物 品 売 払 契 約 書 ( 案 ) 北海道(以下「甲」という。)と (以下(乙」という。)とは、物品の 売払について、次のとおり契約する。 (総 則) 第1条 甲は、その所有する次に掲げる物品を乙に売渡し、乙はこれを買受ける。 (1) 物 品 の 名 称 鉄くず等 (2) 規 格 別紙のとおり (3) 数 量 97.855t (4) 売 払 代 金 金 円 (うち消費税及び地方消費税の額 金 円) (5) 引 渡 場 所 別紙のとおり (6) 搬 出 期 限 平成26年12月25日 (契約保証金) 第2条 契約保証金は免除する。 (搬出及び確認) 第3条 乙は、第1条第5号の引渡場所から物品を搬出したときは、直ちに物品受 領書を甲に提出しなければならない。 2 甲は、前項の提出を受けたときは、確認を行う。 3 第1項の搬出及び前項の確認に要する費用は、乙の負担とする。 (中間検査等) 第4条 削除 (代金の受領) 第5条 乙は、物品を搬出する前に、歳入徴収者の発行する納入通知書により、指 定期日までに売払代金を納入するものとする。 (所有権の移転) 第6条 物品の所有権は、乙が売払代金を完納した時点で甲から乙へ移転したもの とする。 (危険負担) 第7条 この契約の締結後、物品の所有権が甲から乙に移転するまでの間において、 甲の責めに帰さない理由により物品が滅失し、又は損傷した場合は、乙は、甲に 対して、売払代金の減額を請求することができる。 (かし担保) 第8条 甲は、この契約の締結後、甲又は乙が数量の不足、その他隠れたかしを発 見した場合でも売払代金の減額、もしくは損害賠償の請求又は契約の解除をしな い。 (履行遅滞) 第9条 乙は、第1条第6号の搬出期限までに物品を搬出することができないとき は、その理由を付して甲に搬出期限の延期を申し出なければならない。 2 前項の申出があった場合において、甲が搬出期限の延期を承認したときは、そ の申出の内容が天災その他不可抗力によるものと甲が認めた場合又は甲の責めに 帰すべきものである場合を除き、乙は、その搬出期限の翌日から搬出の日までの 日 数 に 応 じ 、 当 該 遅 滞 に 係 る 物 品 の 売 払 代 金 に つ き 年 2.9パ ー セ ン ト の 割 合 で 計 算して得た額を遅延違約金として甲に支払わなければならない。ただし、遅延違 約 金 の 額 が 500円 未 満 で あ る と き は 、 遅 延 違 約 金 を 徴 さ な い も の と す る 。 3 乙が前項の期限までに物品を搬出しないときは、甲は、必要に応じ契約を解除 し、又は当該物品の所有権を無償で甲に帰属させることができるものとする。 4 前項の場合において、放置された物品の取片付けを要するときは、甲は、乙に 対して期限を定めて当該物品の取片付けを請求するものとする。 5 前項の場合において、乙が期限までに物品の取片付けをしないときは、甲は、 乙に代わって当該物品を取片付け、これに要した費用を乙に請求するものとする。 6 乙は、その責めに帰すべき理由により指定期日までに売払代金を支払わないと きは、その納入期限の翌日から納入の日までの日数に応じ、当該未納額につき年 10.75パ ー セ ン ト の 割 合 で 計 算 し て 得 た 額 の 遅 延 利 息 を 甲 に 支 払 う も の と す る 。 た だ し 、 違 約 金 が 500円 未 満 で あ る と き は 、 こ の 限 り で な い 。 (権利又は義務の譲渡等) 第 10条 乙は、この契約により生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、又は承継さ せてはならない。ただし、甲の承認を得た場合は、この限りでない。 (解 除) 第 11条 甲は、次の各号のいずれかに該当する場合には、何らの催告をしないで、 この契約を解除することができる。この場合において、乙は、解除により生じた 損害を請求することができない。 (1) 乙 若 し く は そ の 代 理 人 の 責 め に 帰 す べ き 理 由 に よ り 、 乙 若 し く は そ の 代 理 人 がこの契約の条項に違反した場合又は乙若しくはその代理人がこの契約を履行 する見込みがないと甲が認めた場合 (2) 乙 又 は そ の 代 理 人 か ら 契 約 解 除 の 申 出 が あ っ た 場 合 (3) 乙 が 次 の い ず れ か に 該 当 す る 場 合 ア 役員等(乙が個人である場合にはその者を、乙が法人である場合にはその 役員又はその支店若しくは常時物品等の調達契約を締結する事務所の代表者 をいう。以下この号において同じ。)が暴力団員による不当な行為の防止等 に 関 す る 法 律 ( 平 成 3 年 法 律 第 77号 ) 第 2 条 第 6 号 に 規 定 す る 暴 力 団 員 ( 以 下この号において「暴力団員」という。)であると認められるとき。 イ 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に 規定する暴力団をいう。以下この号において同じ。)又は暴力団員が経営に 実質的に関与していると認められるとき。 ウ 役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者 に損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員の利用等をしたと認めら れるとき。 エ 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供与 する等直接的又は積極的に暴力団の維持若しくは運営に協力し、又は関与し ていると認められるとき。 オ 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有してい ると認められるとき。 カ この契約に関連する契約の相手方がアからオまでのいずれかに該当するこ とを知りながら、当該者と契約を締結したと認められるとき。 キ 乙がアからオまでのいずれかに該当する者をこの契約に関連する契約の相 手方としていた場合(カに該当する場合を除く。)に、甲が乙に対して当該 契約の解除を求め、乙がこれに従わなかったとき。 2 前 項 の 規 定 に よ り 、 こ の 契 約 が 解 除 さ れ た と き は 、 乙 は 、 売 買 代 金 の 100分 の 10に 相 当 す る 額 の 賠 償 金 を 甲 の 指 定 す る 日 ま で に 支 払 わ な け れ ば な ら な い 。 3 第1項第1号又は第2号の規定により、この契約が解除された場合において、 契約保証金の納付又はこれに代わる担保の提供が行われているときは、当該契約 保証金又は担保は甲に帰属し、甲は当該契約保証金又は担保をもって前項の賠償 金に充当することができる。この場合において、当該契約保証金の額又は担保さ れ る 額 が 売 買 代 金 の 100分 の 10に 相 当 す る 額 に 不 足 す る と き は 、 乙 は 、 当 該 不 足 額を甲の指定する日までに納付し、契約保証金の額又は担保される額が売買代金 の 100分 の 10に 相 当 す る 額 を 超 過 す る と き は 、 甲 は 、 当 該 超 過 額 を 返 還 し な け れ ばならない。 第 12条 甲は、この契約に関して、次の各号のいずれかに該当するときは、契約を 解除することができる。この場合において、乙は、解除により生じた損害の賠償 を請求することができない。 (1) 乙 が 私 的 独 占 の 禁 止 及 び 公 正 取 引 の 確 保 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 22年 法 律 第 54号 。 以 下 「 独 占 禁 止 法 」 と い う 。 ) 第 49条 第 1 項 に 規 定 す る 排 除 措 置 命 令 (以 下 「 排 除 措 置 命 令 」 と い う 。 )を 受 け 、 か つ 、 当 該 排 除 措 置 命 令 が 同 条 第 7 項 又 は 独 占 禁 止 法 第 52条 第 5 項 の 規 定 に よ り 確 定 し た と き 。 (2) 乙 が 独 占 禁 止 法 第 50条 第 1 項 に 規 定 す る 課 徴 金 (以 下 「 課 徴 金 」 と い う 。 )の 納 付 命 令 (以 下 「 納 付 命 令 」 と い う 。 )を 受 け 、 か つ 、 当 該 納 付 命 令 が 同 条 第 5 項 又 は 独 占 禁 止 法 第 52条 第 5 項 の 規 定 に よ り 確 定 し た と き ( 確 定 し た 当 該 納 付 命 令 が 独 占 禁 止 法 第 51条 第 2 項 の 規 定 に よ り 取 り 消 さ れ た と き を 含 む 。 ) 。 (3) 乙 が 、 独 占 禁 止 法 第 66条 に 規 定 す る 審 決 ( 同 条 第 3 項 の 規 定 に よ る 原 処 分 の 全部を取り消す審決を除く。)を受け、かつ、当該審決の取消しの訴えを独占 禁 止 法 第 77条 第 1 項 に 規 定 す る 期 間 内 に 提 起 し な か っ た と き 。 (4) 乙 が 独 占 禁 止 法 第 77条 第 1 項 の 規 定 に よ り 審 決 の 取 消 し の 訴 え を 提 起 し た 場 合において、当該訴えを却下し、又は棄却する判決が確定したとき。 (5) 排 除 措 置 命 令 又 は 納 付 命 令 ( こ れ ら の 命 令 が 乙 以 外 の も の 又 は 乙 が 構 成 事 業 者である事業者団体に対して行われ、かつ、各名あて人に対する命令すべてが 確 定 し た 場 合 ( 独 占 禁 止 法 第 49条 第 7 項 、 第 50条 第 5 項 若 し く は 第 52条 第 5 項 の 規 定 に よ り 確 定 し た 場 合 ( 当 該 確 定 し た 納 付 命 令 が 独 占 禁 止 法 第 51条 第 2 項 の 規 定 に よ り 取 り 消 さ れ た 場 合 を 含 む 。 ) 若 し く は 独 占 禁 止 法 第 66条 に 規 定 す る 審 決 ( 同 条 第 3 項 の 規 定 に よ る 原 処 分 の 全 部 を 取 り 消 す 審 決 を 除 く 。 )を 受 け 、 か つ 、 当 該 審 決 の 取 消 し の 訴 え を 独 占 禁 止 法 第 77条 第 1 項 に 規 定 す る 期 間 内 に 提起しなかった場合又は同項の規定により審決の取消しの訴えを提起した場合 において当該訴えを却下し、若しくは棄却する判決が確定したときをいう。次 号において「確定した場合」という。)における当該命令をいう。)において、 乙に独占禁止法に違反する行為の実行としての事業活動があったとされたとき。 (6) 排 除 措 置 命 令 又 は 納 付 命 令 ( こ れ ら の 命 令 が 乙 に 対 し て 行 わ れ た と き は 乙 に 対する命令で確定した場合における当該命令を、これらの命令が乙以外のもの 又は乙が構成事業者である事業者団体に対して行われたときは各名あて人に対 する命令すべてが確定した場合における当該命令をいう。)により、乙に独占 禁止法に違反する行為があったとされる期間及び当該違反する行為の対象とな った取引分野が示された場合において、この契約が、当該期間(これらの命令 に係る事件について、公正取引委員会が乙に対し納付命令を行い、これが確定 した場合は、当該納付命令における課徴金の計算の基礎である当該違反する行 為の実行期間(独占禁止法第7条の2第1項に規定する実行期間をいう。)を 除 く 。 ) に 入 札 又 は 北 海 道 財 務 規 則 (昭 和 45年 北 海 道 規 則 第 30号 )第 165条 第 1 項 若 し く は 第 165条 の 2 の 規 定 に よ る 見 積 書 の 徴 取 が 行 わ れ た も の で あ り 、 か つ 、 当該取引分野に該当するものであるとき(当該違反する行為が、この契約に係 るものでないことが明らかであるときを除く。)。 (7) 乙 ( 乙 が 法 人 の 場 合 に あ っ て は 、 そ の 役 員 又 は 使 用 人 を 含 む 。 ) に つ い て 、 独 占 禁 止 法 第 89条 第 1 項 、 第 90条 若 し く は 第 95条 ( 独 占 禁 止 法 第 89条 第 1 項 又 は 第 90条 に 規 定 す る 違 反 行 為 を し た 場 合 に 限 る 。 ) に 規 定 す る 刑 又 は 刑 法 ( 明 治 40年 法 律 第 45号 ) 第 96条 の 6 若 し く は 第 198条 に 規 定 す る 刑 が 確 定 し た と き 。 (不正行為に伴う賠償金) 第 13条 乙は、この契約に関して、前条各号のいずれかに該当するときは、甲がこ の 契 約 を 解 除 す る か 否 か を 問 わ ず 、 賠 償 金 と し て 売 買 代 金 の 10分 の 2 に 相 当 す る 額を甲の指定する期間内に支払わなければならない。ただし、同条第1号から第 6号までに掲げる場合において、排除措置命令、納付命令又は審決の対象となる 行為が、独占禁止法第2条第9項第3号に規定するものであるとき又は同項第6 号 に 基 づ く 不 公 正 な 取 引 方 法 ( 昭 和 57年 公 正 取 引 委 員 会 告 示 第 15号 ) 第 6 項 に 規 定する不当廉売であるときその他甲が特に認めるときは、この限りでない。 2 甲は、実際に生じた損害の額が前項の賠償金の額を超えるときは、乙に対して、 その超える額についても賠償金として請求することができる。 3 4 前2項の規定は、契約を履行した後においても適用があるものとする。 甲は、乙に対する支払金の債務(契約保証金の返還債務を含む。)があるとき は 、 第 11条 第 2項 並 び に 第 1 項 及 び 第 2 項 の 賠 償 金 と 相 殺 す る こ と が で き る 。 (契約保証金の返還) 第 14条 甲 は 、 乙 が こ の 契 約 を 履 行 し た と き 又 は 甲 が 第 11条 第 1 項 第 3 号 若 し く は 第 12条 の 規 定 に よ り こ の 契 約 を 解 除 し た と き は 、 契 約 保 証 金 を 返 還 し な け れ ば な らない。 (費用の負担) 第 15条 この契約の締結及び物品の搬出に要する費用は、乙の負担とする。 (管轄裁判所) 第 16条 この契約に関し訴訟等の生じたときは、甲の事務所の所在地を管轄する裁 判所を第一審の裁判所とする。 (契約に定めのない事項) 第 17条 この契約に定めのない事項については、必要に応じ、甲乙協議して定める ものとする。 この契約を証するため、本書を2通作成し、甲乙両者記名押印の上、各自その1 通を保有するものとする。 平成 年 月 日 甲 乙 北 海 道 北海道渡島総合振興局長 住 氏 所 名 宮内 孝 印 印 ○
© Copyright 2024 ExpyDoc