ETS Series 機種選定 STEP-1 可搬質量の確認 STEP-2 タクトタイムの確認 取付姿勢と搬送速度により可搬質量が変わります。 選定表(巻頭1、2ページ)及び各機種の仕様表(1、2ページ)を参照し、サイズとリードを選定します。 選定した製品でタクトタイムを下記例に従い、算出し、必要なタクトに合うか確認します。 各機種の仕様表(1、2ページ)及びお客様にて選定したモータから回転速度、回転加減速度を選定します。 速度 mm/s 加速域 定速域 減速域 実効速度:Vb 加速度 a 設定値 到達速度:Vmax 定速時間 Tc 減速時間 Td 位置決め時間 T 加速距離 Sa 定速距離 Sc 減速距離 Sd 単位 V mm/s 設定加速度 a mm/s2 設定減速度 d mm/s2 S mm 到達速度 Vmax mm/s 備 考 =(2×a×d×S/(a+d))1/2 実効速度 Vb mm/s 加速時間 Ta s VとVmax小さい方 =Vb/a 減速時間 Td s =Vb/d 定速時間 Tc s =Sc/Vb 時間 sec 加速距離 Sa mm =(a×Ta2)/2 減速距離 Sd mm =(d×Td2)/2 位置 mm 定速距離 Sc mm =S-(Sa+Sd) 位置決め時間 T s =Ta+Tc+Td 移動距離 S STEP-3 記号 移動距離 減速度 d 計算値 加速時間 Ta 内 容 設定速度 ・仕様以上の速度で使用しないでください。 ・加速時間・減速時間による加速度・減速度の設定は、 設定速度とストロークにより変わります。 ・加減速度とストロークによっては、台形速度波形が 形成できない(設定速度に到達しない)場合があります。 Vmaxと設定速度で比較をしてください。 許容モーメントの確認 以下の例に従い、設定する加速度、減速度(m/s2)で許容モーメント以下であることと、オーバーハング量を確 認してください。 動作時の許容モーメントの確認 動作時に許容モーメント以下であること(下式を満たすこと)を確認します。 MT= W MR MP MY + + + <1 Wmax MRmax MPmax MYmax MT:モーメントの合成(1より小さいこと) W:垂直加重 MR:ローリングモーメント MP:ピッチングモーメント MY:ヨーイングモーメント Wmax:許容荷重 MR(max)、MP(max)、MY(max):動的許容モーメントは35ページ~38ページを参照ください。 33
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