今日の内容

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=争ご質問、活発な議論、ご指摘・ご指示など頂ければ
幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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M
2
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S- 数値解釈の注意点
⑨一時点での値なのか、日平均値なのか、
年平均値なのか
⑧基準値と路べてどのレベルか、他の時期の
数値と t
t
べてどのレベルか
~..
①一時点での値なのか、日平均か、年平均か
-大気中の PM2.5濃度、浮遊粒子状物質 (SPM)
濃度は、日内変動が大きい。
-閉じ f45μg/m
つでも、それがある一時間だけ
その濃度であるのと、一日平均としてその濃度
であるのとでは全く意味が違う。
皇居前広場周辺のナノ粒子数
大手門
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内200m)
(大通りから約
桜田門
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祝田橋交差点
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2008年7月28日 昼
皇居前広場周辺のナノ粒子数
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国道 1号線沿い
皇居前広場内
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60000
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内堀通り沿い
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20000
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900
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)
2008年 7月28日 昼
②基準値や、他の時期の数値と比べてどのレベルか
• 健康影響の大きさ(高濃度が短期的か、長期的かも重要)
を推測するために、基準値との比較を。
@
以前の数値と比べてどうか。(※本当に 00由来か 7)
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PM2.5の隼平均 値の経隼霊化
(環境省・中央環 境審議会大気
環境部会、 2
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初例年度
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5年度
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年度
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7年度
四四年度
②基準値や、他の時期の数値と比べてどのレベルか
-もともと地域差があることにも注意。
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畠排局
一般局
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各測定地点での P
M2.5温度 (2008隼度・隼平均値)
(環境省個中央環境審議会大気環境部会、 2009、一部路)
日本の過去の状況
(
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恒 和 一 艇 局 (SPM)
園陸明
白排局 (SPM)
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『炉、都市部 (PM,
.
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司 戸 自 排 局 (PM,
.
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の SPM
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温度の経隼変化(全国の鐘鎧測定届の年平均健)
(環境省=中央環境審議会大気環境部会、 2009、一部改)
今日の内容
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ナノ粒子のリスク管理に向けて解決
すべき課題
{離学科学研究の罷寵
リスク管王室に際しての罷題
│伶リスク評i
骨管理のなされ方│
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三
=キご質問、活発な議論、ご指摘・ご指示など頂ければ
幸いです。よろしくお願い申し上げます。
ナノ粒子のリスク管理に向けて
解決すべき課題
⑨有害性評価指標の確立
⑧ナノ粒子の高感度かつ定量的な
検出技術の確立
⑧曝露シナリオの区別
新規物質 材料圃技術の
E
ノ、ザード(有害性トリスク研究の流れ
発生確率の考慮
リスク=ハザード×発生確率
不確実性の考慮
(不確実性係数の導入)
物質に固有の性質としての有害性評価
ヒトへの実際の曝露量の推定
解決すべき課題①
-様々な性質を持つナノ粒子ごとの安全性を、
低コストかっ網羅的に評価できる方法と
評価指槙の確立
それを、ナノ粒子の
有害性 (
1¥
ザード)研究から
見出す必要がある。
物質に固有の性質としての有害性評価
解決すべき課題②
-生体試料中に分布した微少量のナノ粒子を
定量的に検出できる技術の改善圃確立
ヒトの休にどのように影響を及ぼすのか?
i 併す/粒子の体内動態
(生体肉への吸収、分布、
排出)の評価も臨難
; 物質に固有の性質としての有害性評価£
解決すべき課題②
-生体試料申に分布した微少量のナノ粒子を
定量的に検出できる技術の改善圃確立
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定量性
感度
×
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蛍光
電子顕微鏡
×
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詳細な分布は判らない。 蛍光色素により標
広い範囲を観察す
質量の小さいナノ粒子を 識したものしか検出 るのに、極めて多大
な労力を要する。
高感度に研究できない。 できない。
新規物質園材料固技術の
ハザ-HC
有害性}.リスタ研究の流れ
発生確率の考慮
リスク=ハザード×発生確率
不確実性の考慮
(不確実性係数の導入)
ヒトへの実際の曝露量の推定
物質に固有の性質としての有害性評価
解決すべき課題③
-各場面で議論に挙がるナノ材料は、どの用途に
応用するものなのか。
・どのような曝露シナリオが想定されるのか。
医薬なのか、化粧品なのか。
環境放出は隈定的なのか。
職業曝露が問題なのか。
曝麗シナリオをi
毘開せずに、
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建設的な議論を。~
ヒトへの実際の曝露量の推定
今日の内容
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@私たち富身がリスクを回避するために
で審ること 効果的なこと(寵案)
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=宇ご質問、活発な議論、ご指摘・ご指示など頂ければ
幸いです。よろしくお願い申し上げます。
我々の研究課題
-高感受性集団への影響
-次世代影響
・動物とヒトの種差
@低用量での影響
@化学組成置物性と主主体最多響との稽関性
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質量濃度 jで十分か?
@経皮毒性
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環境放出される粒子にも
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(上野、都内の PM2.5環境の
現状と発生源爵査の状況に
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(国立環境研究所、
ム2
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)
環境儀 No
PM2.5の成分解析による発生源推定
• rPM2.5中の硫酸イオン」
固定発生源由来(従来)
越境汚染の一指標
・「硝酸イオン/硫酸イオン比 J
地域汚染の影響の一つの指標
※ただし、東京湾沿岸部のような大きな工業地帯は、以前のレベルで
はないとはいえ、今も硫酸イオン(を含む PM2.5)の発生源となっている o
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PM2.5に占める石炭燃焼の寄与率の指標
• rV/Mn上
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PM2.5に占める重油燃焼の寄与率の指標
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盟堂監
毛
経皮毒性は?メ
1)健康時
2)皮膚疾患時
(
1)アトピー
(2)外傷
(3)感染
(
4
)その他炎症
-静脈
3)実験系
マウス
ブタ
PM2.5による健康影響を防ぐために
時険公面白「“越境大気汚染"どう向き合うか?J
(土屋敏之解説曇員、 2
0
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4年2月2
2日)
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リスクを回避するためにできること
リスク管理のレベル
研賓のステージ
.行政レベルでの規制
.疫学研究の結果
.企業の工夫
・動物モデルでの結果
・子 もの生活環境への
働きかけ
.次世代影響
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・化学組成圃物性と
生体影響との相関性
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実川
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伊~)労働基準法 f 妊産婦等の危険有
害業務の就業制限j(第64
条の 3
)
-局所的な高濃度地点への働きかけ:
.効一果的な 1
)スヲ回避を促すヨミュニ
ケーション
情報提供者の不安に応える
リスクコミュニケーシヨ ン手法の確立
梅 津 雅 和 1、難波美帆2、石村源生 3
1東 京 理 科 大 学 薬 学 部
URA
ステーション
3北海道大学 CoSTEP
2北海道大学
議事毎号、
報jp
リスクコミュニケーション二
高まり
-リスクコミュニケーションの要請が高まる中、多
くの教員や研究者らが、手探 L
是豆、のリスクコミュ
ニケーションを続けている o
。
Gざ品館軌E?
000へ的持臨e
f
雲
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@科学的に確定していないことや、リスクという
量塞が含まれる情報の提供には、「聞く側の不
安をいたず、らに煽るので、は」という懸念もある。
リスクコミュニケーションの課題
・リスクの抱える『不確
リスクの程度=
I 実』な部分は、なかな
有害性(ハザード)の程度 iか伝えられない。
発生確率・不確実性
コミュニケーション
情報共有
リスク回避
過剰な不安や、感情的な議
論を引き起こすのではないか
という法え手側の盤傘
-伝え手側の問題
受け手側の問題
今伝え零細の懸念を払拭できる「伝え方 J
f謹論の進め方 1
の探索を目指した。
本研究の目的
科学的に不確実性のある情報を
適切に発信するために
どのような点に留意して
コミュニケーションすれば
よいか
当事者が直面しうるジレンマ状況のパターン
を提示し、これと対処案とをセットにした
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裏一ン襲 i
を作成する
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本研究の成果
リスク・コミ3ニケーシ逗ンジレンマ状混
問題+対担法パターン集 (2012蔓 腕 )
皇~
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まじめに
1 隙き手の理解を得られない
こ対感できない
2
. メディアの誤情報j
3
. 社会の中での投書事j
まで関われる
4 意見や判断まで照われる
5 領報伝達テウニッウに不安がある
様態番号
パターン集の作成・公開
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1-9
10-11
12-16
17-18
19-24
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k -.;パうまーン集活用物語
吾.
::Jミ斗エケ-5<ーのiH~にある問題
7
. 信頼関係の問題
8
. 情報が扱いづらい
こ1
)スヲを伝える
9 緊急時i
直
司
25-31
32-36
37-43
44-47
1
0
. コン予ンツに依存したジレンマ状況
48-51
. おわりに 本パ告ーン集の作成を試みたワケ
リスクの情報提供の政善案
潜在的リスクを表面化させる
ことの問題
リスク管理をすることのメリット(トレード
オフ)をよく説明する。
信頼関係の有無の問題
情報の受け手のこと(背景・状況・理解
度)を理解する。「相手」の主張贋要望を
聞
く
。
統計的データ・数{直データ・尊
門用語をどのように使い、伝
えるかとし巧問題
誰がリスクの有無を判断する
のか胃責任を持つのかという
問題
研究途上の有害性のデータを
発表することで、リスクを過剰
に印象付ける恐れの問題
別紙で補足の解説を配布する。
リスク評価をする者と判断をする者圃責
任を持つ者とが異なることを明示する。
他の要因に対する位置付け、影響度を
始めに(できる限り)明示する。
謝辞
- 武田健(東京理科大学)
新海雄介
立花研
難波美帆(早稲田大学、現・北海道大学)
. 研究助成
日本学術振興会科学研究費補助金
厚生労働省厚生労働科学研究費補助金化学物質リスク研究事業
文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
・講演の機会を賜りました増田優様、新井曜子様、お茶の水女子大学置
知の市場事務局の皆様と、ご聴講くださいました皆様に御礼申し上げ
ます。
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一一
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[email protected]..
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