ドイツ・アマチュアオーケストラ連盟(BDLO)主催 「シンフォニー

ドイツ・アマチュアオーケストラ連盟(BDLO)主催
「シンフォニーオーケストラと弦楽オーケストラのためのワークショップ」
参加者募集要項[2015年1月11日(日)締切]
ドイツ連邦共和国の「アマチュアオーケストラ連盟(以下BDLOと略)」は、約600団体を抱
え、90年近い伝統を誇る連盟です。1995年に締結された日独両連盟の友好協定に基づき、毎年ド
イツの連休「精霊降臨祭」(移動祝祭日)に開催される「オーケストラ・ワークショップ」には、日
本のJAOの弦楽器奏者が10名招待されることになっています。
次回2015年ワークショップは、バイエルン州ハンメルブルクにて、2015年5月22日(金)から
26日(火)まで2つの部門に分かれて行われます。つきましては、下記の要領で参加者を募集い
たしますので、ご希望の方は2015年1月11日(日)までにお申し込みください。
Ⅰ 応募資格
①(公社)日本アマチュアオーケストラ連盟(JAO)加盟団体の団員で、開催地までご自身で
行ける方(現地集合・現地解散、JAO担当者は同行いたしません)
② 所属団体の承認がある方
Ⅱ 開催日程
・ 開始:2015年5月22日(金)夕食(18時)までにチェックイン
・ 公開コンサート:2015年5月25日(月)16:00開演
・ チェックアウト:2015年5月26日(火)朝食後 解散
*ワークショップ自体は月曜の公開コンサートをもって終了します。
Ⅲ 会場(練習と宿泊)
・ 会場:ドイツ連邦共和国 バイエルン州ハンメルブルク音楽アカデミー
・ 住所:Am Schlossberg D-97762 Hammelburg, GERMANY
フランクフルト空港駅あるいはミュンヒェン中央駅からヴュルツブルク方面へ、
ドイツ鉄道を2,3回乗り継ぎ、約3時間~3時間半
・ 英語の説明:http://en.wikipedia.org/wiki/Hammelburg
*チェロとコントラバスは現地で貸与可能です(弓はご持参ください)
*譜面台もご持参ください。
Ⅳ 募集定員:
10名(弦楽器奏者)
1
Ⅴ 招待内容:
JAOの参加者には、参加費、宿泊費(4泊分 ツインルーム)期間中の食費が無料招待さ
れます。宿泊施設はBDLO事務局が手配します。
*ただしワークショップ開始日4週間前よりあとのキャンセルの場合には、参加費(195ユー
ロ)の50~80%分が請求されます。
Ⅵ 研修曲目:2つの部門にわかれます
① シンフォニーオーケストラ部門 (練習はドイツ語)
指揮:リダ・ムルタダ
曲目:ブルックナー 交響曲第6番 A-dur(WAB106)
② 弦楽オーケストラ部門 (練習は英語)
指揮:リスト・ヨースト
曲目:H.エラー(Heiko Eller 1887-1979)
弦楽合奏のための5つの小品
E.S.テューア(Erkki-Sven Tüür 1959-) Passion,Illusion from the cycle „Show“
J.ターム(Jonas Tarm 1994-) 弦楽のための協奏曲(2013年)より
Ⅶ 申し込み方法
*申し込み前に必ず所属団体(代表)から承認を得てください!
・ 締め切り:2015年1月11日(日)24時まで 下記宛先にメールでお願いします。
・ 宛
先: [email protected]
穴山朝子(アンサンブル・グリューネ)
*件名を「BDLO参加申込み」とし、以下の情報を明記してお送りください。
① 氏名(漢字と、パスポートと同じローマ字名)
② 性別
③ 生年月日
④ 所属団体
⑤ 希望部門(シンフォニーオーケストラ または 弦楽オーケストラ)
⑥ 希望楽器
⑦ 住所
⑧ 電話番号(緊急の場合の連絡先)
⑨ E-mail アドレス(譜面を送付できるもの)
⑩ これまでBDLO事業への参加年、参加地、参加回数
⑪ その他(連絡に際して考慮すべきこと等)
*申し込み先は個人のアドレスです。トラブル等の可能性もあるため、申し込み後1週間以
上経っても返信がない場合はJAO事務局宛に同じ内容のメールをお送りください。
メールでの連絡が不可能な方は、JAO事務局にファクスや電話で直接お問い合わせくださ
い。
2
*譜面はドイツの事務局から3月ごろ直接メール送付されます。メールでの受信が困難な方
は事前にお知らせください。
*BDLOが手配する宿舎を希望しない方は、英語か独語で現地の観光局等に個人で直接申し
込んでいただくことになります。(その場合の宿泊費は自己負担となります)
Ⅷ その他の注意事項:
*参加希望者が10名を超えた場合は、これまでの参加回数などを考慮しJAO事務局にて選考
いたします。選考にもれた方はキャンセルがでた場合の待機要員とさせていただきます。
この選考に関するいかなるお問い合わせにも、事務局はお答えできないものとします。
*定員に満たなかった場合、BDLO事務局の決定により、一部門のみに一本化される場合が
あります。また希望パートに関し、BDLOの都合で変更をお願いすることがあります。
希望が重なった場合についてはJAO事務局で決定いたしますので、ご了承ください。
*旅行中の病気、事故、事件、盗難、遅延などのトラブルに関しては、BDLO、JAOとも保
障いたしかねます。あらかじめ個人で旅行損害保険等に加入しておかれることをお勧めい
たします。
*両国のアマオケ連盟ワークショップへの招待は、日独両連盟の国際交流事業の一環として
行われます。参加される皆様には本事業の趣旨をよくご理解ください。また参加年にかか
わらず、今後JAOの全国アマチュアオーケストラフェスティバル等国際交流にご協力いた
だければ幸いです。
*ドイツは比較的英語の通じやすい国といわれます。練習中のコミュニケーションの様子に
ついては参考として、JAOホームページの参加者の体験談がご覧になれます。また疑問点
などはお気軽に穴山までお問い合わせください。
これまでの参加報告
http://www.jao.or.jp/kokusai/
Ⅸ 指導者紹介
シンフォニーオーケストラ指揮:リダ・ムルタダ Rida Murtada
1975年ドイツ、二―ダーザクセン州生まれ。当初ヴァイオリンを学び、コンクールでいくつか
の成果を上げた後、15歳で指揮者デビュー。C.Haas, M,Fischer- Dieskau, B.v.Rohden等に指揮
と室内楽を師事、1995年から現在までヨルダンのアンマンにあるNMC交響楽団を指揮、また
2000年にはアラブ系指揮者としてはじめて、イスラエルのテル・アヴィヴで演奏し反響を呼ぶ。
その後、ブレーメン芸術大学でオペラの指導を担当、2003年からハンブルクのハイドン・オー
ケストラの芸術監督を務めるほか、オルデンブルク大学でも指揮を教える。彼のもう一つのライ
フワークは現代音楽であり、テル・アヴィヴのアクアリウス・アンサンブルをはじめ、各地の団
体と多くの作品の初演、録音を行っている。
http://haydn-orchester.de/index.php?id=dirigent_rida_murtada
3
弦楽オーケストラ指揮:リスト・ヨースト Risto Joost
エストニアの音楽アカデミーで指揮と合唱指揮、声楽を学び、その後ウィーンで研鑽を積む。
2008年ストックホルム王立音楽大学、ヨルマ・パヌラの指導下で修士号を取得。
2007年からエストニア国立歌劇場指揮者、2011年よりオランダ室内合唱団音楽監督、2013年
秋からタリン室内管弦楽団の音楽監督を務める。特にエストニア出身の作曲家の作品演奏では定
評があり、他にもリトアニア、ベルギー、オランダ、ドイツ等各国のオーケストラやアンサンブ
ルを指揮している。
2012年にはフィンランドの第5回ヨルマ・パヌラ国際コンクールで第2位受賞。
http://www.ristojoost.com/
コンサートマスター:フリーデリケ・ヘス・ギャニオン Friederike Hess-Gagnon
1982年シュトゥットガルト生まれ、デトモルトとハンブルク音楽大学で、室内楽、ヴァイオリ
ンを学ぶ。2006年よりシュトゥットガルトのバッハコレギウムのメンバーとして活動するほか、
エッセン・フィルハーモニー管弦楽団奏者も務め、また弦楽四重奏奏者としても活躍している。
コンサートマスター:アルブレヒト・ヴィンター Albrecht Winter
1970年ベルリン近郊生まれ、ライプツィヒ音大で学び、1992年在学中に国際バッハコンクー
ルで入賞、母校で助手として教鞭をとる。1997年からゲヴァントハウスの首席奏者として活動、
その後ケルン音大ヴッパータール校の教授。古楽及びサロン音楽やバッハ演奏に造詣が深く、
2004年からはライプツィヒの「新コレギウム・ムジクム」代表として活動している。
ヴァイオリン:ビルギッタ・ヴィンネン Birgitta Winnen
ドルトムントで学ぶ。弦楽四重奏と多くのアンサンブルのメンバーとして活躍するほか、ボン
で教鞭をとる。
ヴィオラ:ディートマー・ハルマン Prof.Dietmar Hallmann
ライプツィヒ音大名誉教授、ゲヴァントハウス管弦楽団の首席ヴィオラ奏者、及びゲヴァント
ハウス・カルテットのメンバーとして長く活躍しまた教育者としても実績をあげている。
チェロ:シュテファン・ヴュンシュ Stephan Wünsch
ライプツィヒ音大で学び、ツヴィッカウのオーケストラで活動、その後ライプツィヒのオペラ
/コメディ劇場に移籍、室内楽奏者としても国内外の多くの室内アンサンブルに出演している
コントラバス:アンドレアス・フレミング Andreas Flemming
ベルリン音大でP.クラウスに学ぶ。現在はティロル交響楽団のコントラバス奏者の傍ら、現代
音楽の分野で活躍しており2001年からは、ティロル新音楽アンサンブルのメンバーでもある。
4
木管:ルーカス・モイリ Lukas Meuli
ミュンヒェンとデトモルトの音楽大学および音楽アカデミーで学び、現在はニュルンベルクを
拠点にフリー奏者として活動中。教育活動にも携わっている。
金管:クリスティアン・ペーターセン Christian Petersen
ベルリン音大にてクルト・パルムに師事、ベルリン室内交響楽団とライプツィヒ室内オーケス
トラのソロホルニストとして出演。
またベルリンの各音楽学校でも教鞭をとっている。
以上
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