春日部市市民参加条例 検討市民ワークショップ報告 Cグループ 石川京子、榎本良子、坂木恒次 笹山 隆、萩原 渺、藤井昌三 山口康夫、山﨑 泉、山﨑重喜 日向 誠*、藤﨑英樹*(*:職員) Cグループとワークショップ 8月5日 オリエンテーション 市民参加とは・・・講義受講と討論 8月10日 春日部市の市民参加の現状 (課題や問題点) 8月22日 どのようなまちを目指すのか 市民参加による“市民と行政の変化” 9月1日 A ・・・ 市民参加の対象 B ・・・ 市民参加の方法 C ・・・ 市民と行政それぞれの役割 9月16日 市民発表会 All Rights Reserved,Copyright ©2003,□□□□ Ltd. 1 目 次 1 検討の前に 1-1.春日部市総合振興計画(案) 1-2.突然の市民参加条例 1-3.市民参加条例の背景(国の方針) 1-4.市民参加条例制定の必要性 1-5.求められる市民参加型の自治体 1-6.市民参加条例の役割・意味 2 検討市民ワークショップ 2-1.ワークショップ 検討手順 2-2.グループ別の検討テーマ All Rights Reserved,Copyright ©2003,□□□□ Ltd. 2 目 次 3 Cグループ検討結果報告 3-1.市民主体の春日部市になっていない? 3-2.どのようなまちを目指すのか 3-3.市民・市行政双方の役割 3-4.市民の役割 3-5.市行政の役割 4 条例制定後には市民に責務が!! 5 市民と市行政の新しい関係 All Rights Reserved,Copyright ©2003,□□□□ Ltd. 3 1 -1.春日部市総合振興計画(案) 平成19.8 基本目標6 ふれあいの施策 【コミュニティ】 だれもが参加・交流する市民が主役のまち 6-1 市民と行政が協働しあうまちをつくる 施策6-1-1 参加と協働の推進 市民参加や協働の手法やルールの確立 市民が主体的にまちづくりに関われる環境 市民の自発的参加の機会を提供 市民参加や市民と行政の協働のまちづくり 〔*春日部市総合振興計画(案)〕 4 1 -2.突然の市民参加条例 1、行政(市)から下りてきた市民参加条例 制定せざるをえない状況 外部要因 (国の方針) 2、市民からわき上がった市民参加-条例 市民の意識の向上=いまや社会情勢 *市民の思いが市を通じて実現 *市民の思いの入った条例 5 1 -3.市民参加条例の背景(国の方針) 2000年4月;地方分権推進関連法 (分権一括法) が成立 国は、「もう地方まで手がまわらない」 「地方は自ら生きよ」 地方分権時代は、自治体間競争の時代 〔*牛山教授(明大);講演、他〕 6 1 -4.市民参加条例制定の必要性 地方分権が進み、現在は、 “地域のことは、地域が決定し責任をとる” という 自己決定・自己責任 による 地方分権型の地域経営への変革が必要 そのため、 ①財政力の強化 ②市民参加による行政運営 ③行政だけでなく市民自らがまちづくりに参加する という意識変革 〔*制定基本方針;事務局〕 7 1 -5.求められる市民参加型の自治体 1、地方分権改革の進展 2、住民本位の行政 3、住民意識の成熟 4、財政危機の中のサービス向上の課題 5、住民による行政の補完 8 1 -6.市民参加条例の役割・意味 これまで行われてきた 市民参加の制度や手法を、 条例(*)として、明確化ゆるぎないものに! 市民参加の手法を市民に分かりやすく! *現行は、条例ではなく要綱など 〔*制定基本方針;事務局〕 9 2 -1.ワークショップ 検討手順 1、市民参加の現状と問題点(課題) A,B,C 2、どのようなまちを目指すのか A,B,C ; 市民の変化、行政の変化 3、目指すべきまちになるための解決方法 A ; 市民参加の対象 B ; 市民参加の方法 C ; 市民と行政それぞれのやるべきこと(役割) 10 2 -2.グループ別の検討テーマ Aグループ どのようなこと(対象)に市民参加が必要か Bグループ どのような方法で市民参加するのか Cグループ 市民と行政、それぞれやるべきこと(役割)は何か 11 3 -1.市民主体の春日部市になっていない? 1、市民の参加意識が低い(地域に無関心) 2、市民が主体となった行政になっていない ・市民の意見が市政に反映されていない ・行政の情報提供の不足 ・審議会などの運営に問題 3、市と市民の間に、市民参加の現状認識(評 価)にギャップがある 12 3 -2.どのようなまちを目指すのか “すみやすい春日部市” をつくる 市民の視点に立った まちづくりの実現 安心・安全な社会、明るい社会、男女平等な社会、住みよい社会 13 3 -3.市民・市行政双方の役割 目指す姿に向けて、市民も市側も努力する 市民と行政の距離・感覚を縮める 【目指すべき姿 = 春日部市の将来像】 市民の視点に立ったまちづくりの実現 【市民参加による行政の変化】 【市民参加による市民の変化】 行政は、 市民の意向を考慮しながら 施策を推進する 市民は、 真剣に自分のものとして 市政を考えるようになる 14 3 -4.市民の役割 ① 1、市民参加は、できることから参加、行動する 市政への関心を高め、問題意識を持つ 2、日常生活の協力体制 ・個人で解決できないものは地域で解決する ・地域の一員としての自覚をもつ ・身の回りの問題解決方法 (個人・家庭>地域>市行政の順で解決) ・市民の自治意識の醸成には、日常生活での 協力体制が必要 15 3 -4.市民の役割 ② 3、住民同士の連係を深める ・自治会(地域組織)の活性化 一番身近な自治会を活用し、情報を密にする 自治会に新しい息吹を入れる 参加意識の向上には、自治会組織の確立と 組織率の向上が重要 ・地域横断組織 地域横断グループの活用と応援 (テーマ別、目的別グループ) 多様な考え・多様な価値観の市民の連係 16 3 -4.市民の役割 ③ 4、個々の意見の尊重 市民参加は、他の市民や市行政から強制的されて 行うものでなく、あくまで市民の自主性に基づいて行 うことが重要 *新・旧住民、お互いの意見を尊重する 5、行動と発言に責任をもつ ・公共および市全体の利益を考える ・発言するだけでなく、施策などの途中および結果 にも注視する 17 3 -4.市民の役割 《まとめ》 “まちづくり”における 市民自らの立場を自覚して、 市政に関心を持ち、 主体的、積極的、 民主的に、 市民参加する 18 3 -5.市行政の役割 ① 1、十分な情報提供とわかりやすい説明 (情報提供不足への対応) 情報公開;情報提供の工夫(広報手段の多様化) 常に早い段階で情報公開 説明責任;危機感を市民と共有できるように 情報をわかりやすく説明する 行政は問題のある所へ出向く努力 市民意見に対する結果の公表制度 19 All Rights Reserved,Copyright(C) 2003、,Hitachi Systems & Services,Ltd 3 -5.市行政の役割 ② 2、市民意向の把握に努める ・市民とのホットライン、総合窓口を設ける ・予算編成前に考えを説明して、意見を聴 く場をつくる ・市民の意見をよく聴いて、過半数の賛成 をえて事業化 3、職員の意識改革 ・市民を知るための現場主義を 徹底する 20 3 -5.市行政の役割 ③ 4、市民参加を推進する ・市行政と市民の間を取り持つ第3者機関をおき、 双方の立場から市民参加を推進していく仕組み ・市民と職員で構成する市民会議を設けて、 自主的に課題を検討し市行政へ提言できる仕組み ・市民がまちづくりの課題を学習、向上できる場を作る ・市民活動をコーディネートする仕組み ・参加意欲を持った人材(市民)の起用・活用のため、 人材発掘・有効活用する仕組み ・子ども(児童・生徒)のまちづくり意識を高める 21 3 -5.市行政の役割 《まとめ》 市民が市政について考え行動するために、 *十分な情報提供とわかりやすい説明を行う *また、市政運営における市民参加の機会を 積極的に提供し、 市民の意向を的確に把握し、 施策に反映する 22 4 条例制定後には市民に責務が!! *市民と市行政とは、対等の立場に立ち 市民の役割、市行政の役割を相互に理 解し、 尊重することとともに、情報を共 有する *市民は、市行政(市経営)を 応分に担うことを、自覚することが 責務になる 23 5 市民と市行政の新しい関係 24 春日部市市民参加条例 検討市民ワークショップ報告 お問い合わせ Cグループ一同
© Copyright 2024 ExpyDoc