ブース番 号 67 分 野 地域連携 所属・氏名 大学院保健学研究科・大井 伸子 問 合 せ 先 Tel 086-235-6848 Fax 086-235-6848 E-mail [email protected] テ ー マ 女性の QOL 増進を目指した地域連携 【出展概要】 岡山大学病院総合患者支援センターでは,平成16年よりIT使用による遠隔支援を行っている。尿 失禁は成人女性の20-30%に認められ,女性のQOL増進のためには専門職の介入が必要である。以 上のことから,平成22年より女性のQOL向上のための支援を目的に,遠隔地に居住する高齢女性を 対象に市町村の保健センターと連携し,TV機能付き携帯電話を用いた医療相談と骨盤底筋体操指 導を実施している。今年度は,浅口市高齢者支援課と連携して,更に充実した取り組みを計画し実施 している。 女性の QOL 向上への支援 「TV 機能付き携帯電話」を用いた女性の QOL 疾患への取り組み 内容:地域の保健師と連携し,遠隔地に居住する高齢女性を対象に,骨盤底筋体操指導と相談を実 施し,症状が改善しない場合には医療機関へつなげていく。 1. 女性の QOL 疾患と骨盤底筋体操への啓蒙活動 講演会を浅口市で開催し,尿失禁の問題や骨盤底筋体操について説明し,骨盤底筋体操指導 への参加を呼びかける。 2.遠隔指導 1)対象者:尿失禁症状を有する高齢女性 2)方法 ①初回指導 浅口市保健センターで,対象者が骨盤底筋体操のDVDを視聴後に,TV 機能付き携帯電話 を用いて,指導及び質問へ対応する。 ②1か月後の指導 骨盤底筋体操を行ってもらい,TV 機能付き携帯電話で確認し指導及び質問へ対応する。 ③3ヶ月後の指導 骨盤底筋体操を行ってもらい,TV 機能付き携帯電話で確認し指導及び質問へ対応する。 ④症状に関する調査を実施前後に行い,結果・効果についてのコメントを対象者に伝える。 連携
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