平成26年第4回定例会(12月号)(PDF形式, 549KB)

川崎市議会議員
ためや 義隆
■市議会定例会の最中、総選挙…
唐突に吹き荒れた解散風。そこからの 12 月 14 日投票日の解散総選挙が行われました。大
義なく、また争点も薄いと言わざるをえない、与党の自己都合解散。結果は与党の大勝に終
わりました。我々維新の党としても、大義なき選挙の中に、「一強多弱の打破」に意義がある
とし、各区にて奮闘しましたが、残念ながら 41 議席の現状維持にとどまりました。
一方で、川崎区において比例票を 11,616 票いただくことができました。川崎市全体として
は、100,518 票と、野党で最も得票したのも維新の党。こうした結果は、唯一残った第三極と
しての選択肢、と判断していただけたと考えますし、また前を向いて政界再編に向けて活動
をしなければならないと、改めて身の引き締まる思いです。
川崎市議会においては、第4回定例会の会期中の解散総選挙でありました。ひとつ不満な
のは、この選挙の影響で会期日程が数日削減された影響で、30分ある一般質問の時間が
短縮(15分)と会派協議によりなってしまったこと。地域主権をめざす私としては、自治体自
らがその存在意義を卑下するようにも感じてしまい、非常に残念に思います。来年は志を共
にする仲間と会派を組んで、議会に戻ってこようと、決意を新たにするところです。
川崎市内比例票数
生活
公明
幸福
民主
社民
■ためや義隆プロフィール
・生年月日:1973年11月22日
・血液型 :O型
・職 歴 :衆・参議院議員公設第一秘書
・役 職 :市民委員会委員長(平成 24 年度)
NPO法人防災・防犯ネットワーク
川崎支部 支部長
維新
次世代
共産
自民
第4回定例会 一般質問
12/18、市長・総務局・交通局・経済労働局に対し質問
■自治体におけるアプリケーションの活用について(市長・総務局)
スマートフォンやタブレットといった機器の普及が進んできており、それを活用する
「モバイルファースト」という考えが示されております。自治体によるスマートフォン
向けのアプリケーションソフトの開発・導入も始まっており、市民サービスの向上も
期待されるところ。(例:ごみの分別、防災、子育てなどのアプリ)
Q: アプリケーションは民間のサービスもあり、市として開発導入すべき物の選定
はどのように行うのか?また導入予定のものは現在あるのか?
総務局長: 市民ニーズの把握は重要。アンケート調査などで、防災、観光、商業、文化などのニーズが高いということ
を把握している。開発には費用対効果も考えなければならない。企業団体との連携での開発も考えていく。また現在、
市内企業と「子育て支援アプリ」を開発しており、麻生区にて 2015 年 1 月より実証実験を行う予定。
※他政令市でも子育てアプリや防災アプリの導入がすでに行われている。実証実験を経て、有用であれば開発と市内
への展開を進めてほしい。
Q: スマートフォン等活用する「モバイルファースト」の考えは、市民と行政をより密接なものに変化させる可能性もあ
り、推進すべき。市長の考えを伺う。
市長: タイムリーな情報提供と双方向の情報連携が図れる、特性を生かした市民サービスを進めていきたい。今後も
情報通信技術を活用し市民サービス向上に努める。
※コストもかかるものゆえに、市として行うべきサービスかどうか、十分検証した上で、推進すべきところは推進すべ
き。今後も注視していく。
■市バスサービス向上について(交通局)
運転手の安全運行や接客サービスなど日頃の乗務状況を把握し、指導・助言や研修等に活用する「専門調査員による
添乗観察」を外部委託により実施している。しかし、この取り組みは、運転手に対しての評価に主眼がおかれていると、
感じるところ。
Q: 乗客目線、利用者目線でのバスの車内サービス向上といった面での観察・評価はされているのか?専門調査員
による、混雑時、梅雨時、夏季・冬季といった利用者に厳しい状況での乗車調査も必要ではないか?
交通局長: 調査員がお客様の視点から、運転手ひとりひとりの安全運航や接客サービスを評価している。サービス
向上にむけて、混雑時など特定の状況における車内サービスの全般的な実施状況を把握する事も重要であり、効果
的な把握手法について検討していきたい。
※お客様アンケートの声も拾っていると思うが、指摘されて改善すると同時に、自ら進んだサービス向上を模索する
意識をもっと持って、取り組むべきと指摘する。
■まちづくりへのご意見をお聞かせください!
国政の縮小版=地方議会、というのは大きな間違い。(そもそも議員内閣制と二元代表制という大きな違
いがあります)だからこそ、地方議員として、地域に一番近い課題を共に考えていきたい思いがあります。
TVで見る時事問題も大切ですが、より身近な問題を考える事がまず大切。皆様の声をお待ちしております。
川崎市、また地域について思う事(問題点など)
■ご氏名
■ご住所
FAX返信先⇒044-330-1752 ためや義隆事務所
〒210-0848 川崎市川崎区京町 1-13-6-102 Tel 044-201-7805
Fax 044-330-1752 E-mail: [email protected]