心ぱい、ル ,で"ダ1風空ブ'ク,, 横浜市 立梅林小学校 T E L 0 4 5 -フ 7 3 0 3 4 1 F A X 0 4 5 フ 7 2 4862 みんなで創った運動会 校長市村千明 9月27日、台風一過の秋空の下、創立55周年記念の運動会が行われました。 私にとっては三十数回目の運動会。しかし、梅林小ではもちろん初めての運動会。 「梅林小の運動会、どんな運動会になるんだろうか・・」 勤めて三年目から、本格的に体育の研究を始めて、体育主任として運動会の企画・立案をするなど、 中心にな つて関わってきた者にとって運動会という行事は、それ以外の行事とは違った思い入れがあります。 毎年、朝練に向かう早朝の道で、ほのかににおうキンモクセイの花の香り。私にとっては、キンモクセイ=運 動会です。そして、空を見上げると、朝焼けに染まるうろこ雲など、運動会という言葉を聞くと、五感の全てが 即座に反応するほど思い出がたくさんあります。 ご家庭でも運動会という行事は、ちょっと位置づけが違うのではないでしょうか。子どもは本能的に体を動か すことが大好きですから、運動を通して自己表現することが得意です。結果・出来映えはどぅあれ、走って、演 技して、競技して・・動きたいという欲求を満たします。そういうときに、その子の本質を見ることが出来る と信じて疑いません。それが、私が体育の研究を続けてきた大きな原動力ともなっているのです。 さて、運動会の感想です。演技以外の感想を書いてみたいと思います。閉会式の時にお話ししたことと重複す るところもあるかも知れません。とにかく、梅林小学校の子どもは、行進が上手です。4月の一番最初の朝会の 行進を見て、びっくりして、おなじく異動してきた乱畊交長先牛と顔を見合わせてしまいました。これは、・朝一 タに出来ることではなく、毎週の朝会の時の行進で、先生方が粘り強く指導してきた賜かと思います。また、そ うぃう指導につぃてきた子どもたちも素晴らしいと思います。皆さんには見慣れた光景かも知れませんが、これ はすごいことなんですよ。誇らしいことです。 運動会の練習は、夏休み明けから本格的に始まりました。朝練の鼓笛隊は、夏休み中も練習していました。応 援団の練習もりレーの練習も中休み・昼休みを利用して行われました。休み時間はもちろん子どもにとっては休 憩時問。思い思いに過ごすのですが、関係する子どもたちは、運動会の前だけは、そういう時間はありません。 そんな事情もすべて受け入れて、熱心に練習を続けました。その成果は、見ていただいた通りです。 全校練習2回、予行練習 1回も整然と行われ、この3 回でほぼ形が整いました。予行練習では教室の椅子を持 ち出して、本番さながらの形で行うのですが、練習が終わった後、なんと 6年生が教室から持参した雑巾で、1 年生の椅子の脚を拭いてあげるんです。毎年のことなのかも知れませんが、今年初めて見た者にとっては、6年 生の献身的な姿はとても新鮮でした。これが伝統となって引き継がれ、拭いてもらった 1年生が6年生になって、 当たり前のように 1年生の椅子の脚を拭いてあげるのでしょうね。とっても素敵な光景でした。 鼓笛隊のパレードも素敵でした。楽器を演奏しながら、決められたフォーメーションを演じることの難しさは、 やってみないと分かりません。私も中学生の時にはブラスバンドクラブに入っていましたから、よくわかります。 それにしても、3 人のドラムメジャーの指導を根気強く指導してくださった安藤様、ほんとうにありがとうござ いました。 この日まで、子どもたちのユンディション作りを心力丸ナて、学校に送り出してくださったおうちの方々、ポス ター掲示等でお世話になった地域の方々、一緒に運動会の運営に力を貸してくださった PTA 役員の方々、準備 や片づけ、見回りをしてくださったおやじの会の方々。他にも裏方さんは大勢います。皆様の協力がなければ、 あんなに素晴らしい運動会を実施することは出来ませんでした。本当にお世話になりました。ありがとうござい ました。
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