ・埼玉県医師会、がん診療連携医療機関への広報活動
・院外報の充実(医療機械紹介、治験中治療法の紹介、
6,447 新病院建設状況、新しい病院等) ・紹介初診の連絡への適切な対応
80 ・相談支援機能の拡充を含めた体制整備により、がん診
療連携計画策定を推進する。
20
87.6
・業務の効率化
・CT撮影件数の増加
アクションプラン
3,536
・チ-ム医療実践 ・クリニカルパスのバリアン
・クリニカルパスの承認数(件)
・業務の効率化
スの徹底分析
・平均入院待機日数(日)
26年度
24.6 ・DPC導入に必要な事項から指標化を検討
・入院患者満足度調査の満足度(%)
・情報共有による効率化
25年度
23.6
・カルテ開示件数(件)
・施設及び人的サービスの
・外来患者満足度調査の満足度(%)
充実、適切な情報提供
・ボランティアコンサ-トの回数(参加者数)
24年度
23.6
・がん診療連携拠点病院と ・キャンサ-ボ-ドの開催(回数) (診療5グル-プ合計)
しての役割
・がん診療連携計画策定料算定回数(件)
・患者の権利
目標値
23.6
・強度変調放射線治療(IMRT)(件)
・入院栄養食事相談数(指導料算定数)
1.地域医療連携及びがん拠点病院としての機能の充実
2.質の高い集学的医療、チ-ム医療の実践
3.安らぎと癒しの提供
取組の方針
(ビジョン)
・後発医薬品への切替(%)
10 - 11
12 - 13
より一層深め、効率的に病床を運用する。
883.2
1.0 ・後発医薬品採用検討(入院注射薬より開始)
小児医療センターバランス・スコアカード
基本方針
(ミッション)
区分
戦略目標
質が高く、信頼される医療の提供
重要成功要因
質が高く、信頼される医療
高度先進医療の提供
の提供
顧
客
の 地域連携強化
視
点
患者アメニティ向上
業 患者の安全
務
プ
ロ
セ
ス 優れた人材の確保
の
視
点
電子カルテの導入
学 専門資格取得
習
と
院内勉強会開催
成
長
の
視 職員の定着
点
効率的な経営
財
務
の 収益確保・経費削減
視
点
1.類似病院のトップを目指す
2.働きたい、働き続けたい病院づくりを推進
3.チーム医療の推進と業務の効率化
取組の方針
(ビジョン)
業績評価指標
実績
見込み
22年度
23年度
サポートチーム医療活動件数(件)
目標値
24年度
25年度
31
30
40
50
栄養指導件数(件)
504
450
500
550
逆紹介率(%)の向上
31.3
33
36
38
セカンドオピニオン件数(件)
26
40
55
70
満足度向上(5点満点中)入院部門
4.2
4.2
4.3
4.4
満足度向上(5点満点中)外来部門
3.7
3.7
3.8
3.9
7
22
20
18
地域支援病院としての役割
患者利用施設の充実
・身体的影響のあった報告 インシデントレベルⅢ-b以上の報告数(件)
件数の減少
インシデント事例分析実施回数
-
460
475
490
・医療安全文化を醸成する 指差し称呼の実施率
-
69.90%
80%
90%
600
40 ・紹介元医療機関への返書
・救急医療の適切な役割分担
85 ・症例研修会の開催
4.5 ・利用施設、設備、食事等の充実
・ホームページでの情報拡充
4.0
16 ・5Rと5Sの徹底を図り、正確な報告とともにインシデント
の分析を行い、レベルⅢ-b以上の発生防止に努める。
505
100%
11 ・新病院開業に向けた積極的な人材採用
・臨床研修指定病院としての優位性
4
5
6
11
11
初期・後期研修医の採用
3
1
2
3
1
3
6
6
認定看護師・小児専門看護師
10
13
16
18
20 ・認定・専門看護師の養成
院内研修会開催数
60
60
70
80
90 ・職員研修の充実
・研修報告会の実施
職員満足度(%)
-
-
80
82
一人当たり時間外勤務時間数(月時間)
17
20
18
16
84 ・快適な宿舎の整備
・院内保育所の充実
14
繰入金を除いた医業収支比率(%)
81.2
81.1
79.6
77.8
職員給与費対医業収益比率(%)
65.4
63.4
65.3
68.4
病床利用率(%)
77.8
75.7
79.5
80.5
561.2
540.1
557.8
560
-
-
2
4
入念な準備によるスムーズ 電子カルテ及びDPC院内研修開催数(件)
な移行
意識改革の継続
職場環境の改善
収入増加・経費削減の取組
入院・外来患者の増加
類似病院でトップを目指す DPCを活用した経営比較
60 ・チーム医療の推進
看護学校等への訪問
採用活動の充実
職務能力の向上
アクションプラン
26年度
1日当たり外来患者数(人)
比較件数 年間(回)
14 - 15
随時 ・平成24年度からDPC準備病院
・平成25年10月から電子カルテ導入
75.3 ・経営推進委員会の活用
・材料費の削減
72.9
81.5 ・二次、三次患者を断らない
・紹介患者をさらに増やす
560 ・外来予約枠の見直し
・類似病院との経営比較
4 ・DPCの活用
精神医療センターバランス・スコアカード
基本方針
(ミッション)
区分
戦略目標
・医療の質の向上
高度医療・不採算部門の医療の提供と地域医療機関の
支援
重要成功要因
・高度、専門医療の充実
・政策医療の提供
業績評価指標
実績
見込み
22年度
23年度
・地域医療の支援
・医療連携の強化
24年度
25年度
60.0
60.0
・依存症病棟病床利用率(%)
67.9
65.0
60.0
65.0
・児童・思春期病棟病床利用率(%)
75.5
77.0
77.0
77.0
─
32.6
93.9
93.9
1
3
2
2
2
484
511
600
600
600
20,184
20,200
20,200
20,200
168
175
175
175
56.6
56.6
56.6
56.6
187
176
180
180
・医療観察法病棟病床利用率(%)
・個別援助数(件)
・患者利用施設等の充実
・患者満足度調査の満足度(点)
学
習
と ・人材の育成
成
長
の
視
点 ・職員の定着
・優れた人材の確保
83
83
25.0
26.0
27.0
27.0
14
103
100
132
97.7
98.0
98.0
98.0
10
9
10
10
139
193
166
166
・院内感染症発生報告書提出数(件)
8
4
5
5
・認定・専門看護師数(人)
2
4
5
6
・院内研修開催数(回)
18
14
15
15
7 ・認定・専門看護師の養成
・職員研修の充実
15 ・医師、看護師研修等の積極的な受入れ
・研修医の受入数(人)
27
20
20
20
20
1,656
1,534
2,010
2,010
2,010
・職員満足度調査の満足度(%)
─
70.8
71.0
72.0
・離職率(%)
5.4
5.5
5.0
5.0
・繰入金を除いた医業収支比率(%)
48.6
51.2
61.3
61.8
・病床利用率(%)
56.4
63.9
76.0
77.1
135.2
129.6
136.0
136.0
・レセプト減点査定率(%)
0.03
0.03
0.03
0.03
・未収金回収率(%) ※前年度
65.5
66.0
66.0
66.0
・未収金回収率(%) ※前々年度以前
12.2
6.0
6.0
6.0
142.9
134.6
109.3
108.3
22.4
22.5
18.3
18.2
5.0
5.3
5.4
5.4
・クリティカルパス使用率(%)
・効率的な病床管理
・適切な業務・役割分担
・病棟服薬指導件数(件)
・院外処方せん発行率(%)
・医療安全研修会の開催数(回)
・アクシデント数(件)
・専門性の向上
・看護実習生、看護研修生の受入数(人)
・職場環境の改善
・経営状況の管理・分析
・入院・外来患者の増加
・効率的な経営
財 ・収益の確保
務
の
視
点
・費用の縮減
・1日当たり外来患者数(人)
・請求漏れ・査定減の防止
・未収金の発生防止と早期回収
・診療材料等の見直し
・適切な在庫管理
・スケールメリットの活用
・患者満足度調査の実施
・利用施設・設備・食事等の充実
83
・ホームページ等の診療情報の拡充
・外来患者待ち時間の短縮
・クリティカルパスの推進
27.0
82
・治療の標準化
・医療事故の防止
・患者や患者家族との連携
20,200 ・地元市町村や医療機関などの関係機関との連携
175 ・精神科訪問看護認定看護師による地域訪問看護ス
テーション等との連携
56.6 ・期間限定外来の実施
・救急医療の適切な役割分担
180
80
・情報提供の充実
業
務 ・業務の効率化
プ
ロ
セ
ス
の
視 ・医療安全の向上
点
60.0 ・高度医療の充実(措置・応急等、緊急を要する患者の
治療)
70.0 ・専門的医療の充実(依存症患者及び児童・思春期患
者の治療)
77.0 ・政策医療の提供(医療観察法対象者の治療)
・チーム医療の推進
93.9
60.0
・円滑な地域医療機関への ・訪問看護、訪問指導数(件)
移行
・逆紹介率(%)
・精神科救急医療体制の常
時対応施設としての役割
・精神科救急医療体制に基づく時間外対応数(件)
・ホスピタリティの向上
アクションプラン
26年度
64.1
・栄養食事指導数[個人・集団人数](人)
・診療支援体制の充実
目標値
・精神科救急病棟入院料算定患者率(%)
・外注検査項目の院内実施化(項目)
顧
客
の
視
点
1.医療の進歩に対応する柔軟な組織体
2.優れた人材が生き生き働く組織体
3.最大限効率的な経営体
取組の方針
(ビジョン)
・職員給与費対医業収益比率(%)
・委託費対医業収益比率(%)
・医療材料費対医業収益比率(%)
16 - 17
18 - 19
145 ・ベッドコントロール会議を利用した病床利用率の向上
・薬剤師の積極的関与
98.0 ・医薬分業の推進
10 ・安全管理委員会の開催
・「ヒヤリ・ハット事例」の分析と対応
166 ・医療安全に関する研修会の開催
・感染症対策の充実
5
73.0 ・快適な宿舎等の整備
・院内保育所の整備
5.0 ・適切な勤務管理
・経営会議・経営調整会議・経営改善戦略会議の活用
61.3 ・類似病院との経営比較
・実績の適時把握と分析
78.2
136.0
・保険委員会の活用 ・診療報酬研修会等の開催
0.03 ・医事専門職の活用
66.0 ・債権回収専門会社の活用
・外来時における納付督促
6.0
109.9 ・委託業務内容等の再検討
・診療材料の安価な材料への切替
18.1 ・余剰在庫等の削減
・共同購入品目の拡大
5.4 ・長期継続契約の拡大
○ 埼玉県立病院アクションプランの戦略目標について
病院名:循環器・呼吸器病センター
戦略目標
医療の質の向上
地域連携の強化
患者サービスの向上
業務の効率化
医療安全の徹底
人材の育成
モチベーションの向上
経営の効率化
収益の拡大
費用の縮減
内 容
・ホームページや院外広報誌を充実させ、診療成績等を公表し、患者・家
族、地域医療機関への情報発信を積極的に行うことで、医療機関としての
信頼を向上させる。
・高度・専門医療を充実させ広く県民に提供していける体制を整えるため、
チーム医療を推進するとともに、引き続き効率的なベッドコントロールに努め
ていく。
・紹介元医療機関へ返書を徹底することや医師会との症例検討会の開催に
より、地域医療機関との信頼関係を深め、紹介患者数の増加につなげてい
く。
・地域公開研修の開催により看護師やコメディカル部門の地域との積極的
な関係を作ることで、後方連携(転院・施設・在宅)を進め、入退院の円滑化
を図る。
・職員の接遇を向上させ、患者満足度調査の満足度が低い「待ち時間」対
策も行いつつ(ソフト面)、施設・設備等を患者さんの視点にたって整備・充実
させることで(ハード面)、患者さんの満足度を高めていく。
・医療の質を向上させ、地域医療連携を強化することによって、患者サービ
スの向上へとつなげる。
・クリニカルパスを充実させて活用を推進すると共に、在院日数等の状況を
迅速かつ有効に分析することで効率的な病床管理を行う。
・院外処方をさらに推進したり、医師事務補助を増員して医師の事務負担の
軽減を図るなど、業務の軽減化や役割分担の見直しによって、業務の効率
化を図っていく。
・医療安全管理研修の継続的な実施、医療安全マニュアルの定期的な見直
し、会議・委員会の充実等、医療安全管理体制を強化するとともに、委員会
を中心とした院内感染対策の強化により、医療事故発生の防止に努める。
・インシデント・アクシデントレポートの収集・分析により、再発防止策を検討
するなど安全性を優先した医療を実施する。
・職員向けの内部研修会を充実させ、多くの職員に参加してもらうとともに、
院外で行われる様々な研修への積極的な参加を促す。
・医師・看護師・コメディカル職員の専門資格取得にかかる支援を行ってい
く。
・職員満足度調査の実施結果を病院運営に反映させ、また、職種間のコミュ
ニケーションを活発化させる等、ハード・ソフト両面から職場環境を改善す
る。これにより、当センターで働くことへの満足度を高め、職員のモチベー
ションアップにつなげていく。
・病院局で行われる経営会議・経営調整会議での資料や院内の運営会議
で使用する資料を活用し、類似病院との経営比較も踏まえて、現在の経営
状況についての管理・分析を充実させる。これにより改善すべき項目を見つ
け出し、経営を効率化させていく。
・効率的なベッドコントロールを行い病床利用率を高めたり、外来化学療法
の受入体制を整備するなどにより、収益のベースとなる入院・外来患者数の
増加を図る。
・既に発生している債権(医療費)に関しては、診療報酬の請求漏れをなく
し、査定減を縮減する。
・未収金対策を強化するなどにより、未収金の発生防止と早期の回収を目
指す。引き続き、経営改善の取組(収益向上)も行っていく。
・時間外勤務の縮減や後発医薬品採用の推進、診療材料等の共同購入の
拡大やより安価な診療材料への見直しなどを実行し、効率的に経費を執行
していく。また、経営改善(費用削減)の取組も、引き続き行っていく。
20 - 21
○ 埼玉県立病院アクションプランの戦略目標について
病院名:がんセンタ-
戦略目標
医療の質の向上
地域医療の支援と
医療連携の強化
情報公開の推進
アメニティ-の向上
チ-ム医療の実践と
業務の効率化
業務の効率化
人材の確保、育成及び
職員の定着について
適正な保険請求
費用の縮減
収益の確保
内 容
・医師、認定看護師、コ・メディカル等の専門職が診療科(部)の枠を超えて
相互に協力することで医療の質の向上を図る。また、チ-ムとしての活動
が適正に報酬に反映されるよう必要な人員を確保する。
・チ-ム医療を積極的に進める上にも、「緩和ケア研修会」等の専門領域以
外の研修に積極的に参加する。
・五大がんの診療連携の充実を図るための院内体制の構築やキャンサ-
ボ-ドへの積極的な参加(適切な広報活動)を促す。
・新患の確保と医療資源である病床の有効利用を目的として、医師会、連
携医療機関への各種の広報活動や紹介患者の受入体制の構築、転院先
等社会資源情報の把握を行う。
・ホ-ムペ-ジ上にカルテ開示手続と開示件数等を掲載する。
・患者満足度調査結果や病院長への手紙などを通じて寄せられた意見、要
望、苦情を真摯に受け止めて改善を行う。特に外来採血について待時間が
指摘されており新病院では人員の増員、患者呼び出しモニタ-設置、採血
台の整備を行う。
・クリニカルパスの運用に際してバリアンスを管理する者を配置し、医師、看
護師、コ・メデイカルのいずれかに逸脱等が発生した場合は、徹底して内容
を分析し効率的なパスに修正する。
・パスに必要な消耗品等のセット化を進め不良在庫を一掃する。
・DPCの導入においては診断群分類ごとの入院日数と当院パスの整合性
を確認する。
・DPC導入に伴う病床回転率の短縮が想定されるため、ベッドコントロ-ル
は相談支援センタ-、各科外来と入退院情報の共有を図り迅速に対処する
ことで病床を有効に利用する。
・適切な役割分担により無菌製剤処理とCT撮影件数の増加を目指す。
・看護師等養成施設より実習生を積極的に受け入れると同時に、求人につ
いても各養成施設への広報と訪問を行い確保に努める。
・院内では看護師のクリニカルラダ-教育を継続して行い、更にアセスメン
ト能力の向上をはかる。医療の質の向上の観点から認定看護師の養成に
努める。
・用度担当と医事経営担当の連携により、購入した特定治療材料や高価
薬品が適正に保険請求されているか確認する。
・新病院開設時に導入されるSPDにより上記の「適正な保険請求」につい
て詳細なデ-タが収集できる。また、医薬品、医療材料等の棚卸も可能と
なるため不良在庫の一掃が期待できる。
・DPC導入に際して医薬品の後発品化(入院注射薬0.2% 約6百万円/年
より開始)を進める。
・病床利用率・外来患者数の増加については、上記に記載した医療連携、
適正なベッドコントロ-ル等の実行の結果であり、この最終的な実績を確保
するため努力する。
22
○ 埼玉県立病院アクションプランの戦略目標について
病院名:小児医療センター
戦略目標
内 容
医療の質の向上
・小児救命救急医療や総合周産期母子医療センターなど、高度・専門的な
医療の充実を図る。
・最新の技術と豊かな経験を有する専門職によるチーム医療を行い、信頼
される医療の提供を目指す。
・院内の研修会、報告会を企画し、職員のスキルアップや医療サービスの
向上を進める。
人材育成の充実
地域医療機関支援と
医療連携
・紹介元への御礼と情報提供を行う。
・集談会を開催するとともに研究会等に積極的に参加し、地域医療との連
携を構築する。
・遠隔地画像診断システムを活用した地域医療支援を行う。
・地域医療連携室を設置し、小児医療の地域医療機関との協力体制の
強化・推進を図る。
地域連携室の設置
・併設された特別支援学校との連携により、療養中の患児に対するきめ
細かい教育を支援する。
学校教育の支援
・DPC導入に伴い、類似病院との経営比較を行い、改善すべき項目を洗い
出し、経営を効率化させていく。
経営改善・業務の効率化
患者サービスの向上
(アメニティの充実)
・チャイルド・ライフ・スペシャリストを採用し、小児入院患者特有のストレス
や不安に子どもが向き合うのを支援したり、入院中や退院後も視野に入れ
た子どもの発達を促進する。
23
○ 埼玉県立病院アクションプランの戦略目標について
病院名:精神医療センター
戦略目標
医療の質の向上
地域医療機関の支援
医療連携の強化
ホスピタリティの向上
業務の効率化
医療安全の向上
人材の育成
職員の定着
優れた人材の確保
効率的な経営
収益の確保
費用の縮減
内 容
・高度医療の充実(措置・応急等、緊急を要する患者の治療)、専門的医療
の充実(依存症患者、児童・思春期患者の治療)、政策医療の提供(医療観
察法対象者の治療)及びチーム医療の推進等を積極的に取り組み、病床
利用率等の向上を図っていく。
・精神科訪問看護認定看護師及び精神保健福祉士等のコメディカル職員
により、地域の訪問看護ステーション等との連携を図り、円滑に地域医療機
関への移行を図っていく。
・「埼玉県精神科救急医療体制整備事業」の常時対応施設として、県内全
域の精神科病院等と連携を図っていく。
・サービス向上委員会において、患者満足度調査を年1回(12月)実施す
るとともに、病棟及び外来に提案箱を設け、患者及び患者家族の皆様から
意見・要望をいただき改善を図っていく。
・オーダリングによる予約システムを導入し予約枠の適正化を進め、外来患
者の待ち時間の短縮を図っていく。
・ベッドコントロール会議等を利用し病床利用率の向上を図り、効率的な病
床管理を実施するとともに、クリティカルパスの利用率を向上し、治療の標
準化を図っていく。
・医薬分業の推進の為、積極的に院外処方せんを発行し、発行率の向上を
図っていく。
・医療安全研修会等を通して、職員の医療技術向上に努め、医療事故等の
防止に努めていく。
・月一回、安全管理委員会を開催し、「ヒヤリ・ハット事例」等の分析・検討を
行い、院内全職員に周知を図り、医療事故の防止に努めていく。
・看護師全体のレベルアップを図るため、精神看護専門看護師を活用した、
職員への相談・援助を行うとともに、職員のレベルに合わせた研修・教育を
実施していく。
・臨床研修型病院として、多数の研修医を受入れ指導を行っていく。
・職員満足度調査を実施することにより、職員のニーズを把握し、業務改善
等を図っていく。
・宿舎等の整備や院内保育施設の設置など職場環境の改善を図り、職員
定着率の向上を図っていく。
・経営改善戦略会議等を活用し、繰入金を除いた医業収支比率の改善を
図っていく。
・ベッドコントロール会議等を利用した病床利用率の向上を図り、効率的な
病床管理を実施していく。
・保険委員会や診療報酬研修会等を活用し、レセプト減点・査定率の縮減
に努めていく。
・外来時における納付の督促や債権回収専門会社を活用し、未収金の回
収率の向上を図っていく。
・委託業務において、委託する業務内容等を見直し、委託費を縮減してい
く。(委託費対医業収益比率の縮減)
・診療材料においては、安価な材料等への切り替えや余剰在庫等の削減
に取り組み、診療材料費の縮減を図っていく。
24
○埼玉県立病院アクションプランの地域支援及び地域連携について
病院名:循環器・呼吸器病センター
内 容
項目
・24時間365日救急患者に対応できる体制を引き続き整備し、可能な限
り、地域医療機関からの救急患者の受入に努めていく。
救急患者の受入
医療機器の共同利用
の推進
周辺医師会との
病診連携会議の開催
・当センターの保有する医療機器や検査機器を地域に有効活用してもらう
ため、地域医療機関からの依頼により当センターにおいて放射線検査(C
T,MRI,核医学)、生理検査(ABI,心エコー、ホルター心電図)を実施す
る。
・紹介・逆紹介患者のやりとりが多い熊谷市医師会、秩父郡市医師会、比
企医師会、深谷市・大里郡医師会の4医師会(会員)と個別に年一回開催
している症例検討会を引き続き実施し、医師同士お互いの顔がわかる関
係づくりに努めていく。
・看護師やコメディカル等地域医療機関の職員も参加できる公開研修会を
今後も実施し、医師同士のみでない多職種間における地域医療機関との
つながりを強化していく。
地域公開研修の開催
・医師・看護師・社会福祉士及び関係機関との連携により、転院・施設入
所・在宅医療等当センター入院患者さんの退院後の支援が円滑に進めら
れるよう努める。
後方支援の推進
25
○埼玉県立病院アクションプランの地域支援及び地域連携について
病院名:がんセンター
内 容
項目
5大がん地域連携
クリニカルパスの推進
・地域医療機関とセンターの役割を明確にし、患者・家族にも理解いただき
安心して継続診療が受けられるために逆紹介を増やす。
・相談支援センタ-を中心に各医療機関の対応状況を情報収集するととも
に、勉強会等を企画するなど連携機関を増やしていく働きかけを進める。
・相談支援センタ-に地域連携担当を設置し、専門性がある医療事務職、
看護師、MSWを配置していく。
地域連携上の
専門性の強化
・都道府県がん診療連携拠点病院として、県内の拠点病院の中心となり、
「拠点病院協議会相談支援センタ-作業部会」などを通じて、情報発信や
都道府県がん診療連携 対策の具体化のため、県保健医療部と連携しながら企画、立案を進めてい
拠点病院としての
く。
役割強化
26
○埼玉県立病院アクションプランの地域支援及び地域連携について
病院名:小児医療センター
内 容
項目
・医療連携専門スタッフを充実するとともに広報活動を推進することにより、
地域医療機関との連携を進める。
地域医療機関支援と
医療連携
・地域医療連携室を設置し、小児医療の地域医療機関との協力体制の
強化・推進を図る。
地域連携室の設置
医療の質の向上
・小児救命救急医療や総合周産期母子医療センターなど、高度・専門的な
医療の充実を図る。
・最新の技術と豊かな経験を有する専門職によるチーム医療を行い、信頼
される医療の提供を目指し、地域医療を支援する。
27
○埼玉県立病院アクションプランの地域支援及び地域連携について
病院名:精神医療センター
内 容
項 目
・埼玉県唯一の公立の単科精神科病院として、地域(県全域)の精神科医
療機関と役割・機能分担を行い、高度医療・専門的医療・政策医療を提供
する。
高度専門医療の提供に
対象となる患者としては、埼玉県精神科救急医療体制整備事業に基づく
よる地域(県全域)精神科
常時対応施設としての受入患者(措置等)・依存症患者・児童・思春期患
医療機関への支援
者・医療観察法に基づく対象者・結核患者収容モデル事業に基づく患者・そ
の他県立病院において扱うことが妥当な患者等となる。
・当院入院患者の身体合併症(特に救急対応)について、地域の一般科医
療機関との間で、患者紹介・診療・転院等が円滑に行われるための対応策
身体疾患を合併する入院 を講じていく。
患者の受入体制の確保 ・地域の一般科医療機関に対してコンサルテーション・リエゾンによる精神
並びに地域連携の強化 科医療の提供を行い、相互連携を強化する。
・埼玉県精神科救急医療体制整備事業に基づいて、県内の輪番精神科医
療機関に入院となった事例のうち、輪番精神科医療機関では対応が難しい
処遇困難・治療困難事例 中毒性疾患患者・治療困難患者等の困難事例について民間精神科医療機
における地域連携
関等と連携を図りながら対応する。
処遇困難事例における
地域連携
・当センターに措置入院や医療観察法等で入院した処遇困難になりやすい
事例等については、退院後の医療継続(通院)や地域での支援体制を強化
するため、入院中から保健所や地域関係機関とカンファレンス等を実施し、
円滑な地域移行を図る。
・これらの事例について、地域での通院及び地域生活への支援が円滑に
行えるように退院後、3か月程度、当センター外来でフォロー(期間限定外
来)し、その間に地域関係機関との情報交換・提供・カンファレンスを行って
円滑な社会復帰を目指す。
・県内に依存症治療の専門病院がないため、依存症関係の自助グループ
アルコール及び薬物等の
や医療機関と連携を行い、円滑な入院及び退院後の連携を行う。
依存症患者における地域
関係機関との連携
児童・思春期事例に
おける地域連携
退院後の訪問看護
ステーション利用促進
地域の看護職に対する
コンサルテーション
・当センターの機能について、定期的に児童相談所・保健所・教育機関等
に説明し、児童・思春期事例の円滑な入院及び地域生活への移行や地域
医療機関への転院等の地域連携を図る。
・自宅での療養生活が短期間で終わらぬよう、患者・家族支援のツールで
ある訪問看護ステーションの紹介及び導入を促進する。
・訪問看護ステーション等、地域の看護職への精神科看護実践に対するコ
ンサルテーションを実施する。
(専門看護師・認定看護師の活用)
28
第4章
収支見通し
収支見通しは平成24年度当初予算をベースとした。
計画期間中に新病院の開設(がんセンター)及び着工(小児医療センター)が予
定されており、この経費を見込んでいる。
29
病院名 4病院 合計
1.収支計画 (収益的収支)
(単位:百万円、%)
年 度
22年度(実績) 23年度(見込)
区分
1. 医
収 (1) 料
業
収
益
収
32,300
31,856
34,550
入
28,743
29,078
30,818
30,640
33,144
他
979
924
1,482
1,216
1,406
0
0
0
0
0
益
8,009
8,293
7,924
8,076
8,476
(1) 他 会 計 負 担 金 ・ 補 助 金
7,671
7,838
7,685
7,847
8,247
(2) 国 ( 県 ) 補 助 金
192
342
93
89
89
(3) そ
146
113
147
140
140
の
う ち 他 会 計 負 担 金
2.
医
経
1.
支
業
外
収
の
常
医
業
(1) 職
他
収
員
(2) 材
費
給
与
料
(3) 経
(4) 減
価
(5) そ
2.
医
業
却
外
払
(2) そ
経
償
の
(1) 支
出
費
利
の
常
費
益
(A)
37,730
38,295
40,224
39,931
43,025
用
b
35,441
37,008
39,400
41,229
43,931
費
c
17,668
18,219
19,426
21,293
22,064
費
9,744
10,077
10,325
10,566
10,989
費
5,535
5,971
6,886
6,604
6,623
費
2,090
2,080
2,228
2,113
3,851
他
404
661
535
653
404
用
1,340
683
823
838
1,266
息
376
332
311
438
831
他
964
351
512
400
435
(B)
36,780
37,691
40,223
42,067
45,197
(C)
950
604
1
▲ 2,136
▲ 2,172
用
経 常 損 益 (A)-(B)
特
別
損
益
1.
特
別
利
益
(D)
0
0
0
0
0
2.
特
別
損
失
(E)
0
0
0
0
0
(F)
0
0
0
0
0
950
604
1
▲ 2,136
▲ 2,172
▲ 64
541
542
▲ 1,594
▲ 3,766
特 別 損 益 (D)-(E)
純
累
26年度
30,002
(2) そ
入
25年度
29,722
金
a
24年度
損
積
益
欠
(C)+(F)
損
金
(G)
医 業 収 支 比 率
a
b
×100
83.9%
81.1%
82.0%
77.3%
78.6%
考職 員 給 与 費 対
医 業 収 益 比 率
c
a
×100
59.4%
60.7%
60.1%
66.8%
63.9%
参
30
病院名 循環器・呼吸器病センター
(収益的収支)
(単位:百万円、%)
年 度
22年度(実績) 23年度(見込)
区分
1. 医
収 (1) 料
業
収
益
収
9,135
8,976
8,976
入
8,299
8,409
8,856
8,712
8,712
他
181
168
279
264
264
0
0
0
0
0
益
1,931
1,892
1,684
1,674
1,674
(1) 他会計負担金・補助金
1,896
1,860
1,641
1,641
1,641
(2) 国 ( 県 ) 補 助 金
0
0
1
0
0
35
32
42
33
33
の
う ち 他 会 計 負 担 金
2.
医
業
外
入 (3) そ
経
常
1.
医
(1) 職
収
の
他
収
業
員
(2) 材
費
給
与
料
(3) 経
(4) 減
価
(5) そ
2.
医
償
却
の
業
(1) 支
外
払
そ
出 (2)
経
常
費
利
の
費
益
(A)
10,410
10,469
10,819
10,650
10,650
用
b
9,770
9,959
10,657
10,386
10,353
費
c
4,467
4,442
4,646
4,568
4,665
費
3,228
3,270
3,513
3,387
3,387
費
1,450
1,608
1,826
1,656
1,656
費
551
571
589
674
560
他
74
68
83
100
84
用
458
362
355
333
316
息
202
190
178
165
152
他
256
171
177
168
164
(B)
10,229
10,321
11,012
10,719
10,669
(C)
182
148
▲ 193
▲ 69
▲ 19
用
経 常 損 益 (A)-(B)
特
別
損
益
1.
特
別
利
益
(D)
0
0
0
0
0
2.
特
別
損
失
(E)
0
0
0
0
0
(F)
0
0
0
0
0
182
148
▲ 193
▲ 69
▲ 19
▲ 836
▲ 688
▲ 881
▲ 949
▲ 968
特 別 損 益 (D)-(E)
純
累
26年度
8,577
(2) そ
支
25年度
8,480
金
a
24年度
損
積
益
欠
(C)+(F)
損
金
(G)
医 業 収 支 比 率
a
b
×100
86.8%
86.1%
85.7%
86.4%
86.7%
考職 員 給 与 費 対
医 業 収 益 比 率
c
a
×100
52.7%
51.8%
50.9%
50.9%
52.0%
参
31
病院名 がんセンター
(収益的収支)
(単位:百万円、%)
年 度
22年度(実績) 23年度(見込)
区分
1. 医
収 (1) 料
業
収
益
収
12,197
11,805
14,400
入
11,064
10,994
11,445
11,304
13,709
他
501
497
752
501
691
0
0
0
0
0
益
2,095
2,257
2,300
2,437
2,542
(1) 他 会 計 負 担 金 ・ 補 助 金
2,017
2,203
2,221
2,358
2,463
(2) 国 ( 県 ) 補 助 金
13
13
16
13
13
(3) そ
65
41
63
66
66
の
う ち 他 会 計 負 担 金
2.
医
経
1.
支
業
外
収
の
常
医
業
(1) 職
他
収
員
(2) 材
費
給
与
料
(3) 経
(4) 減
価
(5) そ
2.
医
業
却
外
払
(2) そ
経
償
の
(1) 支
出
費
利
の
常
費
益
(A)
13,660
13,748
14,497
14,242
16,942
用
b
12,705
13,733
14,215
15,938
18,129
費
c
5,884
6,421
6,749
8,353
8,512
費
3,817
3,990
3,830
4,166
4,560
費
2,018
2,095
2,450
2,332
2,351
費
781
752
851
651
2,503
他
205
475
335
436
203
用
415
117
250
249
652
息
85
80
76
72
476
他
330
37
174
177
176
(B)
13,120
13,850
14,465
16,187
18,781
(C)
540
▲ 102
32
▲ 1,945
▲ 1,839
用
経 常 損 益 (A)-(B)
特
別
損
益
1.
特
別
利
益
(D)
0
0
0
0
0
2.
特
別
損
失
(E)
0
0
0
0
0
(F)
0
0
0
0
0
540
▲ 102
32
▲ 1,945
▲ 1,839
2,116
2,014
2,046
101
▲ 1,738
特 別 損 益 (D)-(E)
純
累
26年度
11,491
(2) そ
入
25年度
11,565
金
a
24年度
損
積
益
欠
(C)+(F)
損
金
(G)
医 業 収 支 比 率
a
b
×100
91.0%
83.7%
85.8%
74.1%
79.4%
考職 員 給 与 費 対
医 業 収 益 比 率
c
a
×100
50.9%
55.9%
55.3%
70.8%
59.1%
参
32
病院名 小児医療センター
(収益的収支)
(単位:百万円、%)
年 度
22年度(実績) 23年度(見込)
区分
1. 医
収 (1) 料
業
収
益
収
8,993
9,085
9,169
入
8,166
8,248
8,679
8,770
8,855
他
242
203
314
314
314
0
0
0
0
0
益
2,514
2,592
2,602
2,628
2,923
(1) 他 会 計 負 担 金 ・ 補 助 金
2,430
2,498
2,500
2,527
2,822
(2) 国 ( 県 ) 補 助 金
46
62
68
68
68
(3) そ
38
32
34
33
33
の
う ち 他 会 計 負 担 金
2.
医
経
1.
支
業
外
収
の
常
医
業
(1) 職
他
収
員
(2) 材
費
給
与
料
(3) 経
(4) 減
価
(5) そ
2.
医
業
却
外
払
(2) そ
経
償
の
(1) 支
出
費
利
の
常
費
益
(A)
10,922
11,043
11,595
11,713
12,092
用
b
10,356
10,419
11,305
11,684
12,178
費
c
5,503
5,360
5,872
6,217
6,684
費
2,607
2,708
2,835
2,865
2,892
費
1,597
1,711
1,920
1,924
1,924
費
552
558
588
588
588
他
97
82
90
90
90
用
362
159
169
214
260
息
41
39
37
183
189
他
321
120
132
31
71
(B)
10,718
10,578
11,473
11,898
12,438
(C)
204
465
122
▲ 185
▲ 346
用
経 常 損 益 (A)-(B)
特
別
損
益
1.
特
別
利
益
(D)
0
0
0
0
0
2.
特
別
損
失
(E)
0
0
0
0
0
(F)
0
0
0
0
0
204
465
122
▲ 185
▲ 346
62
527
649
464
118
特 別 損 益 (D)-(E)
純
累
26年度
8,451
(2) そ
入
25年度
8,408
金
a
24年度
損
積
益
欠
(C)+(F)
損
金
(G)
医 業 収 支 比 率
a
b
×100
81.2%
81.1%
79.6%
77.8%
75.3%
考職 員 給 与 費 対
医 業 収 益 比 率
c
a
×100
65.4%
63.4%
65.3%
68.4%
72.9%
参
33
病院名 精神医療センター
(収益的収支)
(単位:百万円、%)
年 度
22年度(実績) 23年度(見込)
区分
1. 医
収 (1) 料
業
収
益
収
1,975
1,990
2,005
入
1,214
1,427
1,838
1,853
1,868
他
55
56
137
137
137
0
0
0
0
0
益
1,469
1,552
1,338
1,336
1,336
(1) 他 会 計 負 担 金 ・ 補 助 金
1,328
1,277
1,323
1,321
1,321
(2) 国 ( 県 ) 補 助 金
133
267
8
8
8
8
8
8
8
8
の
う ち 他 会 計 負 担 金
2.
医
業
外
(3) そ
経
1.
支
収
の
常
医
業
(1) 職
他
収
員
(2) 材
費
給
与
料
(3) 経
(4) 減
価
(5) そ
2.
医
業
却
外
払
(2) そ
経
償
の
(1) 支
出
費
利
の
常
費
益
(A)
2,738
3,035
3,313
3,326
3,341
用
b
2,609
2,897
3,223
3,221
3,270
費
c
1,814
1,996
2,159
2,155
2,203
費
92
109
147
148
149
費
470
557
690
691
691
費
205
199
200
200
200
他
28
36
27
27
27
用
104
45
49
42
39
息
47
23
20
18
15
他
57
22
29
24
24
(B)
2,714
2,942
3,273
3,263
3,309
(C)
24
93
40
63
32
用
経 常 損 益 (A)-(B)
特
別
損
益
1.
特
別
利
益
(D)
0
0
0
0
0
2.
特
別
損
失
(E)
0
0
0
0
0
(F)
0
0
0
0
0
(C)+(F)
24
93
40
63
32
▲ 1,406
▲ 1,313
▲ 1,272
▲ 1,210
▲ 1,178
特 別 損 益 (D)-(E)
純
累
26年度
1,483
(2) そ
入
25年度
1,269
金
a
24年度
損
積
益
欠
損
金
(G)
医 業 収 支 比 率
a
b
×100
48.6%
51.2%
61.3%
61.8%
61.3%
考職 員 給 与 費 対
医 業 収 益 比 率
c
a
×100
142.9%
134.6%
109.3%
108.3%
109.9%
参
34
病院名 4病院 合計
2.資本的収支
(単位:百万円、%)
年 度
22年度(実績) 23年度(見込)
24年度
25年度
26年度
区分
1 企
収
入
業
債
0
2,932
18,271
15,462
14,913
2 他 会 計 負 担 金
511
317
610
747
1,239
3 国 ( 県 ) 補 助 金
324
790
331
197
23
0
1
1
1
1
835
4,040
19,213
16,407
16,176
費
3,353
6,792
20,969
20,455
19,017
費
702
518
81
760
0
3 企 業 債 償 還 金
2,719
726
745
913
2,068
0
0
0
0
0
計 (B)
6,774
8,036
21,795
22,128
21,085
(C)
5,939
3,996
2,582
5,721
4,909
4 そ
収
の
入
1 建
設
2 開
支
出
計 (A)
改
良
発
4 そ
支
他
の
出
補 て ん 財 源 (B)-(A)
他
35
病院名 循環器・呼吸器病センター
(資本的収支)
(単位:百万円、%)
年 度
22年度(実績) 23年度(見込)
24年度
25年度
26年度
区分
1 企
収
入
業
債
0
0
0
908
0
2 他 会 計 負 担 金
68
102
244
252
257
3 国 ( 県 ) 補 助 金
0
0
11
0
0
4 そ
0
0
0
0
0
68
102
255
1,160
257
費
608
660
587
1,495
587
費
692
0
0
0
0
3 企 業 債 償 還 金
338
349
361
373
386
0
0
0
0
0
計 (B)
1,638
1,009
948
1,868
973
(C)
1,570
907
693
708
716
の
収
入
1 建
設
良
発
4 そ
支
計 (A)
改
2 開
支
出
他
の
他
出
補 て ん 財 源 (B)-(A)
病院名 がんセンター
(資本的収支)
(単位:百万円、%)
年 度
22年度(実績) 23年度(見込)
24年度
25年度
26年度
区分
1
2
3
4
収
入
収
1
2
3
4
支
出
支
企
業
他 会 計 負 担
国 ( 県 ) 補 助
そ
の
入
建 設 改 良
開
発
企 業 債 償 還
そ
の
出
補 て ん 財 源 (B)-(A)
債
金
金
他
計 (A)
費
費
金
他
計 (B)
(C)
0
33
0
0
33
1,882
6
162
0
2,050
2,017
2,932
50
12
1
2,995
4,723
518
166
0
5,407
2,412
36
8,384
139
319
1
8,843
9,465
0
170
0
9,635
792
14,043
201
197
1
14,442
17,615
0
174
0
17,789
3,347
1,150
682
23
1
1,856
4,048
0
1,305
0
5,353
3,497
病院名 小児医療センター
(資本的収支)
(単位:百万円、%)
年 度
22年度(実績) 23年度(見込)
24年度
25年度
26年度
区分
1 企
収
入
業
債
0
0
9,887
511
13,763
2 他 会 計 負 担 金
94
130
146
212
217
3 国 ( 県 ) 補 助 金
0
0
0
0
0
4 そ
0
0
0
0
0
94
130
10,033
723
13,980
費
471
479
10,628
1,056
14,093
費
2
0
81
760
0
3 企 業 債 償 還 金
89
91
93
243
253
0
0
0
0
0
計 (B)
562
570
10,802
2,059
14,346
(C)
468
440
769
1,336
366
の
収
入
1 建
設
良
発
4 そ
支
計 (A)
改
2 開
支
出
他
の
他
出
補 て ん 財 源 (B)-(A)
病院名 精神医療センター
(資本的収支)
(単位:百万円、%)
年 度
22年度(実績) 23年度(見込)
24年度
25年度
26年度
区分
1
2
3
4
収
入
収
1
2
3
4
支
出
支
企
業
他 会 計 負 担
国 ( 県 ) 補 助
そ
の
入
建 設 改 良
開
発
企 業 債 償 還
そ
の
出
補 て ん 財 源 (B)-(A)
債
金
金
他
計 (A)
費
費
金
他
計 (B)
(C)
0
316
324
0
640
392
2
2,130
0
2,524
1,884
0
35
778
0
813
930
0
120
0
1,050
237
37
0
81
1
0
82
289
0
121
0
410
328
0
82
0
0
82
289
0
123
0
412
330
0
83
0
0
83
289
0
124
0
413
330
第5章 公表等
1
プラン達成状況の評価方法
(1)自己評価
評価指標の内容・対象範囲に応じ、現状に即した時期に評価分析をする。
その際、評価責任者などを明確にして、全体を見通した評価計画を立てる。
(2)第3者評価
プランの達成状況の評価については、年1回、「埼玉県立病院運営協議
会」で審議する。
【埼玉県立病院運営協議会】
病院局が所管する県立4病院の運営に関し、必要な事項に関する協議を
行う組織。例年11月頃に開催される。
[構成委員]埼玉県議会議長の推薦する者、埼玉県市長会の推薦する者、
埼玉県町村会長の推薦する者、男女共同参画推進団体の長の
推薦する者、埼玉県医師会長の推薦する者、埼玉県歯科医師
会会長の推薦する者、埼玉県看護協会会長の推薦する者、学
識経験を有する者
2
プラン達成状況の公表
評価結果については、埼玉県病院局及び各病院のホームページ等により
公表する。また、全体の達成状況の公表については、決算概要の公表時期
に併せて、毎年6月頃、前年度の状況について、県病院局及び各病院のホ
ームページ等により行う。
3
類似病院との比較・検証
繰入金を除いた医業収支比率などの指標については、病院局が所管する
県立4病院と規模や診療内容が類似している他の自治体立病院との比較、
検証を行う。
38