ドイツポストDHL社は、Talend Enterprise ESB を活用して SOA基盤を構築 適用分野: ESB ETL/ELT ドイツポストDHL社は、郵便事業およびロジスティクスサービスを提供している世界屈指の企 業です。ドイツポストグループ全体の2010年の売上は 510 億ユーロ、220の国と地域に47 万人以上の従業員を擁しています。 ■ 導入前の課題: ■ URL: http://www.dhl.com/en.html ドイツポストDHL社は、他社がこの分野に多数進出する中にあって、競合他社が手掛ける前 に新しいサービスをリリースする必要がありました。このためには、毎年250億もの企業から の郵便注文を管理するシステムや5,000名以上のオンラインユーザが利用する顧客管理 システム等の間でリアルタイムに情報を交換できるシステムの IT 基盤を投資対効果を十分 に 考 慮 し な が ら 構 築 す る 必 要 が あ り ま し た 。 同 社 は 、 SOA の 実 装 に 向 け 、 Talend Enterprise ESB の採用を検討しました。 ■ 導入効果 ■ Talend選定のポイント: 「ドイツポストDHLは、秘匿性や 信頼性を損なわずに従来の配 達業務からインターネットメディ アへ移行していく必要がありまし た。これを現実的に達成する上 で、新しいIT基盤が必要である ことは疑いようがありません。当 社において新しいビジネスを確 立するためにはこれまでよりも、 いっそうITの活用を重視する必 要があると考えています」 ・ 順次機能拡張が可能 ■ 業種: 物流 ■ 地域: ドイツ André Feld Head of technology management Deutsche Post - 大きなリソースを必要としない、ライトウェイトなエンド・ポイントへの導入が可能 - 予算や技術的環境を考慮しつつ、SOA の適用を順次拡大していくことができる - 高いコストメリットを有し、スモールスタートしつつ、計画的な拡張が可能 ・ 無停止での動的な機能適用が可能 - ランタイム時にコンフィギュレーションを設定可能 - プラグイン方式のアーキテクチャ - SPOF(単一障害点)が無く、高可用性を確保できる ・ スタンダード技術の採用 - 業界標準に基づき、特定のベンダー技術に拘束されることがない - 複数のメッセージングシステムおよびプロトコルを提供 - 既存のソフトウェアおよびハードウェア環境での稼働が可能であった ■ 導入効果: ・ 6,000以上もの通常業務処理、200 以上のミッションクリティカルな業務処理を実装。 ・ Talend Entrerprise ESB を利用したシステムにより、毎年 50 億ユーロもの利益を生み出 していると試算されています。 ・ Talendは、ドイツポストDHL社と 長期利用契約を結ぶなど、その成果が評価されました。 ・ さらに、本ケースは全てのヨーロッパの郵便事業者のリファレンスになっています。 詳しい内容は、[email protected] までお問い合わせ下さい。
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