平成26年度 首都大学東京大学院都市環境科学研究科 都市システム科学域 選抜試験(冬季) 博士前期課程(外国人特別選抜) 科目 <筆答試問> 時間 12:30~14:30 注意事項: ①問題の選択にあたっては、最初のページの冒頭の説明をよく読んで解答しなさい。 ②解答は、配布された解答用紙に行うこと。不足した場合は、手を上げて申し出てください。 ③その他、監督者の指示に従うこと。 受験番号 氏名 以下の設問(設問1~3)の中から1問を選択して答えなさい。 設問1 基礎自治体レベルでのガバナンスを国際比較した場合、各国間では法制度や組織慣行さらには政治文化の違い等から、そこに深く関与する 諸組織はそれぞれ特有の構造や特徴を持つ。基礎自治体に所属する、或いは、基礎自治体(その下位単位を含む)の領域内で活動する以下の 組織から 2 つ以上を選択し、日本とあなた自身の出身国での特徴を相互に比較しつつ論じなさい。 (1)行政官僚組織(公務員組織) (2)Quango(Quasi-Autonomous Non-Governmental Organization)組織 (3)地方議会組織(代議制機関) (4)町内会・自治会組織(地縁組織) 設問2 「災害弱者」に関し,次の 4 点について回答しなさい。 ① 災害弱者」の意味を 150 字程度で述べよ。 ② 「災害弱者」として想定される人を例示せよ。 ③ ②で例示した人の災害時行動の特徴を述べよ。その際、「災害弱者」でない人との相違点について触れること。 ④ ②で例示した人に対し,一般の災害時避難所で取るべき対策について論ぜよ. 設問3 都市内にある施設の位置を、直交座標平面(xy平面)上の点として考えよう。2つの施設A、Bの位置が、(xA, yA)、(xB, yB)と表さ れるとする。このとき、異なる「距離」の測り方をした以下の(1)、(2)それぞれの場合について、2つの施設から等距離にある点の軌 跡を求めなさい。 (1)任意の2点(x1, y1)、(x2, y2)の間の距離を、直線距離、 x1 x2 y1 y2 2 2 で測る場合。 (2)任意の2点(x1, y1)、(x2, y2)の間の距離を、マンハッタン距離、 x x 1 で測る場合。 2 y y 1 2
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