資料 3-6 設計・建設規格及び材料規格の技術評価に関する検討チーム 第3回会合での日本機械学会への説明依頼事項への回答 (材料規格分) <SFVQ1B 材の登録> 【質問】 ○SFVQ1B の Su 値は保守的な値となる(SA508 Grade3 Class2 の)ASME 規格値を用いること としています。一方で、375℃における SFVQ1B の Su 値は実測値が存在しておらず、かつ、 400℃における Su 値の試験データが ASME 規格値に対し保守的でないことから、375℃の Su 値として 350℃と 400℃における試験データの最小値の平均から算出した値を採用して います。350℃と 400℃における試験データの最小値の平均値は、必ずしも保守的な値と は言えないのではないでしょうか。保守的であれば、少なくとも、375℃の Su 値として 350℃の ASME 規格値と 400 度における試験データの最小値の平均から算出すべきと考えま すが、いかがでしょうか。(資料3-1 6.参照) 【回答】 資料1-4『発電用原子力設備規格 材料規格(2012 年版)JSME S NJ1-2012「規格の概 要について」』P.34 主要変更点 6:SFVQ1B 材の採用 2. 変更内容に記載の以下の文章は適切 ではありませんでした。 ・研究等で取得した材料データと ASME の規格値(Su、Sy)との比較を実施。375℃におけ る Su は 350℃と 400℃の最小値から補間。それ以外の Su 値と Sy 値は保守的な ASME 規 格値を採用。(Su 値は 1/1.1 を乗じる) 正確には、 ・研究等で取得した材料データと ASME の規格値(Su、Sy)との比較を実施。375℃におけ る Su は 350℃と 400℃の最小値から補間。それ以外の Su 値と Sy 値は保守的な ASME 規 格値を採用。(Su 値は 1/1.1 を乗じる) 1
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