(SPM とPM2.5 の測定結果について)(PDFファイル:62KB

SPM と PM2.5 の測定結果について
〈測定方法〉
1
常時測定
・β線吸収法
ろ紙上に吸引捕集された粒子にβ線を照射すると、粒子の質量に比例して β 線の吸収量が増加する。この
原理を利用して、透過 β 線強度を計測することにより、質量濃度(1 時間値)を測定。
(mg/m3)
年平均値
国設大阪
(一般局)
国設四條畷
(自排局)
(mg/m3)
日平均値の2%除外値
H11
H12
H13
H14
H15
H11
H12
H13
H14
H15
SPM
0.030
0.035
0.034
0.030
0.030
0.074
0.082
0.079
0.083
0.068
PM2.5
-
-
0.023
0.022
0.021
-
-
0.050
0.049
0.045
PM2.5/SPM
-
-
0.68
0.73
0.70
-
-
0.63
0.59
0.66
SPM
0.042
0.045
0.041
0.038
0.034
0.085
0.104
0.089
0.095
0.070
PM2.5
0.026
0.027
0.029
0.024
0.024
0.053
0.053
0.058
0.049
0.047
PM2.5/SPM
0.62
0.60
0.71
0.63
0.71
0.62
0.51
0.65
0.52
0.67
・TEOM 法(Tapered Element Oscillating Microbalance、フィルター振動法)
振動を与えたろ紙に粒子が吸引捕集される
と、粒子の質量に比例して負荷がかかり、ろ
紙の振動数が減衰する。この振動数の変化を
利用して、質量濃度(1 時間値)を測定。
・アンダーセンサンプラーによる測定
アンダーセンサンプラー(図)により粒子
を粒径別に9ステージに分級して、一定期間
ろ紙上に捕集し、ろ紙の重量を電子天秤で秤
量して、質量濃度を測定。
SPM 相当粒子
注)SPM:β線吸収法、PM2.5:TEOM 法(フィルター振動法)
PM2.5 相当粒子
2
アンダーセンサンプラーによる粒径別測定(各月14日間捕集)
(mg/m3)
(mg/m3)
0.080
0.080
0.060
0.060
0.040
0.040
国設四條畷
【自排局】
0.020
0.020
■
東大阪市環境衛生検査センター
0.000
0.000
4月 7月 10月 1月 4月
H13
7月 10月 1月 4月
H14
7月 10月 1月
7月 10月 1月
4月 7月 10月 1月 4月
H13
H15
大阪府環境情報センター(一般局)
凡例
4月
H14
●
7月 10月 1月
■
【自排局】
H15
東大阪市環境衛生検査センター(自排局)
SPM 相当粒子(粒径:<7.0μm(H13 は<9.0μm))
国設大阪
PM2.5 相当粒子(粒径:<2.1μm)
(大阪府環境情報センター)
【一般局】
調
査
地
点