ー=-~ ~彊昨司E司ヨ・ー・ 7 G aシンチグラフィが診断に有用であった心膜原発の悪性リンパ腫の一例 日 松野慎介、金山雄 、桑原秀雄 大 西 誠 紫 、丸岡敬幸器、山田節子ヘ宮武亜紀子終 れた 。 ' L 、臓以外に異常な集積像は認められなか はじめに 稀な疾患である心脱原発と思われる悪性')ン Ga-ci t r a t e パ脆の症例を経験し 、その診断過程で白7 を用いた腫務ンンチグラフィが有用であったの で報告する 。 L 、膜原発の腿揚で、 った 。以上 の 検 査 結果よ り' primaryc a r d i a c Iymphomaが強く疑われたため、 保定診断及び治療を兼ねて ' L 疲ドレナージ術を 施行した。 ' L 、 喪ドレナージで約 lリットルの血性排液があ り、p 仰 λ 3 泊a 叩 1 と哩われる 、結合性に乏しく、核異型著明で E つ N( C比の 7 J Jい腫蕩細胞を認めた 。臆場細胞の 0陰性、 CDI9、初、 表面マ ーカーはCD3,4、8、 1 症例 0 歳女性。主訴は i 宮 崎 止 、呼吸困難、 顔 患者は 8 面浮胞である 。既往歴は 55歳時に也、不全、脳血 栓 、76歳時に脳梗塞、以降脳梗塞後遺症 、顔面 神経痘鍛で近医にて治療を Lていた 。現病歴は 2月下 日に顔面浮腫を指摘され、同月 下 平成 9年 1 広欧 出 現。 同月 下 旬 には附嶋 、呼 日食欲不様 、l 吸困脱出現したため 、平成 10年 1月初旬に当院内 科に紹介入院となった 。 1 市野に小水泡音を聴取し 、軽度 入院時、岡下1 の頚静脈怒張を認めた 。表在 リンパ節や 肝牌脹 は削I知しなかった 。入院時血液生化学検査では 、 LDH、CRI に 可溶性 I L 2r e c e pt e rの高値を認め、 LDH分間にして LDH) の上昇を認めた 。胸部単純 HLA-DR陽性であり、 k : ' n o %の細胞で CD30が│ 場 性 で あ っ た 。 以 上 の 結 果より primarycardiac l ymphomaで 原 発 性心膜悪性リンパ胞と診断し た。 治療はまずンスプラチンとステロイド剤の心 腔 内 投 与 が 試 み ら れ た が 、効 果 が 見 ら れ ず 、 左1 1 ¥街に腫傍の皮膚浸潤病変が出現した 。その ため 、全身化学療法として CHOP療世を施行し たところ 、LDH値の低下及び心不全症状の改善 を認めた 。 x k~~ 写真(図 1 ) では、心拡大、Hilí うっ血、胸水を 考察 認め、 ' L 、 エコ ( 図 2)では著明な心嚢水の貯留を 認めたが、 {>W内に腫傷ははっきりしなかった 。 以上より心不全の治療を施行したが、症状が悪 化したため、精査目的で c r&びRI 検査を施行 Lた。 胸部単純 CT検査 ( 図 3) で 、 胸水、 'L'l!l~くの著 明な貯留があり、右 ' L 、 室前方の,し、脱腔に腫抱様 ' L 、脱悪性リンパ胞には原発性と続発性がある 。 L 、膜悪性リンパ艇は pnm町 c a吋1配 lymphoma 原発性' の一部分症できわめて析である 。 " その prtmary 土原発性心臓臆携の 1 .3%にすぎ c a r d i a clymphoma! ないと報告されている 九 原発性心眼悪性リンパ 腫は 心不 全 、心タン ポナーデで発症し、急速に 進行する 。特徴的な検査所見は LDHの高値であ り、心電図での低電位 、心筋浸潤を伴う場合は ブロァクがみられる 。胸部単純 X線写真では著 病変がみられた 。 ~i 隔リンパ節の』重大は認めら 三 回 L ' l!l水貯 明な也、拡大がみられ 、心エコー検査で ' 留 、心肢の不主主な肥厚がみられ到、“Gaンンチグ 企主 図1 入院時胸部単純X線写真正画像 i 屯宮総合病院 妥 同 l l l 1 ' ! l l I白温 図2 心エコー図 肱射線科 内科 翠 れなかった 。 LDH、可溶性 I L2r e c e p t er が高値で あり 、悪性リンパ胞の可能性があるため、 “Ga c l t r at eを用いた腫傍シンチグラフィを施行 Lた。 Pl a n a d卓( 図 4) で心臓に集積1設を認め、 S PECTf~ ( 図5)でそ の集積は心j i C.f腔の所々に限局して見ら 8- n. 園 理l 直通同 国 民 晶 画 四E温 四 回 目 ・ 咽 圃 酎E岨 民 間 抽 ラフイで I ;t.l.、 に拠 'i ; \. Jt fi~ を恕めることが多い 。 症例の大部分の病理組織は di f f us ea g 自由 I v eI y p e のB 細胞リンパ腿である 九 鏡別診断と Lて、他 の~J: 性 Jj,n 協 の,し、 脱転移 、 結核性や 訓 閣性 、 リウ マチ性等の心膜炎が挙げられる 。 このうち心眼 炎は“Gaンンチグラフィでぴまん性に集積するの で鑑別 が可 能 である 。 こ の椛 例 において 、 ~7Ga シ ンチグラフィなしの画像では腫癒の存在診断は 不可能であった 。 L、膜原発のみならず也、臓の悲 Gaンンチグラフイ 性 リンパ胞が疑われる 場合、・7 は病変部{ 立を明瞭に描 出でき、且つ帥定診断す るのに右用な検査となり得ると考える 。 参考文献 り l )Nag ! l 旬 y 町 η 可 Y m 1 η p ヲ h 印 o m: lp r es 目 c 叩 川 n 1 刊" 川 1 川 1 n g¥V刷1 1 巾 hp e 口 r s に c a r 吋 d i 凶 aI c l T u 凶 s 剖 山1 旧 o 凹 問 凹 n 】a 叩 J 1 ( 叶 d 口 C‘ a げr d 出“ l 叫 t叩 ‘ am por 叫 1 d c .J 伊1 Ci r 叩cJ5 4.:1 15 8 1 1 6 4 1 9 9 0 1i s l e rj rHA,e la . 1Tumor so fI hec 山 d i o 2) Mc Al v a s c ul a rs y st e m.AFI PWas h i ng t onOc .pp99-100, 1 9 7 8 3 )期田宗文ほか 心佼襲を主体とし . L 、臓原発と 内 川 】 1 < 考えられた悪也 ' )ンパ胞の 一例 呼 吸 と 循 環 4 3: 7 13 -71 61 9 95 守 特発性心 1 耳炎として 1 0 年間経 L 、 都!点、発悪性リン パ腿の 過制禦中に発症した . 4)西野奨 ーほか : 1 8 7 4 18 76, 1 9 9 6 一例 最 新 医 学 51 事事 図3 胸 部 単 純C T A N T 図4 .' " G aシンチデラフィ 図5 . P O S T P l a n a r 像 l G aシンチヴラフィ SPEC T 繊断憧 i I 9- 演題 N o .2 テク ニカ ル デ タ 1 使用製剤 記入 者 金 山 雄一 ) ク工ン酸ヵ・リウム 6 7 C a 注射液 ω GB q よと ⑪ 1 11 投与量 投与法 @ (施設名滝宮総合病院 .i . a. C a p p. O ・i nh 2 使用機器 カメラ 東芝 社製 コンビュ ー タ 東芝 社製 コリメ ー タ α . H E G C A 7 2 0日A / D I G C A 7 2 0 0A lDI 巨〉・ 凶 ・ 1 1 2 3 - A(G)P . αV 'HS . SL. 他( 3 撮像 ・デー タ収集開始時間 I Dと 7 2 投与桂 9 6 秒分姪 秒 分 時間 I D 秒 ・分 時 間 秒 ・分 延 秒 ー分 ・時間 秒 ・分 時 間 4 撮像 ーデー タ収集法 a) STATIC 撮像方向 ( 図 4, 0N T)<eosi う L-LAT'R-LAT' LAO ( ) • V er 他 ( RAO ( 1 2 0 0 5 プリセット ・カウント プリセット ・タイム k c ou nt -@) s e c ( 図 5, c) SPECT 工 収集(回転方向 )64 《 X64P G 2 8 三×1 2 a 8〉 g -( 収集マトリクス 256X2 5 6・ 、 × 1s t e p 4 0 帯 何度ごと d u a lheadなので 1 8 0・で OK) をP 吸収補正 前処理フィルタ 1 再構成フィノレタ 後処理フィルタ 2 表示マトリクス スライス厚数 作成方向 フィノレム (方法 あり ( f i l t e r 名 安 D(fi1ter名 なし 告2)(日 ter~ 窓 後処理フィルタ 1 あり なL をP 前処理フィルタ 2 3 0 あり ( f i l t er 名 あり (filter~ step(方向) f a c t or: 9点スムシンr Sheep&Logan 画 而 辺三B >1却 X128 . 256x2日 × 1 2 pixel/sliceX 胴 I p i x e lX s li c e 《 三>< z 三 > < r 工P・他 ( サイズ ポラ 大四切 (カラ ー ・ モ ノ ) 2 く ラー プリン 第 28回 D 山陽犠医学カンファレンス 5 2
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