ご案内詳細 - 札幌大学孔子学院

札幌大学孔子学院(札幌大学サテライトキャンパス)
〒060-0005 札幌市中央区北5条西5丁目7 sapporo55 ビル 5F
第 25 回 札幌大学孔子学院 講演会のご案内
テーマ:アジアの歩みを
どう見直すべきなのか?
※
講 師:
日本語でのご講演です
陳 多友 氏
広東外語外貿大学
東方語言文化学院 院長
日 時:平成27年2月1日(日)
13:30~15:30
当日の受付開始 12:45から
主 催:札幌大学孔子学院
会 場:札幌大学サテライトキャンパス
(札幌市中央区北 5 条西 5 丁目 sapporo55 5 階)
定員 :80 人
※ 参加費無料
■□ 申込方法 □■
①氏名 ②性別 ③年齢(何歳台) ④郵便番号 ⑤住所 ⑥電話番号を明記し下記に
Eメール(HP に申込用フォームを用意しています)またはFAXでお申し込みください
■□ 申込締切 □■
1月29日(木)17:00必着 ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。
■□ 問合せ先・申込み先 □■
札幌大学孔子学院(札幌大学サテライトキャンパス)
日曜・祝日を除く 月~金 9:00~20:30 / 土9:00~17:00
電話 011-272-1600 / FAX 011-272-1606
E-mail: [email protected]
URL:http://www.sapporo-koshi.jp
札幌大学孔子学院・インフォメーション
1.2015 年 2 月 8 日(日)「第2回・北海道中国語カラオケ大会」 ※出場者募集中
2年に1度のイベントがやってきました!中国語カラオケ大会は北海道と中国とのさらなる友好交流と相互理解を
願い、日頃から中国語・中国文化に興味関心のある方々に中国語による歌を披露していただきます。
「一般の部」「青少年の部」併せて 30 名(組)の出場者を募集しております。仮装あり、グループ出場あり!
皆さんのご参加、お待ちしております!
札幌大学孔子学院(札幌大学サテライトキャンパス)
〒060-0005 札幌市中央区北5条西5丁目7 sapporo55 ビル 5F
演題 : アジアの歩みをどう見直すべきなのか?
講師 : 陳 多友 氏(広東外語外貿大学 東方語言文化学院学院 院長)
日時 : 平成27年2月1日(日)13:30~15:30
会場 : 札幌大学サテライトキャンパス
【講演概要】
福沢諭吉、岡倉天心たちは早くも百年前にすでに東洋人なりのアジア認識を系統的に提起
しておいた。それらには歴史的偏りがあったが、「アジア共同体」を唱えられている今日に
おいて、どうやら啓発的な価値と意義があるらしい。アジアには解決すべき難題が山積みし
ている。現実には民族や文化の多様性に加えて、複雑に絡み合った政治経済の問題が、アジ
アでの文化的あるいは学問的な「共同体意識」を築いていく上で大きな障壁になっている。
だが、民族や文化、価値観に多様性があるのは当然であり、大事なことはいかにこのハード
ルを乗り越える知恵を生み出していくことである。これを可能にするには、国境を越えるさ
まざまな信頼関係が共同体意識を生むのは急務であ。すなわち、こうした問題は一国ではな
く、地球規模で対応することが望ましいが、特にアジア諸国間において、超越的で、そして
西洋型の知性と流儀に巻き込まれて自らを失うことの無い「アジアの視点」が求められる。
それには同じアジアに暮らす人間として「共に生きる姿勢」を共有し、「方法としてのアジ
ア」という自覚を分かち合い、お互いに理解し協力し合える共通の基盤を持つことが前提に
なる。それを作るのは大学を始めとする「知の生産部門」である。
「古を観て、今を知る」。この度の講演では、福沢諭吉や岡倉天心などのアジア認識を反
省することにより、我々知識人が前向きに取るべき態度を指摘しようと思う。
第一部 福沢諭吉、岡倉天心のアジア認識について
第二部 歴史の負の遺産を乗り越えて、「アジア的視点」を共有しよう
第三部 今日日中共生の現実について(広東省における日系企業の活躍ぶり)
第四部 相互理解の有効な手段について
1、お互いの言語学習の有効性
2、広東外大における日本語教育
3、札幌大学孔子学院における中国語教育
4、キャンパスアジア
【プロフィール、研究業績】
陳 多友(ちん たゆう)
1964 年 9 月生,中国安徽省淮南市出身
広東外語外貿大学 東方語言文化学院 院長、教授、文学博士
以下兼職;
教育部大学外国語教学指導委員会日本語専門指導部委員会委員、中国日本語教学研究会
華南部会会長、広東省本科大学外国語類専門教学指導委員会副主任、広東省本科大学外国
語類専門教学指導委員会アジアアフリカ言語専門部会委員会主任、日本国国際交流基金さ
くらネットワーク中核メンバー広東外大担当者、広州外国語境界副会長、広東外語外貿大
学東方語言文化学院東方学研究センター主任、広東外語外貿大学東方語言文化学院日本研
究センター主任中国中日比較文学研究会常務理事、中国日本文学研究会常務理事、広東省
翻訳協会理事、中山大学華南日本研究所学術委員、日本国日本文学協会会員、中国及び国
際比較文学学会会員、上海大学兼任教授、等々
研究業績;
ここ 10 年来、国内外で発表した論文は 40 本余り。
単著《研文肆言— — 文と中日文学研究》、《日本游沪派文学研究》,
翻訳《日本近代国语批判》、《天皇の玉音放送》
等々。
以上