先 輩 社 員インタビュー 寺戸 奈穂子さん 財務計画課 課長 入社:1992年 販売管理系 自ら考え、動き、提案できる人に育てたい 資金調達方法・時期を見極め、 会社の財務基盤を支える 境や金融市場の変化など不確定要素が多く、 予期しないことが起き る難しさもありますが、 その分、 自分の予測と判断でタイミングを逃さ ずに資金調達ができたときは嬉しいですね。 2014年は大きな資金 1992年に入社した後、 供給部門や工場の製油技術部、 財務部、 調達が必要というわけではなかったのですが、 金融市場の動きから 経理部、 情報システム部などを経て、 2010年から再び財務統括部 今なら非常に良いレートで社債が発行できると判断し、 迅速に提案・ 財務計画課に在籍しています。財務計画課の業務は大別して2つ 承認を経て良い条件で資金調達をすることができました。 あり、 1つは各事業部門に対する財務的な観点でのアドバイス、 も う1つは会社の財務計画立案です。前者の業務の一例は、 事業部 部下の育成に注力。自立した社会人に 門が立案した設備投資計画や事業再編について経済性評価が正 私が今後力を注いでいきたいのは、 部下の育成です。業務の手順 しく行われていることを確認したり、 承認者が経済性評価を十分理 はマニュアル化されていますが、 金融市場や事業環境の変化に合わ 解した上で判断できるよう助言することです。また事業部門が他社 せて判断するなど、 常に新しい状況に対応していく力が必要となって と結ぶ契約書に財務的な観点でリスクが無いかなどもチェックして きます。基本的な仕事のやり方を伝えたら、 その後は細かく指示す います。後者の財務計画に関する業務は、 四半期毎のキャッシュフ ることはせずに仕事のコツを伝えるようにして、 できるだけ早く自立し ロー分析からグループ会社の配当計画まで多岐にわたりますが、 主 て組織の中で自ら考えて動けるように指導しています。東燃ゼネラル な業務は長期的な借り入れの計画・実行です。銀行融資・社債など、 石油はポジションに関わらず提案や意見を言い、 そしてそれを聞いて どこから何年の年限で資金を調達するのかという借り入れ計画を もらえる風土があるので、 能動的に仕事がしたいという意欲のある方 作っています。 にはやりがいを感じられると思います。 直接表に立たない仕事ですが、 長期の資金調達で会社を支えて また、 仕事だけでなく私生活も充実させようと志向している人が多 いる実感を強く感じられます。財務計画の起案は事業を支えるのに く、 有給休暇を100%消化することが建前でなく本気で推奨されて 不可欠のもの。それを自分で作成し、 承認された後は自ら金融機関と いるのも東燃ゼネラル石油の良いところだと思います。仕事も私生 交渉して計画実行まで携われるのがおもしろいところです。事業環 活も充実させたいという熱い思いをもった後輩を待っています。 Finance
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