交通事故の現状と要因 写真)交通事故 素材集-交通安全 「police of 九州」 写真)交通事故 「police of 九州」より 交通事故の現状 長所 くるま社会 短所 行動範囲の広域化 交通事故の増加 物流の広域化 環境問題の発生 死亡者数→約7,000人 交通事故の現状 負傷者数→約120万人 特 若者(16歳~24歳) 自動車・二輪車乗車中 徴 高齢者(65歳以上) 歩行中 高校生と交通事故 歩行中→被害者 自転車→被害者(加害者 ) 免許取得→加害者にもなりえる 二輪車→16歳以上 自動車→18歳以上 具体的事故例 交通事故の要因 ①主体要因 運転者の行動や規範を守る意識 (スピード違反・睡眠不足・急ぐ気持ちなど) ②環境要因 天候・道路状況 (視界が悪い・急なカーブなど) ③車両要因 車両の特性 (整備不良・後方視界の悪い構造など) 練習問題 以上で本日の授業は終了です。 あなたの自転車乗車マナーは 大丈夫ですか? 加害者にも被害者にもならないようにしよう。 次の文を読み、事故の要因として考えられる ことを3つの要因に分けてみよう。 深夜11時頃、黄色の点滅信号を右折しようとした原動機 付き自転車が、交差点通過直後、停車中のトラックに衝突し、 運転していた18歳の高校生が頭を強く打って即死した。こ の高校生は友人宅から帰宅を急ぐ途中であり、交差点もス ピードをゆるめず右折し、急ブレーキをかけたが間に合わな かった。当時、道路は雨で濡れていた。 ①主体要因 急ぐ気持ち・交差点での徐行や安全確認なし ②環境要因 トラックの違法駐車・ぬれた路面 ③車両要因 転倒しやすい二輪車 自転車加害事故例 交通安全教育No.365,日本交通安全普及協会による 事故の概要 加害者(男子高校生16歳)は、雨の日に傘をさしながら自 転車で進行中、左路地から出てきた被害者(主婦65歳)の 自転車に気づかず衝突。被害者は衝突による転倒で頭部を 強打し、脳挫傷となり、3ヶ月後に病院で死亡。 加害者の責任 被害者側は推定1,000万円以上の賠償金を請求。示談 の際に雨の中の傘さし運転と交差点での安全確認を怠った ことが加害者の過失とされたが、被害者もまた交差点での 安全確認を怠ったことが過失とみなされ、賠償金額は800 万円。
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