? 2014 年 SJ 8・9 月号 SJクイズ [ 問題編 ] Q 1 平成 25 年の自転車乗用中の交通事故死傷者数を年齢層別 にみると、最も多いのは次のうちどの年齢層でしょう? ① 15 歳以下 ② 16 〜 24 歳 ③ 40 〜 49 歳 ④ 65 歳以上 Q 2 中学生年代にあたる 13 〜 15 歳の交通事故死傷者数は 1 万 5579 人(平成 25 年)ですが、このうち自転車乗用 中に死傷した割合は何 % でしょう? ①約 33% ②約 44% ③約 55% ④約 66% Q 3 平成 25 年の自転車関連事 故件数(自転車が第 1 当事 者又は第 2 当事者となった 交通事故件数)は 10 年前 と 比 べ 66% 減 少 し ま し た が、対歩行者の事故件数は 10 年前と比べ、どのような 状況でしょう? ①減少した ②ほぼ変わっていない ③増加した 【使用上の注意】 ●営利目的での利用はおやめください ●内容の無断転載、無断改変、一部抜粋しての利用はおやめください ●その他、使用に関するご質問はお問い合わせください 本田技研工業(株)安全運転普及本部 TEL: 03(5412)1736 ⓒ本田技研工業(株) ? 数 3000 2000 2014 年 SJ 8・9 月号 SJ クイズ 1000 0 [ 解答 ・ 解説編 ] (人) 8000 7000 6000 死傷者数 5000 4000 3000 2000 1000 0 歩行中 Q 自転車乗用中 1 解答 ② 16 〜 24 歳 二輪車同乗中 <解説> 自動車同乗中 その他 歩行中 40.5% 自転車乗用中の交通事故死傷者数(12 万 529 人)を年齢層別にみると、最も多いの は 16 〜 24 歳(22.0%)で、次いで 65 歳 以上(18.2%) 、15 歳以下(17.9%)と続 く。16 〜 24 歳のうちの 7 割近くは、高校 生年代にあたる 16 〜 19 歳である。自転車 乗用中の交通事故死傷者数を低減させるため には、若年層への更なる自転車教育の充実が 必要である。 Q 2 解答 65歳以上 18.2% 60∼64歳 5.2% 15歳以下 17.8% 16∼24歳 22.0% 50∼59歳 8.4% 16∼19歳 14.5% 20∼24歳 7.5% 40∼49歳 11.0% 30∼39歳 11.1% 25∼29歳 6.3% ●自転車乗用中の年齢層別死傷者数(平成 25 年中・構成率) ④約 66% その他 0.2% <解説> 平成 25 年の 13 〜 15 歳の交通事故死傷者 数は 1 万 5579 人のうち自転車乗用中に死 傷したのは 1 万 210 人と 65.5% を占める。 年齢別での自転車乗用中の割合は 13 歳の 60.9% から年齢が上がるごとに増加し、15 歳では 72.4% となっている。このように、 自転車乗用中に事故に遭う割合が高いのが中 学生年代の特徴といえるだろう。中学生年代 は通学での利用など自転車に乗る機会が増え るので、中学校入学段階から継続的な自転車 教育を学校や地域が行っていくことが重要で ある。 Q 3 解答 歩行中 8.8% 自動車乗車中 24.6% 二輪車乗車中 0.9% 自転車乗用中 65.5% ● 13 〜 15 歳の状態別死傷者数(平成 25 年・構成率) ③増加した <解説> 平成 25 年の自転車関連事故件数のうち、自転車対歩行者の事故件数 2605 件と前年より減少しているものの、 10 年前(平成 15 年・2276 件)と比べると 1.14 倍増加した。自転車は車両として位置づけられているので、 自転車利用者もドライバーやライダーと同じように歩行者保護に努めなければならない。特に歩道を走行する 時は、歩行者が優先であることを忘れず、通行を妨げたり、脅威とならないよう速度を控えて走行するなど、 思いやりの心を持って運転することが大切である。 ※文中のデータ、グラフの出典は警察庁資料 【使用上の注意】 ●営利目的での利用はおやめください ●内容の無断転載、無断改変、一部抜粋しての利用はおやめください ●その他、使用に関するご質問はお問い合わせください 本田技研工業(株)安全運転普及本部 TEL: 03(5412)1736 ⓒ本田技研工業(株)
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