「次世代を拓くバイオマス利活用の新局面」

アルコール・バイオマス研究会 シンポジウム
「次世代を拓くバイオマス利活用の新局面」
2015 年 2 月 10 日 (火) 14:00~17:35
東京大学 中島董一郎記念ホール
(東京都文京区弥生 1-1-1 東京大学農学部フードサイエンス棟)
東日本大震災ならびに福島原発事故以来、我が国の再生可能エネルギーに対する社会的な興味はバイオエタノールから発電に大きく移行して
いる。このような中にあって、バイオマス利活用についても新たな局面を迎えており、 次世代に向けて正しく舵取りを行い、これまでの成果と経験を
ポジティブに生かしていく方策を検討しなければならない時期を迎えている。このような背景と要請に基づき、産官学からそれぞれの立場をリードす
る方々を講演者としてお招きして、 次世代への展開に向けた課題について語っていただくことを意図して、本シンポジウムを企画した。 また、恒例
の呑めるエタノールのお話については、今回はワインで締めていただくこととした。
14:00~14:05
オープニング/会長挨拶
14:05~14:55
「地域のバイオマスを活用した産業化に向けて」
谷村 英二 氏 (農林水産省 食料産業局 バイオマス循環資源課長)
木質、家畜排せつ物、食品残渣等のバイオマスを活用することで経済性が確保された一貫システムを構築し、
バイオマス産業を軸とした環境に優しく災害に強いまち・むらづくりを目指すバイオマス産業都市の構築につい
て解説する。 また併せて、各地で発生する食品残渣等を活用した再生可能エネルギーの創出と地域活性化
を目指す食品リサイクルループの構築について解説する。
14:55~15:45
「エネルギー供給と食料生産の課題」
Mr. Antony Francis Ferguson BOYS (東北大学 農学部 非常勤講師)
主たるエネルギー源である石油等の化石資源、人間にとってのエネルギー源である食料、そのいずれもを海
外に大きく依存している日本における食料とエネルギーについて考えたい。エネルギーと食料の関係をきちん
と把握してはじめて日本の中・長期的な展望が見えてくる事情を解説する予定です。
15::45~15:55
休憩
15:55~16:45
「バイオマス利活用における事業化の舵取りはどうあるべきか」
泉 可也氏 ( (株)Biomaterial in Tokyo 代表取締役社長 )
ここ 1 年、弊社で確認した 1st、2nd バイオエタノール、およびバイオマス利用についての話をさせていただきた
いと思います。特に 2nd エタノール生産については海外では大規模生産工場が立ち上がり大きな進展があり
ました。と、同時に限界も見えてきました。当日は忌憚のない意見交換をさせていただければ幸甚です。
16:45~17:35
「垣根式栽培による甲州について」
三澤 茂計 氏 (中央葡萄酒(株) 代表取締役)
甲州はヴィニフェラといわれながらも、糖度一つとっても満足できるとは言えない。収量面では棚仕立ての優位
性がある。然し、垣根仕立てであれば、葉の重なりは少なくなり、殆どの葉での光合成が可能と判断して1992
年に挑戦を始めた。その後、三澤農場での試験結果を拠り所にし、2009年から甲州の栽培を広げ、現在4ha
に至っている。
17:45~
講演会参加費
お申込み
お問い合わせ
交流会(向ヶ岡ファカルティハウス1F レストラン アブルボア)
講演会参加費 JBA法人会員 3,000円、JBA個人会員 8,000円、非会員 15,000円
交流会 4,000円(税込)
弊協会ホームページ(http://www.jba.or.jp/)よりお申込下さい。
(申込み開始 12月上旬より、申込み締切 2月 2日(月)まで、お申込み多数の場合、早期に受
付を終了させていただく場合がございます。)
(一財)バイオインダストリー協会 アルコール・バイオマス研究会事務局(担当:福田・荒・青木)
TEL:03-5541-2731 E-MAIL:[email protected]
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