t V V0 −V0 x 0 2a v a 0 a/v 2a/v 3a/v a L = µ0n2Sℓ L = (1.26 × 10 -6

No.10 復習問題の略解
問 1 左図のように辺が a の直角二等辺三角形の導線が一定の速度 v で xy 面内を x 軸方向に運動
している。領域 0 < x < 2a には z 軸向きの磁束密度 B の一様な磁場がある。三角形の右の
角が x = 0 に達した時刻を t = 0 とする。導線に生じる起電力 V と時間 t の関係をグラフと
して下図右に記入せよ。
(z 軸から見て反時計回りを正の起電力とする。)グラフで V0 は,最
大および最小の起電力の大きさである。
V
V0
B
⊙
v
a
t
0
a
a/v
2a/v
3a/v
x
0
2a
−V0
問 2 断面が直径 1cm の円形で,長さ 20cm,巻き数が 100 回の空芯ソレノイドの自己インダクタ
ンスはいくらか。
L = µ0 n2 Sℓ
の式を使用する。直径が 1cm なので半径は 0.5 × 10−2 m, それから 20cm=0.2 m を忘れな
いように。
L = (1.26 × 10−6 ) × (100/0.2)2 × (π(0.5 × 10−2 )2 ) × 0.2 = 4.9 × 10−6 H