? 2014 年 SJ 10・11 月号 SJクイズ [ 問題編 ] Q 1 平成 25 年の高齢者(65 歳 以上)の交通事故負傷者数 を状態別にみると、最も多 いのは自動車乗車中ですが、 その割合は約何%でしょう? ①約 35% ②約 45% ③約 55% ④約 65% Q 2 平成 16 〜 25 年の全人身事故件数に占める四輪運転者 (第 1 当事者・特殊車、ミニカーを除く)の運転操作不適事 故の割合を年齢層別にみると、最も高いのは次のどの年 齢層でしょう? ①24歳以下 ②25〜34歳 ③65〜74歳 ④75歳以上 Q 3 75 歳以上の四輪運転者の運転操作不適事故で不適の形態 が最も多いは次のうちどれでしょう? ①ハンドル操作不適 ②ペダル踏み間違い ③ブレーキ操作不適 【使用上の注意】 ●営利目的での利用はおやめください ●内容の無断転載、無断改変、一部抜粋しての利用はおやめください ●その他、使用に関するご質問はお問い合わせください 本田技研工業(株)安全運転普及本部 TEL: 03(5412)1736 ⓒ本田技研工業(株) ? 傷者数 4000 3000 2014 年 SJ 10・11 月号 2000 SJ クイズ 1000 0 [ 解答 ・ 解説編 ] (人) 8000 7000 6000 死傷者数 5000 4000 3000 2000 1000 0 Q 歩行中 1 解答 その他 0.2% ③約 55% 自転車乗用中 <解説> 二輪車同乗中 歩行中 16.3% 自動車同乗中 歩行中 40.5% 平成 25 年の高齢者(65 歳以上)の交通事故負傷 者数を状態別にみると、最も多いのは自動車乗車 中で 54.7%を占めている。まず、高齢ドライバー は加齢による身体機能の変化を自覚しておくこと が大切だ。そして、見落としや判断の遅れを防ぐ ため、スピードを落とし、首や頭を動かして安全 確認を行うなど、身体機能の変化を補うことを意 識して運転する必要がある。また、高齢者をクル マに同乗させる時は万一の時の被害を軽減するた めに、ドライバーは助手席はもちろん後部座席で もシートベルトの着用を促してほしい。 その他 Q 2 解答 自動車乗車中 54.7% 自転車乗用中 19.4% 原付乗車中 7.8% 自動二輪乗車中 1.6% ●高齢者(65 歳以上)の状態別交通事故負傷者数 (平成 25 年中・構成率) ※出典:警察庁資料 ④ 75 歳以上 操作不適事故割合(%)=操作不適事故件数÷全人身事故×100 10 <解説> 操作不適事故割合︵%︶ 平成 16 ~ 25 年の全人身事故件数における四輪 運転者(第 1 当事者・特殊車、ミニカーを除く) の操作不適事故の割合を年齢層別にみると、最も 高いのは 75 歳以上の高齢者で、次に高いのが 24 歳以下の若者である。75 歳以上、24 歳以下、い ずれも操作不適事故割合が 9%を超えており、他 の年齢層よりも事故を起こしやすいといえる。 8 2.2 6 3.5 1.2 2.1 0 ペダル踏み間違い ハンドル操作不適 2.3 1.8 1.6 1.7 1.7 2.9 2.9 2.9 0.6 1.0 0.7 1.0 0.9 2.8 4 2 1.8 その他の操作不適 ブレーキ操作不適 3.1 0.7 1.2 1.0 2.5 3.1 1.6 1.2 1.9 24歳以下 25∼34歳 35∼44歳 45∼54歳 55∼64歳 65∼74歳 75歳以上 ●年齢層別の操作不適事故割合(平成 16 ~ 25 年・構成率) ※出典:「イタルダインフォメーション No.107」 Q 3 解答 ②ペダル踏み間違い <解説> 75 歳以上の操作不適事故割合を形態別にみると、最も割合が高いのはペダル踏み間違いである。これは他の 年齢層の 2 ~ 5 倍になっている(Q2 グラフ参照)。また、ペダル踏み間違い事故の割合を道路形状別にみる と「道路以外の場所」 (高速道路のサービスエリア、店舗の駐車場、広場など)が最も高い。高齢ドライバー は駐車場などで発進や後退をする際、ペダルやシフトレバーの位置をよく確認してから操作を行うことが事故 防止につながる。 ※出典:「イタルダインフォメーション No.107」 【使用上の注意】 ●営利目的での利用はおやめください ●内容の無断転載、無断改変、一部抜粋しての利用はおやめください ●その他、使用に関するご質問はお問い合わせください 本田技研工業(株)安全運転普及本部 TEL: 03(5412)1736 ⓒ本田技研工業(株)
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