(平成23年度)(PDF:427KB)

松本市域の温室効果ガス排出量について
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松本市域における温室効果ガス排出量の目標値
《中期目標》
2030 年度における温室効果ガス排出量を 30%削減(2007 年度比)
《長期目標》
2050 年度における温室効果ガス排出量を 60%削減(2007 年度比)
※計画策定時に数値の把握可能な最新の年度である 2007 年度を基準年としました。
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松本市における温室効果ガス排出量について
2,500,000
基準年より約26万t-CO2
削減し、12.9%減となりま
した
t-CO2
2,019,375
2,019,375
2,000,000
1,886,911
1,813,001
1,929,782
1,838,859
1,918,251
1,759,480
1,758,050
1,687,279
基準年度比
30%削減
(△605,813)
1,500,000
1,413,562
1,000,000
500,000
0
2007年度
基準年度
(基準年)
2008年度
2009年度
2010年度
2030年度
2011年度
(目標年)
各年度の排出係数を用いた値
基準年度の排出係数を用いた値
2011 年度の温室効果ガスの排出量は、1,758,050t となり基準年(2007 年度)に比べ 12.9%の減
となりました。前年(2010)と比較すると 70,771t 増加しましたが、これは、2011 年度の電気の排
出係数※が大きくなったためで、基準年度の排出係数を用い比較すると 1,918,251t から
1,759,480t と減っており、電気使用量等の活動量は減っています。
活動量
排出量
※
=
電気使用量、生産量、
使用量、焼却量、な
ど、排出活動の規模
を表す量
排出係数
×
活動量あたりの排出
量
×
温暖化係数
CO2 を 1 とした場合の、
各温室効果ガスの係数
(例:メタンの場合 21)
電気の場合の排出係数は、電気の供給 1kWh あたりどれだけの CO2 を排出しているかを示す数
値で、その年の火力発電や原子力発電などの発電量の割合によって、毎年数値が異なります。
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部門別温室効果ガス排出量について
ほとんどの部門で排出量は下がっていますが、「廃棄物・排水」部門については増加していま
す。これは、焼却時に CO2 を多く排出するプラスチックの割合が多くなったためです。
4
「家庭」で発生する温室効果ガスについて
⑴ 温室効果ガスの発生割合「家庭」で使用するエネルギーの種類別温室効果ガスの発生割合は
電気の割合が最も多く、次いで灯油、ガスとなっており、基準年から変化はありません。
⑵
一世帯あたりの排出量
年度
2007(基準年)
2011
排出量(家庭部門)
328,095t-CO 2
302,118t-CO 2
世帯数
91,287世帯
(228,190人)
98,346世帯
(243,439人)
3.4t-CO 2
3.1t-CO 2
( )内は人口
一世帯当り
基準年である 2007 年度の一世帯当たりの排出量は 3.4 トンですが、2011 年度は 3.1 トンと
なり、0.3 トン(8.8%)減少しました。