2014.12.27 研究会員・詐欺被害者の声 27 Voice of researchers and sufferers of swindle by Hitz No.27 これらは責任のとれない立場からの生の声を記録したものですので,誤解などあるかも知 れません.それを承知でお読みください. Outline of contents of the series: Major business model of Hitz (Hitachi Zosen Corporation; Meaning of "Zosen" is "shipbuilding") is now swindling properties of other company by trick and systematically divided roles such as gentleman and threatening "yakuza." However, as reported in voice No.19, the Supreme Court of Japan gave in Oct. 2012 a decision unanimously that unfair division of company to wealthy part and debt part is illegal as Hits did. Their notorious situation is reported in mass media widely from the beginning of 2014. As a result, their stock price fell down after publication of the article. Then, HZ decided to close HZCM in 2015 stolen from NBL. エヌビイエル(株)の偽装倒産から3年経過,大阪地検特捜部への告発状受理(刑事)および 大阪地裁への民事訴訟から1年ほど経った.年の終わりに,この 1 年を振り返ってみる. ● 2014 年の始まり 1 月 1 日は産経新聞 の1面トップの記事で始まった(図 1) . 内容を以下に記す: エヌビイエル(株)の価値は 10 億円 以上あったにも関わらず,もともとは 事業協力先だったエヌビイエルに送 り込まれた HZ 側新経営陣が,金目の ものを抜き取って新設した日立造船 コンポジットマテリアル(HZCP)の 株を HZ に安価(6000 万円)で売り 払い,エヌビイエルに損害を与えた. 図 1. 2014 年 1 月 1 日の産経新聞一面トップ 旧経営陣はこれを大阪地検特捜部に刑事告発し, 受理された. ネットでは前日からニュースとして流れていた が,これは“メディア時差”とでもいうべきもの である. ● その後行われた民事裁判提訴を含め,事件が主要 図2 事 2014 年初頭主要新聞記 各紙(図 2) ,テレビニュース(図 3) ,ネットニュース(図 4),ネット上での専門家に よる違法抜け殻会社分割等(下記)が報道された. http://blogos.com/article/77480/ http://kabu.nsjournal.jp/rensai/15832.html http://kabu.nsjournal.jp/rensai/16354.html http://yj0403.hatenablog.com/entry/2014/01/17/165057 http://ivory.ap.teacup.com/kaikeinews/6530.html ● これらの報道を契機として, 世間の認知が進み,週間東洋 経済 2014.2.1;図 5)に分か りやすい解説記事が出た.そ の内容概略を以下に記す: 「HZ は破産申し立て直前に 行った約 5 億円の代位弁済 のうち 16%しか回収できて いないことになる.しかも 1.5 億円を投じたエヌビイエ 図 3. 2014 年初頭のテレビニュース「日立造船に 損害賠償提訴」 ル株は,破産で紙くずになっ た.」と,HZ が主導する破 産・乗っ取り劇の馬脚を暴い ている.なお,この代位弁済 は乗っ取りに必要な手段で あったが,もとの連帯保証人 Dr. Nishino の保証は外して いないにも関わらず,HZ は 自己の信用を傘に金融機関 を言いくるめて Dr. Nishino にはこっそりと行った.これ 自体不当であるが,某金融機 関は言い逃れで逃げ回って いる. さらに白日になったおま 図 4. 2014 年初頭のネットニュース けは,某政策金融機関は催告 通知書(期限の利益喪失が生じたことを確認する法的手続き)を期限前に出すという手 違いを犯している.HZ の負債 2 重取も含めて,詳細は,西野義則編著・グローバル経 営学会刊「ガレージベンチャー食われる日 本」に記載. ● マスコミ記事,とりわけ咀嚼後の丁寧な週刊 解説記事(2 月 1 日号)後,日立造船の株価 は急速に下落(図6) .しかし,1年を経て, 株価はじわじわ回復している傾向ではある. ● 乗っ取って名前を付け替えた HZCM におけ る生産中止決定に伴い,温泉管ユーザらは旧 経営陣が経営する NBL インターナショナル (株)への仕入先変更など,落ち着くべき体 制に移行が進んでいる. ● 裁判は月1回のペースで開かれているが,エ ヌビイエルと HZ の二股利益相反森田弁護士 図 5. 週間東洋経済 2014.2.1 が,相変わらずヤク ザ論理・無理論理を 述べるのみで,天下 国家を論じる場で はなく,日本の特 異・天才的な技術開 発の足を引っ張る HZ 論理を展開して いる.しかしながら, 証拠書類等から, 図 6. 年初にマスコミに晒された結果の 2014 年日立造船株価 HZ 論理は行き詰っ ている. ● 青色発光ダイオードは1兆円の市場でノーベル賞と言われているが,Dr. Nishino の遠 心成形法による FRP 管は鉄鋼各社のシームレス管に置き換わることで,それ以上の可 能性を持っている.また,Dr. Nishino は主要各社に水素集積のための FRP 機構の設計 技術の提供経験を持つ.当該遠心成形法による FRP 管は自動車用 800 気圧水素タンク にも転用でき,従来の外巻繊維強化法に比べ強く,かつ水素漏洩防止処理が簡単で大量 生産に向き,大きく発展の可能性を秘めている.
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